国内
【北海道・男子大学生死亡】

《江別・大学生集団暴行》「“イキり”で有名」「教師とケンカして退学」情状酌量の余地なしと判断…少年らのリーダーだった18歳の男が“グレた理由”  浮かび上がる主犯格らとの共通項「弱そうな人や歳下ばかり狙って…」

北海道江別市で起きた集団暴行致死事件で、札幌家裁は川口侑斗被告(18)を主犯格と認めた

北海道江別市で起きた集団暴行致死事件で、札幌家裁は川口侑斗被告(18)を主犯格と認めた

 2024年10月26日早朝、北海道江別市の公園で、当時大学生だった長谷知哉さん(20=当時)が男女6人から集団暴行を受け死亡した事件。これまで犯行の主なきっかけは長谷さんと八木原亜麻被告(20)の交際トラブルということがわかっており、八木原被告とその友人の川村葉音被告(20)が同年12月、強盗致死罪などで起訴されていた。

 事件からまもなく3ヶ月。札幌地検は1月15日、事件に関わった川口侑斗被告(18)と滝澤海裕被告(18)、16歳と17歳の少年ら4人を強盗致死などの罪で起訴した。大手紙社会部記者が解説する。

「1月6日と7日に札幌家庭裁判所は川口被告らの少年審判を行い、成人と同様の手続きによる刑事裁判を受けさせる検察官送致(逆送)が妥当と判断。これを受けて札幌地検は15日、八木原、川村被告と共謀して犯行に及んだとして、少年らを強盗致死罪や詐欺罪などで起訴すると決めました。同時に改正少年法において『特定少年』の年齢にあたる川口被告、滝澤被告に関しては実名も公表されています」

 今回の事件において札幌家裁の梶川匡志裁判長は少年らの暴行について「無抵抗だった被害者に対し、長時間かつ執拗になされた相当強いもの」と説明している。なかでも川口被告については、率先して犯行を主導した主犯格と認め、「(動機は)身勝手かつ、酌むべき点はない」と強調したのだった。

関連記事

トピックス

プロハンドボールリーグ・リーグH(エイチ)で「アースフレンズBM東京」の選手兼監督を務める宮崎大輔(時事通信フォト)
《交際女性とのトラブル騒動から5年》ハンドボール元日本の宮崎大輔が「極秘再婚の意外なお相手」試合会場に同伴でチームをサポートする献身姿
NEWSポストセブン
芸能界から引退を表明した中居正広
《中居正広引退騒動を過熱させたSNS社会》タレントたちの「中居さんはいい人」主張も誹謗中傷の材料に 加害者にならないためにどうすべきか
NEWSポストセブン
2月5日、小島瑠璃子(31)が自身のインスタグラムを更新し、夫の死を伝えた(時事通信フォト)
小島瑠璃子(31)夫の訃報前に“母子2人きり帰省”の目撃談「ここ最近は赤ちゃんを連れて一人で…」「以前は夫婦揃って頻繁に帰省していた」
NEWSポストセブン
ファンから心配の声が相次ぐジャスティン・ビーバー(Xより)
《ジャスティン・ビーバー(30)衝撃の激変》「まるで40代」「彼からのSOSでは」“地獄の性的パーティー”で逮捕の大物プロデューサーが引き金か
NEWSポストセブン
2月4日、小島瑠璃子の夫で実業家の小島功太さんが自宅マンションの一室で亡くなった。
《実業家の夫が緊急搬送され死亡》小島瑠璃子、周囲に「芸能の仕事はしていない。いまは会社員として働いている」と説明していた 育児・夫・自分の仕事…抱えていた悩み
女性セブン
都内で映画の撮影に臨んでいた女優の天海祐希
天海祐希主演『緊急取調室』が10月クールに連ドラで復活 猿之助事件で公開延期になった映画版『THE FINAL』も再始動、水面下で再製作が進行
女性セブン
本誌インタビューでも叔父・朝青龍への本音を語っていた
横綱昇進・豊昇龍の素顔 親方は「素直でいい子ですよ。暴力とかは全くないからね」、叔父・朝青龍と距離を置く時期もあった
週刊ポスト
400勝投手の金田さん(左)も、吉田さん(右)には苦手意識があったという
追悼・吉田義男さん 400勝投手・金田正一さんも「あのチビだけは手こずった」「バットを持ってしゃがむから、ストライクになりゃせん」と苦手意識を嬉しそうに語っていた
NEWSポストセブン
事故発生から1週間が経過した現在も救出活動が続いている(写真/共同通信社)
【八潮・道路陥没事故】74才トラック運転手の素顔は“孫家族と暮らす寡黙な仕事人”「2人のひ孫の手を引いてしょっちゅう散歩していました」幸せな大家族の無念
女性セブン
亀梨和也
亀梨和也がKAT-TUNを脱退へ 中丸と上田でグループ継続するか話し合い中、田中みな実との電撃婚の可能性も 
女性セブン
水原問題について語った井川氏
ギャンブルで106億円“溶かした”大王製紙前会長・井川意高が分析する水原一平被告(40)が囚われた“ひりひり感”「手をつけちゃいけないカネで賭けてからがスタート」【量刑言い渡し前の提言】
NEWSポストセブン
ボブスタイルにイメチェンされた佳子さま(時事通信フォト)
「ボブスタイルに大胆イメチェン」「ご両親との距離感」に垣間見える佳子さま(30)の“ストレスフリーな一人暮らし生活”
週刊ポスト