職場のデスクにミニ扇風機を設置(写真提供/イメージマート)
実は最近、駅までの地獄の暑さに耐えかね、自転車を購入したという男性。ところが、今度は駐輪場から駅までの間を歩くうちに汗だくになってしまい絶望していたというが、日傘はまさに「救世主だった」と満足げだ。
「常に日陰。しかも最近の男性用日傘は雨傘兼用で、見た目の抵抗もゼロ。駅までの道のりもかなり楽になり、駅でのクールダウンの時間もほぼなくなった。最近では、プライベートでもバッグに日傘を忍ばせておかないと不安なほど。絶対におすすめです」(営業マンの男性)
使ってみると本当に涼しい
千葉県在住の通信関連会社勤務の男性(40代)も、日傘を含めた避暑グッズ、納涼グッズ各種を「女性っぽい」などと感じ、敬遠していたという一人。特に、通勤電車内で「ミニ扇風機」を顔に当てている女性を見ては、鼻で笑っていたという。
「見た目的にも、子供のおもちゃにしか見えませんでした。社内でも、デスク上に小さな扇風機を置いている女性社員がいてね、女性は寒い暑いに敏感だから、なんて思ってました。でも、この数年、めちゃくちゃ暑いじゃないですか。鉄筋ビルの社内にいても、汗をかくようになりました。エアコンも効きにくくなっている気さえする。ちょうど同じ頃、私の誕生日祝いだと部下がデスク用のミニ扇風機をくれた。若い女性用だろー、とおどけてみましたが、使ってみると本当に涼しい」(通信会社勤務の男性)
最近は、冷房が効いているはずの通勤電車の中でさえ、灼熱の外気と、熱気を帯びた満員の通勤客に囲まれて汗が止まらなかったというが、この「ミニ扇風機」を入手して以降、通勤電車内だけでなく、様々なシーンが実に快適に変わったという。
「異常な暑さの日が続き、例えば、車の中でクーラーが効かないほど日差しが強い日もありますよね。そういう時に、ミニ扇風機があれば相当快適になる。自宅でも、エアコンと扇風機を併用すると省エネになると言いますが、同じことでしょう。会社でも、私たちの部屋は冷房の設定温度を上げて、各席でミニ扇風機を利用しています。寒すぎず、それぞれがちょうどいい温度で過ごせると好評ですし、省エネにもなるかもしれない」(通信会社勤務の男性)