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【娘に食事ナシで下剤の鬼母】34歳の縄田佳純容疑者 近隣と引き離すために「子供をわざと遠くの小学校に通わす」一方で「若い男が高級車で通っていた」

送検される縄田容疑者(共同通信フォト)

送検される縄田容疑者(共同通信フォト)

 当時8歳の娘に食事を与えず低血糖症にして入院させ、共済金などをだまし取った疑いで大阪府大東市のパート従業員・縄田佳純容疑者(34)が逮捕された事件。縄田容疑者の娘は2018年から2023年2月にかけ、低血糖症による体調不良の症状で43回もの入退院を繰り返していて、縄田容疑者は共済金や保険金など約570万円を不正に受給していた疑惑が持たれている。

「今年2月の入院中に娘が縄田容疑者からの電話で『食うなよ。寝とけ』などと言われていることに病院側が気付き、事件が発覚。縄田容疑者は娘の血糖値を下げさせるために、成人用の下剤を服用させていた。また、入院前の2日間は梅の駄菓子3つ、計93キロカロリーしか食べさせておらず、学校も休ませ給食を食べさせないようにしていた」(全国紙社会部記者)

 縄田容疑者の住むアパートはJR片町線住道駅から徒歩25分ほどの距離の住宅街にある。入居しているのはほとんどがファミリー層だ。

「縄田容疑者が引っ越してきたのは2021年の春頃だと記憶しています。“母子家庭だから、お婆ちゃんに預けて私は働いているんです”と言っていたので、娘さんの姿が見えなくても違和感を覚えたことが無かった。最近みいひんな、ってくらいで。報道では(縄田容疑者の部屋から)怒鳴り声が聞こえたという証言もありましたが、私は全く聞いたことがなくて。ほかの部屋もファミリー層が多いので騒ぎ声や怒る声などの大きな音が響くんですが、(縄田容疑者の部屋から)聞いた記憶がない。大人しい一家だったという記憶です。だから、事件については本当に驚いています」(近隣住民)

 娘への虐待を隠すためか、縄田容疑者は娘を近隣から“隔離”させることに腐心していた様子が窺える。縄田容疑者の知人はこう語る。

「娘さんはこのアパートがある学区の小学校に通っていなかったんです。市内の別の小学校に通っていた。縄田容疑者は“祖母のところに娘の籍を置いているから”という説明をしていました。この2つの小学校は徒歩10分ほどの距離しか離れておらず、おかしいのがアパートから娘さんが通っていた小学校まで徒歩15分くらいで着くのに必ず縄田容疑者がわざわざ車で送り迎えをしていた。送り迎え以外で娘さんを見かけたことはない」

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