布団のカビ取りをする方法は?カビが生える原因と対策やおすすめクリーニングも紹介

2019/04/24 / 2022/12/31

布団のカビ取りをする方法は?カビが生える原因と対策やおすすめクリーニングも紹介
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「布団のカビが気になる」「カビ取りしたいけど自分でできるの?」と疑問の方もいるのではないでしょうか。

布団の天日干しをサボったり湿気の多い環境に収納したりすると、湿気がこもりカビが生える原因になります。そうならないためにも、こまめにお手入れをしましょう。

この記事では、布団にカビが生える原因や予防方法、カビ取りでおすすめの布団クリーニングサービスについて紹介します。

この記事でわかること

・布団にカビが生える原因と対策

・布団にカビが生えたときの応急処置

・カビ取りでおすすめの布団クリーニング

布団のカビ取りをしたいなら、リナビスがおすすめ。丸洗いによるクリーニングでふわふわな手触りにしてもらえるうえに、アレルギーの原因となるダニやカビを除去します。

最大12ヶ月無料で保管してくれるので、布団の収納場所に困っている方にもおすすめです。

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また今回の記事は時短家事コーディネータのAyakaさんに監修していただきました。

監修者

Ayaka 時短家事コーディネータ。Ameba公式トップブロガーでもあり本や記事の執筆なども手掛け、幅広く活動中。

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布団にカビが生える原因は繁殖しやすい環境だから

布団にカビが生える原因は、布団がカビの生息に適した環境だからです。

カビが生息しやすい環境は以下のとおりです。

  • 湿度80%以上
  • 温度20~30℃
  • 空気(酸素)
  • ふけや髪の毛、ホコリなどの栄養分

布団の内部は、想像以上に湿気が溜まっています。

人間は寝ている間にコップ1杯分(200ml)程度の汗をかいていると言われ、冬場であったとしても布団内部には十分な湿気が溜まっています。

その上、体温で最適な温度になり、垢やホコリなどのエサも豊富と、布団はそもそもカビが繁殖しやすい環境なのです。

布団にカビが生えやすい習慣に注意しよう

そもそも布団にはカビが生えやすいことがわかりました。 しかも習慣によってはさらにカビが生えやすくなってしまいます。

布団をカビから守るためにも、以下のことには注意が必要です。

フローリングに直接布団を敷く

普段マットレスなどを敷かずにフローリングに直接布団を敷いている場合は、布団とフローリングの間には湿気がこもりやすく、布団の裏面にカビが生えやすくなります

万年床のようになっている場合は、気がついたら布団の裏面がカビだらけになっていたというケースも少なくありません。

先ほども説明したとおり、人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいていると言われています

布団の下がカーペットなどであれば、そのまま湿気はいくらか逃げていきますが、下がフローリングだと湿気は逃げ場をなくして、布団の中にこもってしまいます。

その結果、カビが生えやすくなってしまうのです。

しっかり乾燥させないまましまう

布団を押し入れなどにしまっているご家庭も多いかと思いますが、しまう際にきちんと乾燥させてからしまわないと、布団がカビの温床になります

毎日続けていると、気がついたときには布団がカビだらけという事態に陥るのです。

長い間押し入れに入れっぱなしになっている

お客さんが来たときのために予備の布団を用意していると、長い間布団が押し入れに入れっぱなしになってしまいがちです。

入れの中は湿気がこもりやすく、内部の湿気によって布団がカビてしまうこともあるのです

部屋の換気を十分にしていない

部屋そのものの換気が十分にされていない場合、部屋の湿度が原因で布団にカビが生えることがあります。

現代の住宅は気密性が高く、意識的に換気を行わないと空気がなかなか循環しません。 その上、冷暖房を使用する機会が増えたことで、窓を開けて換気をする機会も減ってしまいました。

