住居侵入と強要未遂の容疑で警視庁原宿署に逮捕された内田裕也容疑者(71)だが、妻・樹木希林(68)はそれでもなお「離婚しない」と宣言。なんとも奇妙なふたりの関係だが、長女・也哉子(35)夫婦を巻き込んでのこんなエピソードも。
1995年には、也哉子のもとに本木雅弘(45)が婿入りした。樹木が本木に「内田の姓を残したいから」と頼み込んだ末のことだった。やがて2人の孫が生まれると、樹木と本木は都内に3階建ての二世帯住宅を新築。樹木は娘夫婦との新しい生活を始めた。同居の理由について、芸能関係者はいう。
「“年齢の幅の広い家族は子供にいい影響を与えるから、一緒に住まない?”と樹木さんが本木さんに提案したんです」
内田が、その新居の平和を乱したことがあった。一等地に豪華な二世帯住宅を建てたことに腹を立てたのか、内田が真夜中にやって来ては家の外で「ファックユー、おれはどうなるんだあ!」と大声で叫び続けたという。そのたびに本木が近所に「申し訳ございません」と頭を下げて歩いた。小さい子供たちは祖父の“襲来”に怯え、寝られなくなってしまったという。
そしてついに、内田と樹木が激突する。ある夜、内田が再び新居に“襲来”。これに樹木と本木はふたりで応戦した。内田と樹木双方にインタビューしたことのあるジャーナリスト・吉田豪氏が、このときの状況を説明する。
「希林さんの“やっちまえ”の声に、本木さんがタックル。押さえこまれた裕也さんに、希林さんは鉄パイプで殴りかかって、ボコボコにしたそうです」
※女性セブン2011年6月2日号