公開日:2018.11.03 |サービス   

新宿御苑がすぐ近く!“薬膳御膳”や“世界の料理”を提供する介護付有料老人ホーム<後編>

癒しの新宿御苑

 身体の機能を維持・向上したい、家族の近くでゆっくりと過ごしたいなど介護付有料老人ホームに求めるものは人によって違う。施設側もそれぞれ特色を打ち出しているので、選ぶ際に迷ってしまったという声も聞く。

 新宿御苑まで数分のところにある「癒しの新宿御苑」は、前編で紹介したように独自のリラクゼーションサービスで入居者に癒しを提供している。

→前編を読む

 東洋医学の1つであるアーユルヴェーダ理念を取り入れた5つのメニューは入居者に好評とのこと。そして「癒しの新宿御苑」がもう1つ大切にしていることが“食”だ。“癒食同源”というテーマで提供されている食事は、薬膳理念に基づいてメニューが作られている。

介護付有料老人ホーム「癒しの新宿御苑」外観
新宿の賑やかさと新宿御苑の静かさの両方を享受できる環境

テーマは”癒食同源”!薬膳理念に基づいた食事メニュー

 東洋医学の1つであるアーユルヴェーダ理念を取り入れた5つのメニューは入居者に好評とのこと。そして「癒しの新宿御苑」がもう1つ大切にしていることが“食”だ。“癒食同源”というテーマで提供されている食事は、薬膳理念に基づいてメニューが作られている。

エビなど海鮮の入った炒め物がメインメニューの御膳
栄養バランス、味、そして見た目にも気配りされている食事

 同じ建物の中にある厨房で作られている食事は選択制になっていて、朝昼夕の3食のうち、朝食は和食か洋食、昼食は2種類の主菜から選べるようになっている。

 管理栄養士の木富れい子さんは食事の工夫について

「食事には薬膳の考えを取り入れています。国際中医薬膳管理師に監修してもらって、メニューを作成しています。今日の食事では大根の和え物に薬膳の考え方が入っています。秋は体の中から乾燥してくるので、白色の食材で体の中を潤します」

 と語る。

海鮮の炒め物と牛肉煮
好みや気分で主菜を選べるので、食事の量が増えたという方も多いそう

 試食させてもらったところ、味がしっかりとついていて、量もたっぷり。海鮮の炒め物に入っているエビはプリプリと歯ざわりがよく、牛肉には味がよく染みていてご飯が進んだ。

「高齢者の方に摂っていただきたい良質なタンパク質など、栄養バランスも考えながら作っています。まずはおいしく食べていただくことが大切なので、味もしっかりとつけています。高齢者の方に受け入れて頂けるように、馴染みのある食材を選ぶように心がけています。お一人おひとりの状態に合わせて大きさや硬さも調整しますし、病気のある方、糖尿病、腎臓病などそれぞれの状態に対応したものを提供しています」(木富さん)

 食事への工夫はこれだけではない。年に1回、全国の各拠点の厨房職員全員を対象にレシピコンテストをしている。新しいレシピのアイデアを募集し、メニューを生み出しているのだ。運営施設を会場にして行うコンテストには予選を勝ち抜いたファイナリストが集まり、社員だけでなく、入居者も見ている前でテレビ番組の料理ショーのように、実際に調理をするという。また、行事食の1つとして、「世界料理フェア」がある。タイ料理やフランス料理など世界各国の料理をメニューに取り入れている。食事をきっかけに海外旅行に行った時の話に花が咲くこともあり、入居者も楽しみにしているという。

充実した癒しと食事のある環境での実際の生活

 薬膳の理念に基づいた食事とリラクゼーションサービス。充実したサービスを受けながら、入居者はどのような生活を送っているのだろうか。居住空間や風呂など日常生活の部分を見せてもらいながら、施設長の堤千優さんに話を聞いた。