その結果湿気が部屋にとどまり湿度が高くなり、布団にカビが生えやすくなってしまうのです。

カビ取りの手間を防ぐ!布団のカビを予防する方法

布団のカビを防ぐためには特別な対策をしないといけないと思いがちですが、決してそんなことはありません。

ちょっとした工夫をするだけでも、布団のカビ予防に役立ちます。

一般家庭でもお金や時間をかけずに簡単にできるカビの予防方法をご紹介します。

布団を定期的に干す

湿気が溜まらないように定期的に干すことで、布団にカビが生えにくくなります。 最低でも週に一度、布団を干すように心がけましょう

特に晴れている日に布団を干すことで、紫外線による雑菌の消毒というメリットもあります

雑菌が原因でカビが生えることもありますので、日光消毒は非常に効果的です。

太陽の下、数時間干しておいた布団はカビが生えにくくなることはもちろん、単純に心地よい眠りにも誘ってくれますので、睡眠の質を高める効果もあります。

壁や窓から10cm離して敷く

壁や窓に布団が密着したままでいると、湿気が溜まりやすく、カビの原因に繋がります。

そのため、布団を敷く際に壁や窓から10cm程度離して敷くようにするだけで、カビができにくくなるのです。 ベッドを利用する際は、ベッドの下の空間には何も入れず、スペースを空けておくと湿気が溜まりづらく、カビ防止につながります。

また布団を敷く際だけではなく、保管しているときにも同じことが言えます。 押し入れに布団をしまう場合は、奥まで入れずに少し手前に入れておきましょう。

布団を畳んで部屋の隅に置いている場合は、壁側にピッタリ付けて置くのではなく、少し壁から離して置いておくだけでも効果てきめんです。

できるだけ壁に触れている部分を減らすことが、布団をカビから守る第一歩になります。

床との間に新聞紙を敷く

布団と床の間に新聞紙を敷くだけでも、新聞紙が余分な湿気を吸い取り、カビが生えにくくなります

床の間だけでなく布団と布団の間や壁の間などにも、新聞紙を挟んでおくだけで湿気を吸ってくれます。 新聞紙を引く際には数枚重ねるだけで構いません。

むしろ束で置くよりも薄く敷いた方が湿気を取りやすいので、薄く敷いた新聞紙をこまめに取り替えるようにしましょう

新聞紙の状態を見て取り替えても良いですが、数日に一度は取り替えると安心です。

すのこを敷く

床と布団の間にすのこを敷くことで、布団の設地面が減り、カビが生えにくくなります

すのこを敷くだけで布団の通気性がバツグンに良くなります。

普段あまり布団を干す余裕がない方にもピッタリですし、梅雨シーズンなどなかなか布団が干せないときにも重宝します。

丸めて畳めるタイプのすのこも販売されていますので、保管時も困りません。

除湿・カビ防止アイテムを利用する

布団のカビ対策には除湿・カビ防止アイテムの利用もおすすめです。

除湿対策では布団に除湿剤を入れたり、上記で紹介した、床と布団の間に新聞紙を敷くという対策の代わりに除湿シートを敷くという方法もあります。

除湿シートは洗えるものがおすすめです。 カビ防止では除菌消臭スプレーの利用や、布団乾燥機、布団掃除機などの利用が効果的です。

毎日のお掃除が大変な布団ですが、除菌消臭スプレーを利用することでカビ対策を手軽に行うことができます。

日中は働いていて布団を干せないという方は、布団乾燥機や布団掃除機を利用することでカビ対策ができます。

定期的に換気する

部屋に湿気がこもらないように定期的に換気をすることも大切です。

1日1回は窓を開けて換気を行うようにしてください。

換気を行う際には空気の通り道を意識し、入口と出口を用意しておくと効率的に行なえます。

定期的にシーツを洗濯する

シーツを洗濯して清潔に保つことで、フケやホコリ、ダニなどのカビのエサを減らしましょう。

これらのカビのエサは、布団に入ったときにかゆみを引き起こす原因にもなりますので、定期的な洗濯がおすすめです。

週に一度の洗濯がおすすめです。

布団に入ったときのかゆみに関しては、下記記事で紹介しているのでこちらも読んでみてください。

カビが生えてしまったときのカビ取り・応急処置

色々と対策をしていても、どうしても布団にカビが生えてしまうこともあります。

まずは、カビの応急処置をして、それ以上増殖してしまうことを食い止めましょう。

重曹

掃除などでめまぐるしい効果を発揮する重曹ですが、布団にカビが生えたときにも役に立ちます

まず重曹を水で溶かして重曹水を作りましょう。 水200ミリリットルに対し、大さじ1杯程度の比率で作ります。 しっかりと重曹を溶かしたらスプレー容器に入れ、カビが生えた布団に吹きかけ、5分ほど放置します。

