男性5・女性2の比率から生まれるハーモニーが特徴的だ
──共作の中でも西澤さんのつくり出す音がわかるのは、メンバーだからこそ…ですね。
金谷「はい! 翔に関しては、出会った頃の最初のイメージが“世間のシャイ代表”っていう感じだったんですね(笑い)」
西本茉生「世間代表って、広く出たな(笑い)」
全員「あはは」
金谷「今回、翔が書いた『Hallelujah』の歌詞を見ていると世の中のことについて歌っているのかなって感じる部分があって、視野が広がったのかな…という思いがありました」
小池竜暉「質問じゃなかったね(笑い)」
金谷「はい(笑い)。質問は…そうですね。自分の周りや、世の中がどういう風になればいいと思って書いたのかなって。普段、あまり口では言わない思いとか込められているの…?」
雨宮翔「この楽曲は、ちょっと窮屈で自分のやりたいことができない世の中から、1歩踏み出したい…というのをテーマにして書いて。最終的には、自分の未来は自分でしか描けないし、自分自身が突き詰めないと答えは出ないと思うから、歌詞の中でその答えを出しているわけではないんだよね。だから、どういう世の中になったらいい…というよりは、自分たちがこういう世界にしたい、こんな自分になりたいということを考える力が必要なんじゃないかな…と。何かに頼ることも大事だけど、最終的には自分がすべてだと思うから、いろいろなことを経験していく中で、これが自分のやりたかったことなんだ…ということを見つけよう!という歌詞です」
金谷「素晴らしい!」
──これでセルフプロデュース曲の秘話は、全曲コンプリートしました! ちなみに、“シャイ代表”だった雨宮さんの現在のシャイ具合は…?(笑い)
金谷「シャイを通り越して、なんか逆になっちゃいました(笑い)」
──逆になっちゃったの?
金谷「はい。シャイの逆の言葉って、なんだろう?」
小池「陽」
金谷「陽か!」
雨宮「いや、陽にはなってないよ…」
金谷「“陽風”になりました」
増子敦貴「陽風!?(笑い)」
金谷「陰か陽かでいったら、陽。でも完全な陽ではないから、“陽風”(笑い)」
全員「あはは」
撮影/黒石あみ
(第5回に続く)