「癒しの新宿御苑」の居室
窓から光が差し込むので部屋は明るい
「癒しの新宿御苑」居室内のクローゼット
間取りはそれぞれ違い、収納が充実している部屋もある

「皆さんのお家なので、あれはダメ、これはダメと言わないようにしています。外出は自由で、ご家族と食事をして夜にお帰りになる方もいらっしゃいます。セキュリティを確保するため、お帰りの際は必ず職員が入口に行って開けるようにしています」(堤さん 以下「」は堤さん)

「癒しの新宿御苑」居室
部屋の使い方はそれぞれの好みで

自立の場合は毎日風呂に入ることを当たり前に

 生活の快適さを左右する風呂は2つの個浴と2種類の機械浴室が用意されている。ゆったり3人分のスペースが確保されている洗面コーナーがあり、入浴後のスキンケアや身だしなみを整えることができる。

「自立の方には週の回数を決めずに自由にお風呂に入ってもらっています。ただし、安全のために看護師がいる時に入ってもらうことだけお願いしています。お風呂は一人ひとり入る度にお湯を流して、洗っています。自立の方は実際、毎日お風呂に入る方が多いです」

チェアが設置されている「癒しの新宿御苑」の浴室
入浴剤も用意されている。ちょっとした気遣いがうれしい
「癒しの新宿御苑」内、運動器具が設置されている部屋の様子
スタッフが見守る中、自主的に集まって運動を楽しんでいる入居者も
集まって運動をする入居者たち
体を動かすことを楽しみにしている入居者も多い

「癒しの新宿御苑」の退去の99%は看取りで、残りの1%は24時間看護に移動する場合で、1年半に1人いるかどうかだという。消防署もすぐ近くにあり、119番にかけるとすぐに駆けつけてくれる環境なので、いざという時にも安心だ。全部で38室と小所帯で、職員はフロアごとの担当制になっていないので、入居者のことをよく知っている。

 見学は随時受け付けており、飛び込みも対応可能だが、薬膳の考えを取り入れた食事を試食するためには予約が必要だ。

撮影/津野貴生

→前編:大都会のど真ん中!新宿御苑の緑とタイ式セラピーで癒やされる介護付有料老人ホーム<前編>

【データ】
施設名:癒しの新宿御苑
公式WEBサイト:http://www.c-24.jp/home/shinjyukugyoen/
所在地:東京都新宿区新宿2-6-3
最寄駅: 東京メトロ丸の内線・都営新宿線・副都心線「新宿三丁目駅」より徒歩2分
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」より徒歩3分
JR「新宿駅」より徒歩7分
類型:介護付有料老人ホーム
運営主体:株式会社リエイ
敷地面積:513.28平方メートル
延床面積:1852.29平方メートル
室数:38室
入居要件:おおむね65歳以上、自立~要介護5
構造:SRC11階建(地下1階~5階部分)
開設年月日: 2004年11月1日
料金:月額利用料+家賃または前払い家賃
要支援・要介護の場合は介護保険自己負担額が加わる。その他、リネン費、ネットクリーニング代は実費負担。

(1) 自立
月額利用料:17万5700円
月額利用料内訳:管理費9万5000円、水光熱費1万6200円、食費6万4500円
0円プラン(家賃方式):29万2000円~
長期契約(前払い家賃・84ヶ月):2318万円~

(2)要支援・要介護
月額利用料:20万8100円
月額利用料内訳:管理費9万5000円、水光熱費1万6200円、食費6万4500円、上乗せ介護費3万2400円
0円プラン(家賃方式):29万2000円~
1年契約(前払い家賃・12ヶ月):350万円~
90歳プラン(前払い家賃・42ヶ月):1160万円~
長期契約(前払い家賃・60ヶ月):1656万円~

※施設のご選択の際には、できるだけ事前に施設を見学し、担当者から直接お話を聞くなどなさったうえ、あくまでご自身の判断でお選びください。

→このシリーズのその他の記事を読む

●多様なニーズに対応したサービス付き高齢者向け住宅<前編>

●親子で満足度が高いサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)<後編>

●介護業界に新風を!若い力を活かした運営が魅力のサ高住

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