国内

《小泉進次郎氏の自民党屈指の資金力》政治献金は少なくても“パーティー”で資金集め パーティーによる総収入は3年間で2億円、利益率は約79%

自民党屈指の資金力を誇る小泉進次郎氏(時事通信フォト)

自民党屈指の資金力を誇る小泉進次郎氏(時事通信フォト)

 自民党の「解党的出直し」を掲げて2度目の総裁選に挑み、高市早苗氏に敗れた小泉進次郎氏。そのワンフレーズから、父・純一郎氏の「自民党をぶっ壊す」に重ねようとする狙いが透けて見えるのは象徴的であろう。この世襲政治家は、選挙のキャッチコピーだけでなく、金脈も人脈も、100年以上にわたる政治家家系の「血脈」に頼り切っているのが実態だからだ。【全3回の第1回】

選挙や政治資金の苦労を知らない

 総裁選を通じて、改めて注目を集め続けた進次郎氏のパーソナリティは、政治家人生のなかでどのように育まれたのだろうか。

 小泉家は進次郎氏の曾祖父で横須賀市長や逓信大臣を歴任し、「入れ墨の又さん」と呼ばれた異色の政治家・又次郎氏から、祖父で防衛庁長官を務めた純也氏、父の純一郎・元首相と、進次郎氏までの4代で100年以上、横須賀を中心とする神奈川11区(旧神奈川2区)で議席を得てきた一族だ。

 進次郎氏は引退する父の跡を継いで2009年総選挙に出馬、自民党が200議席近く減らす大敗で政権を失ったにもかかわらず、進次郎氏は圧勝して初当選した。以来、選挙区で8割近い得票率で6回連続当選し、比例代表への重複立候補をしたことがない。

「横須賀には『選挙は小泉としか書いたことがない』という人が大勢います」(後援者)と、父祖の固い地盤で選挙の苦労を知らないのである。

 世襲政治家は地盤(後援会組織)、看板(知名度)、カバン(政治資金)の「三バン」を受け継いで有利になると言われる。

 進次郎氏も父・純一郎氏から政治資金を引き継いだ。純一郎氏が代表を務めていた自民党神奈川第11選挙区支部には引退時に5163万円の資金が残っていたが、進次郎氏は総選挙出馬にあたって代表の座と資金をそっくり継承している。政治資金の“相続”には、相続税がかからない。

 進次郎事務所に聞くと、「政治団体の政治資金は、個人資産とは峻別されているところ、相続の脱法であるとのご批判は当たりません」と回答した。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
裁判所に移されたボニー(時事通信フォト)
《裁判所で不敵な笑みを浮かべて…》性的コンテンツ撮影の疑いで拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26)が“国外追放”寸前の状態に
NEWSポストセブン
山上徹也被告が法廷で語った“複雑な心境”とは
「迷惑になるので…」山上徹也被告が事件の直前「自民党と維新の議員」に期日前投票していた理由…語られた安倍元首相への“複雑な感情”【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカの人気女優ジェナ・オルテガ(23)(時事通信フォト)
「幼い頃の自分が汚された画像が…」「勝手に広告として使われた」 米・人気女優が被害に遭った“ディープフェイク騒動”《「AIやで、きもすぎ」あいみょんも被害に苦言》
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山上徹也被告が語った「安倍首相への思い」とは
「深く考えないようにしていた」山上徹也被告が「安倍元首相を支持」していた理由…法廷で語られた「政治スタンスと本音」【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)が逮捕された(写真はサンプルです)
《クローゼットに潜んで面識ない50代女性に…》不同意性交で逮捕されたカンボジア人の同僚が語る「7人で暮らしていたけど彼だけ彼女がいなかった」【東京・あきる野】
NEWSポストセブン
TikTokをはじめとしたSNSで生まれた「横揺れダンス」が流行中(TikTokより/右の写真はサンプルです)
「『外でやるな』と怒ったらマンションでドタバタ…」“横揺れダンス”ブームに小学校教員と保護者が本音《ピチピチパンツで飛び跳ねる》
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
公設秘書給与ピンハネ疑惑の維新・遠藤敬首相補佐官に“新たな疑惑” 秘書の実家の飲食店で「政治資金会食」、高額な上納寄附の“ご褒美”か
週刊ポスト
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン