この画像はSNS上で広く拡散されている(Xより)
歌舞伎町内でも賛否「目立ちたがりなだけでは?」
「グルダン(groupdandy)のホストが『160人参政党に入れます』と言っているのは、あくまで個人や店舗レベルでやっていること。トップが『ここに入れろ』なんて言うところは少ないというか、聞かないね。
てか、俺は参政党なんて興味もないっす。人間性がうさんくさくて好きじゃない。あのペンギンの格好して『参政党入れよう』みたいに言っているインフルエンサーも、売名でやってるんじゃないかと思うし。登場人物みんな“目立ちたがり”だなと、そういうイメージしかないすわ」
今年成人し、選挙権を得たばかりだという“トー横キッズ”は「みんな乗せられてるだけっすよ」と本音を漏らした。
「ゆきにゃん(インフルエンサー)の件で、トー横のみんなが参政党応援みたいになってますが、正直僕はトー横の希望と参政党は真逆の存在な気がしています。一人ひとり投票する権利があるので、集団で特定の政党に入れるのはやめた方がいいとも思うし。
『トー横は参政党支持!』っていうのは一部ですからね。ゆきにゃんとか、目立てばいい、周りに合わせとけばいいみたいな子たち。正直、乗せられてるだけっすよ。多分去年の田母神さんの流れじゃないですか。
まあ僕も、ここにいるときは『参政党いいよね』って合わせる時もありますけど、実際は自分が共感した政策の人に入れます。
多分ですけど、参政党は力をつけても、僕らみたいにここに集まっている子達を助けてはくれないと思う。『弱者を助けたい!』みたいな顔はしているけど、いずれ大きな政党になったら手のひらを返すと思うんです。思想だってよく考えたら一貫性ないし……。
SNSで目立つ人が僕たちの代表みたいな感じで、政党を押し付けてきても迷惑ですよね。そういうのが嫌で、自由を求めてこういう所に集まっているはずなのに」
賛否両論はあれど、今回の参院選における台風の目となっている参政党。若者の票を意識した彼らの“SNS戦略”はどこまで功を奏すのか──。