芸能

コシノ三姉妹や石原4兄弟にも密着…テレ朝『プラチナファミリー』人気背景を山田美保子さんが分析「マダム世代の大好物をワンプレートにしたかのよう」

バラエティー番組『孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』

バラエティー番組『孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』

“華麗なる一族”の生活に迫るバラエティー番組『孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』。その人気について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが分析します。

マダム世代の大好物をワンプレートに盛りつけたかのように

 小泉孝太郎さん(47才)と高嶋ちさ子(57才)さんがMC、黒柳徹子さん(92才)が特別顧問、オリエンタルラジオの藤森慎吾さん(42才)が進行を務める『孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』(テレビ朝日系)が今年4月のスタート以来、話題沸騰です。

 どうしてこんなにもマダムのハートを鷲掴みにする要素が集められたのか!

 まず、「華麗なる」といえば、山崎豊子さん(享年89)作の人気小説で、のちに木村拓哉さん(52才)主演でドラマ化された『華麗なる一族』(TBS系)が思い出されますよね。次にセレブなお宅を“のぞき見”するといえば、市原悦子さん(享年82)が「ごめんくださいませ」と挨拶はするものの、その直後から門構えや庭、玄関などをジロジロ見渡す『家政婦は見た!』シリーズ(テレビ朝日系)と重なります。さらには『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)の火曜コーナー「稲川淳二のLet’s豪邸」も思い出してしまいました。

 これはもうマダム世代たちの大好物をワンプレートにあふれんばかりに盛りつけてくれたと言っても過言ではありません。

 そして特別顧問の徹子さんは国内外のセレブとお友達。孝太郎さんとちさ子さんは、ご本人たちは否定されるかもしれませんが間違いなくプラチナファミリーのご出身。加えて、超豪華なお宅や別荘をいつものタメ口でリポートするのは森泉さん……とキャスティングも最強なのです。

 テレビ朝日の宣伝部によれば、これまで特に視聴者からの反響が大きかったのは、まず4月15日放送のコシノ三姉妹、鷲見恵理子さん(50才)、青木恵子さんの回。

 コシノ三姉妹とは言わずと知れた世界的ファッションデザイナーのコシノヒロコさん(88才)、ジュンコさん(86才)、ミチコさん(82才)。

 鷲見さんは、ちさ子さんの高校時代からの親友で世界的チェリストの水谷川優子さん(56才)とちさ子さんの共通の友人で、世界的なヴァイオリニスト。その鷲見さんが社会勉強にと選んだバイト先が屋号に貴族と入った『鳥貴族』だったことには爆笑でした。なんでも本気で“トリキ”が本物の貴族に由来すると信じていらしたのだとか。愛すべきセレブですよね。

 青木さんは、レストランチェーン『ベニハナ・オブ・トーキョー』の元CEOで創業者であるロッキー青木さん(享年69)の奥様です。米ニューヨークの超高級アパート「オリンピックタワー」のお住まいを大公開されました。

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト