現地でくばられているチラシ。現在は公開捜査に切り替わっている
「実親さんからも『今回の(虐待疑惑の)記事は事実と異なり、不愉快に思っている。実親みんなで当該里親さんを支えていこう』という言葉を頂き、当該里親に厚い信頼を寄せていることを確信しています。
当該里親のもとに現在いる留学生たちは、制度を継続している方々で、もし虐待を受けているなら市教委や学校に相談しているはずです。留学生や実親から虐待の訴えは何もありません」(壱岐市教育委員会の担当者)
NEWSポストセブンが、里親Aさん本人に話を聞いたところ、日常的に体罰を与えていたようなことは「ありません」と断言。ただ、隼都さんに手を上げたことや、“台風の中で外で子どもたちを正座させた”という報道については認める部分もあった。
「隼都くんは中3のときに不安定な状態になり、『自殺したい』とまで言い出したので、『そんなことを言うな』と両肩をつかみビンタしたことが一度だけあります。
台風の中で子どもたちを叱ったのも事実ですが、正座ではなく、あぐらをかいて輪になって話したというか……。スマホの使い方に関することで、うちの実子も一緒に叱りました。こういった日頃の様子や、叱ったという話は実親さんたちにも報告しています」
里親Aさんは現在、警察や児童相談所から聞き取りを受けているという。