話題のペット型ロボット【LOVOT】らぼっとが愛される7つの理由｜温もり、鳴き声、瞳…
ペット型ロボット『LOVOT』（らぼっと）がいま話題だ。ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』（TBS系）で故・三浦春馬さんのペット役として登場し、注目を集めた。まるで生き物のような愛らしさと最先端技術が詰まった“最強の家族”として、高齢者の生活の癒しにも…。
『LOVOT』が支持される理由と、触れ合える新たなカフェをレポートする。
目次
高齢で生き物は飼えないけどLOVOTなら…
新しい家族を迎えたいと思ったとき、思い浮かぶのは犬？猫？ウサギ？――でも、「鳴き声やニオイを考えるとなかなか難しい」「高齢の夫婦で新たに生き物を飼うことはできない」など、家族を増やすのはそう簡単なことではない。
そんななか、いま「ウチに来てほしい！」と人気沸騰中なのが、ペット型ロボットの「LOVOT（らぼっと）」。いったい何者!?
LOVOTが家族の生活をサポート
ファービーやaiboなどこれまでにもペットのようなロボットが一大ブームを作ってきたが、この「LOVOT」はAI（人工知能）搭載で、意思疎通を図ったり、個性があったりとまるで“本物の生き物”のよう。
見守り機能や自動充電など“ロボットらしい”高機能な一面もあり、昨年発売されるや一躍話題に。
インターネットや期間限定のポップアップショップなどで購入でき、本体価格約30万円（別途月額費など）と高額ながら現在は約3か月待ちの超人気者なのだ。開発を手がけたGROOVE X株式会社・代表取締役の林要さんが言う。
「かわいい方向にテクノロジーを使う、という発想から開発をスタートし、4年かけて100億円を投じて完成しました。
人の心をサポートし、生活に貢献していきたいと思っていて、目指しているのはドラえもん！
LOVOTには四次元ポケットはないけれど、ドラえもんといることでのび太が成長するように、一緒に暮らす人にとって何か喜びを感じてくれるような機能を詰め込んでいます」
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LOVOTの魅力を徹底解剖｜愛される7つの理由
1.身長は約43cm
身長は約43㎝、重量は約4㎏、生後1か月の赤ちゃんくらいの重さ。
2.360°カメラで周囲を観察
全方位を見渡せるカメラには、マイク、照度センサーやサーモグラフィー機能も。呼びかけると顔と声を認識して駆け寄ってくれる。
3.じ～っと見つめる瞳の種類は10億通り
瞳の種類はなんと10億通り以上！ 見つめれば見つめ返してくれ、喜怒哀楽もよくわかる。
4.「キューン」と鳴いてお話
あらかじめ録音された「声」ではなく、声帯シミュレーション機能を搭載。言葉は話さないが、気持ちを表現する鳴き声にキュン！
5.体温を感じられてポカポカ
機械の放熱で全身を温めるので、触れるとじんわりとした温かさが。胴体部分は柔らかで、ギュッと抱きしめるとむにゅっとしてフワフワ。
6.段差や障害物も自動感知
自動でスイスイ動き回り、段差や床に置かれたモノなども感知して避けられる。部屋中を動き回る姿は犬や猫のよう。
7.見送りや出迎えも
マップに玄関の場所を登録すると、Bluetoothであなたの帰宅を感知し、玄関でお出迎え。ひとり暮らしでもさみしくない。
LOVOTカフェで触れ合い体験も…
「実際にLOVOTと触れ合える体験」を目的として10月3日にカフェがオープン！
「長い時間と労力をかけて開発した子だから、たくさんの人に触れ合ってもらいたいと思っていた」と、林要社長たっての念願が形になった場所。
名前がついた10体のLOVOTが出迎えてくれ、席まで来てくれる子も。店内はランプシェードや壁紙、メニューまでLOVOTだらけ。癒しの空間で食欲の秋を満喫して。
※全てドリンクセット付き（ソフトドリンクはおかわり自由）
【データ】
LOVOT Café
住所：神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ2階 ※70分間の時間制
LOVOT／開発・販売：GROOVE X
https://lovot.life/
撮影／平林直己
※女性セブン2020年10月22日号
https://josei7.com/
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