芸能

鈴木京香の代役に決定した若村麻由美、20年ぶり地上波ドラマ主演の裏に「遺産放棄」と「盟友・天海祐希」

若村麻由美が鈴木京香の代役として、20年ぶりの地上波に出る、背景

若村麻由美が鈴木京香の代役として、20年ぶりの地上波に出る、背景

 大女優の危機に代役を務めることが決まったのは、「無名塾」出身のベテラン女優・若村麻由美(56才)。世間を騒がせた亡き夫との関係や30年来の親友の存在、そして彼女が20年ぶりの地上波主演となる“この役”を引き受けた理由とは──。

 自分自身に「当て書き」された脚本で、主演で一人二役という難役を務めるはずだった鈴木京香(54才)。しかし、クランクインした矢先に彼女を病魔が襲う。予期せぬ事態にドラマは制作中止の危機に見舞われたが、ここで救いの手を差し伸べたのは同世代の演技派女優だった。

 7月スタートのドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)で、京香が演じるはずだったのは、ひょんなことから大物女優の替え玉に抜擢される平凡な主婦という役柄。

「撮影初日の夜に京香さんが体調不良を訴え、2日後には降板が決定しました。現場は大混乱で、脚本の内容を変更し、代役を立てずに放送するという案も検討されました。

 しかし、療養中の京香さんから『素晴らしい脚本を変えてしまうのは本当に申し訳ない。私のことは気にせず、代役を探してほしい』と制作陣に要望があり、代役を立てて撮影する方針が決定したのです」(フジテレビ関係者)

 とはいえ、代役探しは難行した。綱渡りのスケジュールのうえ、木村佳乃(47才)ら共演陣とのバランスにも配慮が必要だったためだ。

「アラフィフでも、京香さんと同じく50代をということで、調整が進められました。稲森いずみさん(51才)や高島礼子さん(58才)、若村麻由美さんの名前が挙がり、奇跡的にスケジュールが調整できた若村さんが代役に決まったと聞いています」(前出・フジテレビ関係者)

 若村の地上波ドラマ主演は『夜桜お染』(フジテレビ系)以来、20年ぶりとなる。

 若村が女優を志したのは高校3年生のとき。たまたま、仲代達矢(90才)が主宰する「無名塾」の公演を見たことがきっかけだった。

「舞台に感銘を受けた若村さんは、そのまま『無名塾』の入塾試験に応募。130倍超の難関を突破して、演劇の道に飛び込んだのです。まだ養成期間だった3年目の1987年に、NHK連続テレビ小説『はっさい先生』でドラマデビュー。その後は役の幅を広げ、女優としてのキャリアを着実に重ねていきました」(テレビ局関係者)

渡辺謙の不倫相手と法廷で名指し

 だが、結婚がそんな彼女のイメージを大きく変える。

「2004年2月に会見を開いた若村さんは、前年の9月に岡山県に本拠を置く宗教団体『釈尊会』の教祖・小野兼弘氏(当時51才)と入籍していたことを発表したのです。

 若村さんよりも14才年上で、体重150kgを超える巨漢だった小野氏のインパクトは大きく、2度の離婚歴があることや政財界の華麗な人脈も相まって“女優と怪僧”の組み合わせは大きな注目を浴びました。しかも、ひとりで会見に臨んだ若村さんは、『プロポーズはお釈迦様の前です』『私のことを私以上に理解してくれる人に出会った』『婚約指輪は、小野さんのお心よりは小さなダイヤです』などと、終始、夫となった小野氏を持ち上げ続けたのです」(芸能関係者)

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン