丸ごと使って手間なくカンタン「間違いないチーピーホイル焼き」
【つくり方】
ヘタをとって縦半分に切り込みを入れたピーマン(種も含めて丸ごと2個)に、やわらかくしたクリームチーズ( 1 ピースずつ)を挟み、オリーブオイル(少々)をかけてホイルで包みトースターで焼く(230℃で15分ほど)。しんなりしたら完成! 仕上げにかつお節、だししょうゆをかける。
チーピーホイル焼き
ピーマンは丸ごと焼くのが最高!種まで食べられる
ピーマンを丸ごと焼くと、甘みがぐっと引き立ってつまみに最高! グリルやフライパンで皮が少し焦げるくらいまで焼けば、ジューシーでたまらないおいしさ。もちろん、種ごと全部食べられます。
種がそのままだと手間いらずで楽チン。焼くとやわらかくなって苦味も気にならず、一緒に味わえるのがいいところ。しかも、ピーマンはビタミンCやEが豊富で、抗酸化作用があって疲れにも効くといわれており、種にもその栄養が残っているんです。
ビタミンCは加熱で少し減るけど、丸ごと食べれば無駄なく摂れるし、食物繊維もあって酒飲みの腸にやさしい。シンプルなのに栄養満点で、さりげなく主役を張れるつまみです!
食欲がなくても箸がすすむ「サラサラッといけるサバ缶冷や汁」
【つくり方】
みそ(大さじ1 )、水(100~150mL)、すりごま(大さじ1 )、おろししょうが(少々)、氷( 2 ~ 3 個)をよく混ぜ、ほぐして水切りしたサバ缶( 1 缶)、崩して水切りした豆腐(150g)、スライスきゅうり(1/2本)、きざみ大葉( 2 枚)、ちぎった梅干し( 1 ~ 2 個)を入れる。
サバ缶冷や汁
暑い日に頼れるアレンジ自在の「冷や汁」
夏場の朝や昼によく食べるのが「冷や汁」。アレンジ自在で毎日飽きないし、二日酔いの朝にも頼れる。冷たくてサラサラッと食べられるから胃が疲れていてもスルッと入るし、みその栄養が疲れた体を元気にしてくれる気がする。
いつものベース具材は豆腐、きゅうり、大葉。気分でサバ缶(水煮)、梅干し、大根おろしなどを入れたり入れなかったり。おなかが空いている時はご飯や素麺をプラスしたりもする。
暑い日は氷多めでキンキンに、コクが欲しいときはすりごま増しで香ばしく。冷蔵庫の余り物を適当に混ぜてもみそがいい感じにまとめてくれる。アレンジを楽しみながら、夏バテや二日酔いをおいしく吹き飛ばそう!
【プロフィール】
せんべろnetひろみん(著)
都内在住のせんべろ放浪人・晩酌研究家。一人飲みや酒場探索が好きな酒飲み女。運営サイト「せんべろnet」で立ち飲みや大衆酒場などちょっと一杯楽しめる飲み歩き情報や簡単おつまみレシピなど家飲み情報を配信中。
Instagram:https://www.instagram.com/1000bero_net/
栗原毅(監修)
栗原クリニック東京・日本橋院長。医学博士。1978年、北里大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センター内科入局。とくに肝臓病学を専攻し、2005年に教授に就任。2004年、中国中医研究院客員教授、2007年、慶應義塾大学教授に就任。2008年に消化器病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防と治療を目的とした「栗原クリニック東京・日本橋」を開院。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも、わかりやすい解説が人気を博す。「血液サラサラ」の提唱者の一人でもある。
文/田辺一美