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パリ五輪代表入りが期待される体操・宮田笙子、メダル獲得のカギは「ユニフォーム」と「メイク」 関係者が気にする“演技前のルーティーン”

メイクもばっちり

メイクもばっちり映えている宮田笙子(時事通信フォト)

 村上茉愛、寺本明日香の2人が引退した女子体操界で新女王と注目されているのが、宮田笙子(19、順天堂大)だ。2022年の世界選手権で代表入りしたばかりの新星だが、4月の全日本選手権で2位に大差をつけ初優勝。

「天性の脚力、柔軟性を持っています。兄の影響で4歳から体操を始め、中学時代には体操関係者の間では知られた存在でしたが、精神面が課題だった。なかなか大舞台で結果が残せなかったが、体操の名門・鯖江高(福井)に進み、アテネ五輪金メダリストの冨田洋之を指導した田野辺満監督の下で心身ともに成長した。母親も福井に引っ越して宮田の私生活をサポートしたことも大きいでしょう」(スポーツ紙アマチュアスポーツ担当)

 5月のNHK杯の結果で5人の代表が決まるが、協会関係者は「日本女子体操界初の五輪金メダルもおかしくない」と鼻息が荒い。どうしても大舞台での経験が少ないため精神面を懸念する関係者も多いようだが、宮田なりのルーティーンがあるという。

「宮田はユニフォームにこだわりがあって、ラインカラーを変えたり、ラインストーンをつけるなど細かいセミオーダーを加える。メイクもユニフォームごとに細かく変えています。メイクのノリがよくて、“映えている”と気持ちよく演技に入れるそうです。そんなこともあって、関係者は大会のたびに宮田の化粧ノリを気にしています(笑)」(同前)

※週刊ポスト2024年5月17・24日号

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