選挙は本来“お祭り”
今回の盛り上がり方は、2024年東京都知事選の「石丸現象」も想起させます。あの時は参加できなかった人たちも、今回は国政選挙だから、さらに日本全国で盛り上がりが広がりを見せているのでしょう。
とはいえ、10代や20代の若者の投票率はまだ低いから、どこまで響く結果になるかは分からない。でも、投開票の結果はすごく興味深く見ていこうと思っています。
選挙って、本来“お祭り”的なところがあると思うんです。アメリカとか韓国では、自分たちで大統領を選ぶから、一大イベント化するんだけど、日本の選挙もそれぐらい盛り上がってほしい。それで若者たちの投票率も上がっていけば、より良い国になっていくでしょう。今回の選挙では「ようやくSNSからもいろんな声が聞こえてきた」くらいのものだけど、期日前投票率は実際以前より上がっているみたいですし、良い傾向ですよね。
たとえば、藤田ニコルさんが「期日前投票へ行きましょう」と呼びかけてくれたのは、良かったと思います。若者に響きやすいし、「意識を高く持つのって大事なんだ」って思ってくれる方がいいからね。