「息子さんたちも幼い頃から闘病していた西城さんを見ていたので、普通のパパのように遊べないのをなんとなく理解していたようです。そのため、西城さんがお風呂に入ると2人の息子さんが半分ずつ、背中を流してあげたり、“男の交流”をしていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)
そういった闘病生活の中で育まれた「男同士の関係」だったが、中でも西城さんへの憧れが強かったのが長男(14才)だという。
「西城さんがドラムを演奏している映像を見て、“ぼくもやってみたい”とドラムを始めました。西城さんは大喜びで教えるときもあったそうですが、やはり後遺症のせいで上手に叩けなかったので、知り合いのプロのドラマーにレッスンをお願いしていました。長男の腕前はなかなかで、西城さんと同じステージに立ち、バックバンドでドラムを演奏したこともありました」(音楽業界関係者)
長男が父の背中を追いかけるように、次男(13才)も父と同じ才能を開花させていった。
「西城さんは絵を描くのがうまく、中学生時代に二科展で佳作に選ばれたことがあるほど。次男も絵が得意で、一家でパリ旅行に行ったときに写生した絵がポスターに採用され、1枚2000円で発売されたこともありました。西城さんは、次男のことを“やんちゃ坊主なところがそっくりで、ぼくに似ている”と言っていました。彼は芸能界に興味を持っているそうです」(前出・スポーツ紙記者)
長女(15才)も父親っ子で、一緒によく病院へリハビリに通っていたという。
「奥さんと娘さんが西城さんを間に挟んで、同じ動きをしながら“誰がいちばん腕を上げられるか勝負だ”と言いながら、励ましていました。その娘さんの夢はダンサーだそうです。3人とも美男美女で、小さい頃は西城さんのお子さんだと知らずに、スカウトもされたことがあるほどです」(芸能関係者)
※女性セブン2018年6月7日号