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【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 

秋の園遊会での雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)

秋の園遊会での雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)

 10月27日、天皇陛下はアメリカのトランプ大統領との会見に臨んでいた。約6年ぶりの面会は和やかに進み、トランプ大統領が陛下を「グレイトマン」と持ち上げるシーンも盛んに報じられたが、その水面下では雅子さまも青ざめる取材トラブルが発生していたという。 

「トランプ大統領の皇居・御所の滞在は30分程度と短いものでしたが、その取材経緯を巡ってアメリカ側から猛クレームがあり、外務省としても対応に苦慮しているのです。 

 あの日、トランプ大統領を取材するために、御所には日本メディアの記者が多く詰めかけていました。一方で、アメリカの記者たちは御所内ということもあり、帯同を許されていなかったのです。まず、この“格差”に対し、アメリカ側から『聞いていない!』という様子で不快感が示されたそうです」(自民党関係者) 

大統領専用車をスマホで自撮り 

 そうした不穏な雰囲気のなか、事態を悪化させたのが、一部の記者による行為だった。 

「トランプ大統領が到着した際、多くの記者がスマートフォンを手にしており、写真を撮ったり、メモをしたりしていたそうです。その後、トランプ大統領と陛下が御所内で懇談されている間、その場に待機していた一部の記者が、大統領の専用車両、通称『ビースト』と一緒に自撮りをし始めたのだとか。 

 ビーストは、厳重なセキュリティーが施された機密の塊です。しかも、この後も大統領が使用するのですから、部外者を誰も近づけたくないはず。それを間近で、しかも勝手に撮影したのですから、ただでさえピリピリしている大統領の警備スタッフが激怒した。 

 一般人が入り込むことのない御所内で、沿道の見物人のような行動はアメリカ側にとっては想定外の事態だったのでしょう。『写真を消せ』『スマホを取り上げろ』と怒りをあらわにしていたそうです」(外務省関係者) 

 その後、懇談を終えたトランプ大統領は顔をほころばせながら、メディアの前に登場したが、アメリカ側の怒りは収まっておらず、外務省を通じて宮内庁に改めて写真の消去と事態の説明を求めているという。 

「たしかに、現場の記者たちの一部に、緊張感に欠ける人がいたことは間違いありません。最近も、悠仁さまの成年式に関連して、式典の前に装束姿のお写真を“フライング”で放送してしまうという重大ミスがありました。スマホでの撮影がマナー違反であり、大統領専用車との記念撮影などは言語道断というのはその通りです。 

 ただ、今回のトラブルの背景には、宮内庁と外務省の連携ミスがあるという声もある。そもそも、アメリカ側の記者と日本側の記者の格差などは、事前に調整しておくべき事項です。外務省はアメリカ政府の意向を笠に着て、宮内庁に責任をなすりつけているようにも感じますし、宮内庁サイドも、自分たちの準備不足を棚に上げ、現場の記者に責任転嫁しているようにも感じます」(宮内庁関係者) 

 一方で、別の宮内庁関係者は、両陛下や愛子さまへの影響を心配する。 

「今回のことは、外交上の大きな問題となっても不思議ではありません。来年は日本の国連加盟70年の節目。関係者の間では、両陛下の即位後初めてのアメリカご訪問と愛子さまの同行を期待する声も高まっています。せっかくトランプ大統領も『いつでもホワイトハウスに来てください』と誘っていたのに、その調整の妨げになるようなことは一切あってはならない状態なのです。 

 アメリカは雅子さまにとっては幼少期や大学時代を過ごした思い出の国。愛子さまと一緒にご訪問することができれば、お喜びもひとしおでしょう。しかし、この一件で、アメリカ側が日本のメディアの取材を大きく制限することになれば、仮に訪米が実現しても、雅子さまのご訪問の様子を国民が知る機会も制限されてしまいます。そうなれば、雅子さまの落胆は計り知れません」(別の外務省関係者) 

 一連のトラブルやアメリカ側の怒りについて宮内庁に尋ねると、「記者の取材等については、回答を控えます」と答え、トラブルやクレームの存在を否定することはなかった。国際親善は、雅子さまのお力が発揮される大切な舞台。万が一にも、その機会が失われるようなことがあってはならない。 

※女性セブン2025年11月27日号 

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