公開日:2022.01.02 / 更新日:2022.01.11    3

猫が母になつきません 第286話「ねない」

猫は気まぐれ、ツンデレ。実家ではずっと犬を飼っていたので最初は猫への接し方に迷っていましたが、今は慣れたもの。あまりしつこくせずに好きなようにさせます。この寝る前の一悶着は猫あるあるですよねきっと。うちは「まだまだ寝ないよっ」ってとこからの「やっぱり寝るっ」までのスピードがすごく早い。毎晩ルーティーンのように繰り返される小芝居…まあ、付き合うんですけど。猫は単独行動をとる動物なので、本能的に自分のペースで生きているそう。誰に気を遣うこともなく、媚びることもなく、それでもって「そこがいい」なんて言われるのはうらやましい限りです。去年は大変な年でした。母の認知が急に進み、こちらも戸惑うことが多くてペースは乱されまくり。マイペースってなんだ。母は特に被害妄想が強くてあまりに毎日呪いの言葉しか吐かないので、ある日母が食後に「美味しかった」と言っただけで、久々のポジティブな言葉に泣いてしまったこともありました。今年はもっと大変なんでしょうね。老いていくのだから良くなることはない、こちらが対処の仕方を覚えていくだけ。二人の生活も変わっていくでしょう。日々猫に癒されながら、というのは変わりませんけど。今年も「猫が母になつきません」をよろしくお願い申し上げます。

作者プロフィール

nurarin(ぬらりん)/東京でデザイナーとして働いたのち、母とくらすため地元に帰る。典型的な介護離職。モノが堆積していた家を片付けたら居心地がよくなったせいかノラが縁の下で子どもを産んで置いていってしまい、猫二匹(わび♀、さび♀)も家族に。

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  1. ぽーり より:

    私は高齢者になったこの歳まで介護の経験はありませんが、これからこの先、闘病する夫の介護が待っているでしょう。世の中、必ず経験する事(しなくてはいけない事)は決まっている気がします。年々認知が進むお母様の介護は本当に大変だとお察しします。その事とは反対に「猫が母になつきません」を楽しみにしているのはなんだか心苦しいのですが、好きなのです、わびもさびも彼らとお二人の日々も。お身体に気をつけてお過ごし下さい。

    9+

  2. セリニ より:

    明けましておめでとうございます。
    昨年は毎週楽しく癒やされました!
    今年もどうぞよろしくおねがいします。
    私もこの1年で母の認知度がググッと上がり認知度2から4になってしまいました。妄想の嵐…ぬらりんさまの気持ちがよくわかります!
    くれぐれもぬらりん様が体を壊さないように気をつけてくださいね。

    17+

  3. BLUE MOON より:

    いつも楽しく読ませていただいております。
    私の母も認知症が進み、毎日「今日はどんな感じで来るかしら?」と思いながら接しています。
    介護は寛容さが必要と以前何かの記事を見にしましたが、それはそれで難しくて…
    私にとっての癒しの1つぬらりんさんの漫画!今年も楽しみにします。宜しくお願いします。

    21+