スプレー容器がなければ、タオルなどに重曹水を付けて、布団の表面を叩くようにしてつければOKです。

重曹水を吹きかけたら、歯ブラシなどで軽くカビの部分を擦ったあと、タオルで布団表面のカビを叩くようにして落とします。

同じタオルを使い続けるとカビを拡げてしまいますので、何カ所か叩くようにして落としたら、すぐさま新しいタオルの面に変えてください

何度か行うことで表面のカビが落ち、見た目にはカビが生えていたことが分からなくなります。

消毒用エタノール

布団表面のカビを重曹水で落とせても安心してはいけません。 目には見えないカビ菌はまだ残っている状態ですので、徹底的にカビを消毒していきます

カビを消毒するときに便利なアイテムが、消毒用エタノールです。 消毒用エタノールを、スプレー容器などを使って布団に吹きかけたり、タオルなどで布団に染みこませたら、そのまま2~3分放置します。 放置した後、タオルを使って叩くようにして拭き取ってください。

こうすることで目には見えないカビ菌も除菌し、布団の奥底まで染み渡っているカビ菌を退治します。 後はしっかりと布団を乾燥させればケアが完了です。

布団が濡れたまましまってしまうとまたカビが生える原因となりますので、しっかりと布団を乾燥させてからしまいましょう

漂白剤

重曹の代わりに漂白剤を使ってカビを落とす方法もあります。 漂白剤の場合、布団カバーなどの薄手の寝具にも対応しやすいのが魅力です

大きめのバケツにお湯を入れて漂白剤を溶かしたら、布団カバーなどをそのまま1~2時間ほどつけ置きしておきます。

お湯はできるだけ熱いお湯を私用することで、カビが取れやすくなるでしょう。つけ置きをした後は使い古した歯ブラシなどを使って、カビを擦り落としていきます。

つけ置きすることで簡単に表面を漂白できますので、カビがあったとは思えない程綺麗な仕上がりになるでしょう。

効果が強いアイテムですので、漂白剤を使う際にはゴム手袋やマスク、メガネなどのアイテムを着用し、しっかりと換気をしながら使って下さい。

漂白剤で洗浄した後は、洗濯機ですすぎ洗いをし、太陽の下しっかりと乾燥させれば終了です。

漂白剤の効果で全体が綺麗になりますので、布団カバー以外にも、枕カバーなどのカバー類にカビが生えたときにおすすめの方法と言えます。

オキシクリーン

浴槽のカビ取りなどにも使われるオキシクリーンですが、布団のカビ取りにも絶大な効果を発揮します。

溶かしたオキシクリーンにタオルやスポンジを漬け置きし、叩くようにして落としましょう。

オキシクリーンは汗染みや黄ばみ、血痕などのしつこい汚れも嘘のように漂白できるアイテムですので、カビだけではなく全体を綺麗にするのにピッタリ

根こそぎ汚れを落としてくれることはもちろん、除菌効果も高いアイテムですので、表面の汚れと殺菌効果を同時に得られます。

布団のカビ取りはプロに任せるのがおすすめ!その理由は?

紹介した通り、布団にカビが生えたときの対処方法はいくつかありますが、できればプロにお任せをした方が安心です。

「自分でできるなら自分でやった方が安く済む」と思いがちですが、自分でメンテナンスをして大惨事になることがないように、プロにお任せをした方が良い理由を知っておきましょう。

自分では表面しかケアできない

カビは意外と根深いため、見た目に汚れが落ちていても奥の奥まで菌が残っていることもあります

少しでも菌が残っているとまた布団にカビが生えてしまいますので、イタチごっこになってしまいがちです。 プロに任せれば根深いカビもしっかり落としてくれます。

現状よりひどくなる可能性がある

カビは普通の汚れと違いますので、知識なくクリーニングをしようとすると、現状よりもっと酷くなる可能性があります。

汚れが拡がるのみならず、カビ菌を周囲に拡げてしまい被害が広がる可能性がありますので、下手に被害を拡大してしまうことが無いよう、最初からプロにお任せするのがおすすめです。

また、カビ菌を落とせるアイテムは強力なアイテムが多く、知識なく使うと肌がボロボロになってしまったり、密室で使うことにより呼吸困難に陥るケースも…。

危険にさらされないよう、プロに依頼することが大切です。

布団を傷めてしまう

正しい方法で行ったとしても、強い洗剤は布団を痛める原因に繋がります。

たたいてカビ汚れを落とすケア方法も多いため、カビが落ちても布団がボロボロになってしまうことがほとんどです。

せっかくの布団を痛めつけることが無いよう、最初からプロによる丁寧な洗浄方法を利用した方が安心です。

目に見えないカビまで取ってもらえる

プロによる洗浄は特殊なアイテムを用いて行われますので、目には見えない染みこんだカビ菌まで根こそぎ取ってもらえます。

カビの再発を防げることはもちろん、衛生面でも安心感がありますので、お子様の布団にカビが生えてしまった場合などは特に、最初からプロに依頼してしまうのも1つの手です。

カビ取りでおすすめの布団クリーニング3選

サイズも大きく持ち運びに手間がかかる布団のクリーニングは、宅配クリーニングを利用するのがおすすめです。

家事代行ラボ編集部が厳選した評判の良いおすすめの布団クリーニングサービスを紹介します。

なお、布団クリーニングサービスの比較は下記記事でも行っていますのでぜひ参考にしてみてください。

リナビス|無料の保管サービスで収納を有効活用できる

リナビス

リナビスはカンブリア宮殿でも紹介された人気の宅配クリーニング。 職人による丁寧なクリーニングの質の高さは布団クリーニングでも大人気です。

今でもホタルが生息するという西脇市のきれいな水で布団を丸洗いすることで、アレルギーの原因となるダニやカビを丸ごと駆除。 その上、自然乾燥させることでまるで新品のようなふわふわに仕上げてくれます。

そんなリナビスの他社との最大の違いは、最大12ヶ月無料で布団を保管してくれるところ。

次のシーズンまで押入れのスペースを有効活用することもできます。 オプションで防ダニ加工もあるので、カビのエサの発生を防ぐことができるのもおすすめポイントです。

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ふとんリネット|布団をまとめて出すとお得に

ふとんリネットはリナビスと同じく宅配クリーニング大手のリネットが提供している布団クリーニングサービス。 ふとんリネットの最大の特徴は複数枚頼んだときのの料金が他のサービスよりもお安い点。

たとえば、リナビスで3枚依頼したときは掛布団だけだと16,940円、敷布団だと18,590円かかってしまいますが、リネットなら敷布団でも3枚で14,080円で可能です。

複数枚出すとお得になるので、家族全員の布団をクリーニングに出したい方に特におすすめのサービスです。 リナビスと違い保管サービスはありませんが、家族全員の布団をリーズナブルにクリーニングできれば良いという人は布団リネットがおすすめです。

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しももとクリーニング|環境や体にやさしい

しももとクリーニングは布団クリーニング歴14年、実績120,000枚を誇る老舗サービス。 かなり珍しい完全個別かつ丸洗いを、日本最後の清流と呼ばれる四万十川の水を使用して行ってくれます。

布団1枚1枚にカルテを作成し、それぞれの布団にあった洗い方で個別にクリーニングしていきます。 その際、漂白剤や防カビ加工などの化学薬品は一切使用せず天然の石鹸を使用。

このこだわりが、肌の弱いお子さんやアトピーに悩まされている方でも安心して使用できる仕上がりの秘訣です。 化学薬品を使用しないため、あまりにもカビがひどい場合などは汚れを落としきれないですが、肌の弱い方、小さいお子さんがいる方にとっては安心して利用できる布団クリーニングです。

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まとめ

カビが生えた布団は放置しておくとカビが増殖するだけではなく、健康被害が出てしまいます。大人はもちろん子供にも多大なる被害を及ぼしますので、布団にカビが生えないようにケアすることが大切です。

もちろん、万が一カビが生えてしまったときにも対処できるように、エタノールなどのアイテムを用意しておけばより安心できます。

布団はカビだけでなくダニが繁殖しやすい環境でもあります。ダニが気になる方やダニ予防をしたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。