GENICの雨宮翔がミュージカル『経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。』(8月16日~25日、新宿LIVE)で、舞台初出演にして初主演を務める。秋にはミュージカル『燃ゆる暗闇にて』への出演も決定していて、役者として躍進中。初舞台を控えたいまの心境はもちろん、作品タイトルのキーワードからさまざまな”経験“にまつわるテーマトークで素顔に接近! (全5回の1回)
──初舞台でミュージカルに主演されますが、いまの心境はいかがですか?
素直に嬉しい気持ちです。GENICとしてのグループ活動以外に、1人でお仕事をさせていただく機会はなかなかなかったので緊張はしているんですけど。いまは、作品を創っていく楽しみのほうが上回っています。
──もともと演技には興味がありましたか?
そうですね。演技をやりたいということは、ずっと話していて、レッスンも受けていたんです。だから、ようやく役者としての一歩を踏み出せるんだ…という気持ちですね。
──では、このミュージカルのお話がきたときは、驚きというよりも喜びの方が大きかった…?
そうですね!
──今回の作品はミュージカルなので、歌、ダンス、お芝居と3つの要素が求められると思います。ご自身の中で、得意な順位を決めるなら…?
現状の順位となると、ダンス→歌→演技です。演技の経験はほとんどないので、いまは圧倒的に経験が足りないと思うんです。だから、経験を増やして成長しないといけないな…と思っています。ダンスや歌も同じですけど、経験値があることで舞台での表現が広がるので。
──舞台では、どんなところに注目してもらいたいですか?
ぼくが演じる加島龍斗というキャラクターは、ちょっとぼく自身に似ているところがあるんです。でも、舞台を観て頂くときにはぼくという存在がよぎることなく、龍斗として観て頂けたら嬉しいいですね。この作品は、学生たちの心情や甘酸っぱい青春や恋愛がリアルに描かれているところが素敵! キュンとするポイントが散りばめられていて、さまざまな光景が繰り広げられていくので、楽しんでいただけると思います。
──主演というところで、緊張感はありますか?
初主演なのでしっかりしなくては…というプレッシャーは多少なりともあるんですけど、でも自分にしか出せない表現が絶対にあると思うんです。不安なことも出てくると思うけど、それも楽しみたいですね。
──いちばんの不安は何でしょう…?
セリフが飛んだらどうしよう…。歌っているときも、たまに歌詞が飛んでしまうことってあるので。