アスレジャー姿で飛行機に乗る際に咎められたそう(サラ・ブレイク・チークさんのXより)
「空港に行く時は、スリッパとパジャマの着用をやめないか」──11月24日(現地時間)、米国運輸長官ショーン・ダフィー氏は、ニュージャージー州ニューアーク国際空港で、ホリデーシーズンに先駆けて記者会見を行った。
会見では飛行機内のマナー向上を求める趣旨で冒頭の提言がなされたが、この“パジャマ発言”がいま全米で大きな物議を醸しているというのだ。大手紙国際部記者が解説する。
「ダフィー長官による“パジャマ発言”の背景には、アメリカにおける機内トラブルの増加があります。米・運輸省(DOT)によると2021年以降1万3800件の乗客トラブルが発生しており、2019年と2024年を比較すると倍増傾向にあるとのこと。
DOTはこうした治安悪化を危惧しており、マナー向上を呼びかけています。ただし、反応の多くは否定的なものでした」
米国運輸長官ショーン・ダフィー氏(時事通信フォト)
ネット上では〈空港にドレスコードを求めれば、トラブルが減るものか?〉〈飛行機の席は窮屈だ。せめて快適な服装をさせてくれ!〉など批判が殺到。ただし、なかには〈公共の場にエチケットを求めるのは当然〉〈時代によってマナーが変化していくのは当たり前のことだ。昔はタバコも吸えた〉と賛同する声もある。
とはいえ、前出・国際部記者は「空港での服装は議論の的になることも多い」と語る。特に、昨今議論が起こりがちなのが“アスレジャー”だ。

