小学生のころの木村隆二容疑者

小学生のころの木村隆二容疑者

──隆二さんの幼少期は、お父様がお弁当を作ってあげていたと。
「そんな日常茶飯事のことなんて、いちいち(覚えてない)。逆に尋ねるけど、2週間前に食べたもの覚えてる? 人間の記憶なんてそんなもんや、日常なんて記憶に残れへん」

──今の報道のままでは、お父さんは誤解されてしまう気がします。
「まあ、俺がいちばん(隆二容疑者のことを)思ってるなんていうつもりはないし、順番なんて関係ないと思うよ。お腹を痛めた母親がいちばん思ってるんちゃうか。

 好きな食べ物なんやったんなんて聞かれても、何が好きなん? なんて、聞いたことないから。聞く必要もないと思ってたから。『いらんかったらおいときや』言うてたから、僕は。いるだけ食べたらええねんで、いらんかったら食べんかったらええねんでって。残してても、『なんで食べへんねん』なんて言うたことない。だから、強制なんてしたことないよ」

──幼少期のころの隆二さんについてお聞きしたいです。
「子供のことかわいない親なんて、おれへんやん」

──小学校の時は優秀だったそうですね。
「何をもって優秀っていうか知らんけどやな。僕は比べたことないねん、隆二と他の子を。人と比べてどうのこうのって感性じゃないから。自分がそれでいいと思うんやったら、それでいいから」

 そう言って、父親は部屋に戻っていった。木村容疑者は選挙制度への不満を募らせていたという報道もあり、警察はそうした木村容疑者と政治との関わりも含めて動機について慎重に捜査を進めている。

迷うことなく現場に向かっていった(防犯カメラ映像より)

迷うことなく現場に向かっていった(防犯カメラ映像より)

漁港に降り立った木村容疑者(防犯カメラ映像より)

漁港に降り立った木村容疑者(防犯カメラ映像より)

木村容疑者(防犯カメラ映像より)

木村容疑者(防犯カメラ映像より)

一直線に向かう木村容疑者(防犯カメラ映像より)

一直線に向かう木村容疑者(防犯カメラ映像より)

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