国際情報

《女性バックパッカー(28)殺害事件》「裸の遺体がビーチで発見」「性的暴行を受けたあと殺害された」有罪判決まで8年もかかった“インド司法の闇”

アイルランド出身のダニエル・マクラフリンさんが滞在先のインドで殺害されてから8年が経過(Facebookより)

アイルランド出身のダニエル・マクラフリンさんが滞在先のインドで殺害されてから8年が経過(Facebookより)

「すべての友達、そして家族のみんな、私の居場所を特別なものにしてくれて、いつも気にしてくれてありがとう。とても感謝しているし、私は最高に幸福な人間です。新たな冒険に出発します」──Facebookにそう書き記し、インド南部・ゴア州へと向かったアイルランド出身の女性バックパッカー、ダニエル・マクラフリンさん(28=当時)が、同州のビーチにて遺体で発見された。

 全国紙国際部記者が解説する。

「マクラフリンさんは衣服を身につけていない状態で亡くなっているのが発見されました。検死の結果、性的暴行を受けたあとで首を絞められ、殺害されたと判明。被害者の特定を遅らせる目的からか、ボトルで顔を殴打されてもいました。

 逮捕されたのはインド人男性ヴィカット・バカット被告。旅行者を狙った現地人による残忍な犯行は、英・BBCなどの国外メディアでも報道され、世界に衝撃を与えました」

 この衝撃的な事件が起きたのは現地時間2017年3月14日。そして事件発生から8年──現地時間2025年2月14日、バカット被告にようやく有罪判決が下された。3日後の2月17日には終身刑が宣告され、1つの凄惨な事件にようやく決着がついた。

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主演の中井貴一と小泉今日子
今春最大の話題作『最後から二番目の恋』最終話で見届けたい3つの着地点 “続・続・続編”の可能性は? 
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
中世史研究者の本郷恵子氏(本人提供)
【「愛子天皇」の誕生を願う有識者が提言】中世史研究者・本郷恵子氏「旧皇族男子の養子案は女性皇族の“使い捨て”につながる」
週刊ポスト
混み合う通勤通学電車(イメージ)
《“前リュック論争”だけじゃない》ラッシュの電車内で本当に迷惑な人たち 扉付近で動かない「狛犬ポジション」、「肩や肘にかけたままのトートバッグ」
NEWSポストセブン
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
妻とは2015年に結婚した国分太一
《セクハラに該当する行為》TOKIO・国分太一、元テレビ局員の年下妻への“裏切り”「調子に乗るなと言ってくれる」存在
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン