ウォーターサーバーを徹底比較!

女性が選ぶウォーターサーバーランキング発表! 利用率、満足度、活用度の1位は…?

女性が選ぶウォーターサーバーランキング発表! 利用率、満足度、活用度の1位は…?

 いまや生活家電の1ジャンルとして幅広く認知されてきた感のあるウォーターサーバー。多くのメーカーが参入し、サーバーや水の種類も豊富に選べるようになってきた。そんな中、先日、サンケイリビング新聞社が運営するWebコンテンツ「ウーマンリサーチ」が、ウォーターサーバー利用に関する調査を発表した。ユーザーはどのような視点で選んでいるのだろうか。

コスモウォーター

◆「おいしい水が飲みたい!」が約半数

 調査を実施した「ウーマンリサーチ」は、読者が選ぶオススメ商品やサービスなどを様々な切り口で調査し、その結果をランキングにして発表している。今回はサンケイリビング新聞社グループのシンクタンクである、「リビングくらしHOW研究所」が、「ウォーターサーバーについてのアンケート」と題し、全国の20代以下~50代以上の女性1528人を対象に行った。ではその結果を見ていこう。

 回答者1528人中、ウォーターサーバーを「利用している」「以前利用していた」人は20.9%だった。その中で利用期間を聞いたところ、「2年以上」が48.9%で、長期間継続している人が最も多い結果となった。

 では、利用する動機はなんだったのか。一番多かったのが「おいしい水が飲みたいと思ったから(48.3%)」。それに続き「安全な水を飲みたいと思ったから」、「お湯がすぐ使えるから」といった回答があった。

 国内のウォーターサーバーに使われている水は、日本人が昔からなじんできた「軟水」。水に含まれるマグネシウムやカルシウムといったミネラルの量が少ない水だ。ミネラルが多いと独特の渋みや苦みが強まる傾向がある。その味が好きという人もいるが、日本の天然の水はほとんどが、こうした成分が少なめ。味覚的には「まろやかでスッキリ」系になるのが軟水で、ウォーターサーバーを始め市販のペットボトルウォーターなど、メーカーでは日本人の味覚に適応したこうした水を供給していることが多い。また、消毒用の塩素なども入っていないため薬品臭もない。

 今回のアンケートの自由記述による回答では「小さい子供がいるので、チャイルドロックもしっかりしていて、安全な水やお湯をすぐ出せるのがうれしい。簡単に使えることで、育児に余裕ができたので、利用してとてもよかった」(30代女性)というものがあった。

 利用の際に最も重視したポイントで最多の回答は、「サーバーレンタル料や設置費用などの初期費用(21.5%)」。次が「水の価格(18.0%)」、「電気代やメンテナンス費用などのランニングコスト(10.4%)」と、経済面を重視する傾向が見られた。コメントでは「冷たい水やお湯がすぐに出てすごく便利。だけどランニングコストがかかるし場所も取る」(30代女性)といった声が見られた。

 おいしくて安全な水が飲みたいという欲求はあるものの、家計に負担をかけずに使えたら、さらにありがたいということだろう。

利用の際に最も重視したこと

 ウォーターサーバーの実際の用途については、複数回答で「飲料水(95.6%)」、「お茶・コーヒーなどに利用(79.9%)」と、飲料利用が非常に多かった。その他、「お米を炊くときに使っている(30.7%)」、「料理に使っている(26%)」と、日常の食生活への活用も。そして「防災用にストックしている(21.3%)」は、5人に1人の人が考えているという結果だった。

 ウォーターサーバーの需要は、2011年3月の東日本大震災後に急増したことがある。その後、需要は落ち着いたものの、昨年の大型台風で首都圏でも断水や停電といった被害が続出したことから、備蓄水としての側面が改めて見直されてきているのかもしれない。定期的に、あるいは注文して届けられるウォーターサーバーの水は、交換用水ボトルを若干余分にオーダーしておき、古い順に使っていけば、常に新しい水が手元にある状態になる。「ローリングストック」と呼ばれる備蓄方式で、これによって非常時の水を確保することができるウォーターサーバーならではの利点の一つだ。

 ただ、アンケートでは困っていることや改善してほしい点も挙げられている。多くの人が口をそろえて答えたのは、「ボトルについて」。記述による回答では「女性の力ではボトルの入れ替えがやはり大変」(30代女性)、「高齢時のボトル交換が不安。交換時はもう少し軽く、使用後はコンパクトになれば」(40代女性)などなど。

 これの解決策としては、ボトルのサイズのバリエーションがある場合は、なるべく容量の少ないものを頼むことが考えられる。サイズによる差がたとえ1リットルだったとしても、1キロ少ないだけで負担はかなり減る。また新しいサーバーの中には、水ボトルをサーバー上部ではなく下にセットするタイプも出てきている。

 コストとボトルの重さ。この2点の負担が少ないものをユーザーは望んでいると言えそうだ。

◆すべての項目にランクインしたウォーターサーバーは?

 では、具体的にどこのメーカーが女性からは人気なのか? 調査の結果、利用率トップ3は「アクアクララ」、「クリクラ」、「プレミアムウォーター」の順。利用満足度では1位から順に「フレシャス」、「コスモウォーター」、「プレミアムウォーター」となった。そしてもう一つ、利用経験者数に対して最も利用されている割合を、ウーマンリサーチは独自に「活用度」という尺度で算出。その結果、1位は「プレミアムウォーター」、2位「サントリー南アルプス天然水サーバー」、3位「アクアクララ」であった。

今回のアンケートで評価が高かったのは「プレミアムウォーター」

今回のアンケートで評価が高かったのは「プレミアムウォーター」 ※画像はメーカー提供

 すべてのカテゴリーでランクインしているのが「プレミアムウォーター」だ。使った人が多いだけでなく、しっかり使ったうえで満足できた結果と推察できそうだ。また「アクアクララ」も、ウォーターサーバーの老舗としてユーザーのニーズに添っていると考えられるのではないだろうか。ただ、こうした調査結果は一つの目安にすぎない。現在は多くのサーバーと水の選択肢があるので、自分のライフスタイルに合ったベストなものを見つけたい。

【調査概要】 期間:2020.1.15~1.19/サンケイリビング新聞社公式サイト「リビングWeb」「あんふぁんWeb」「シティリビングWeb」各Web会員へのアンケート/調査対象:女性1528人

   
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