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年末年始は特に注意! 塩分とアルコールと水の関係を調査してみた結果…

年末年始は特に注意! 塩分とアルコールと水の関係を調査してみた結果…

 年末年始は忘年会、新年会などのイベントがめじろ押しという人も少なくないだろう。会社やサークルといった団体での会合だけでなく、友人たちと一杯など個人的に飲み会を行う機会も多い。つまりこの時期は、どうしても普段より塩分やアルコールを多く摂取することになり、必然的に水分を口にする機会も増える。そこで今回は、実際にわれわれは普段どのくらいの塩分を摂ってしまっているのか、年末年始の飲食に水は役立つのかなどについて調べてみた。

コスモウォーター

◆実は思いのほか塩分を摂っている!?

 厚生労働省が推奨する、塩分の1日の摂取量は男性で8グラム未満、女性は7グラム未満。しかし実態は、同省の『平成29年 国民健康・栄養調査』によると男性10.8グラム、女性9.1グラムと、男女ともに推奨量を上回っている。これが世界水準になると、世界保健機関が発表している、成人1日あたりの塩分の摂取量は5グラム。日本人はグローバルスタンダードを2倍も超えてしまっているのだ。

 さらに年末年始の時期、どのくらいの塩分を摂っているのかを調べたデータもある。キューサイ株式会社がこの11月に、30~60代の男女824人を対象に、食事についての調査を行っている。まずはこのデータから見てみよう。

 「年末年始は外食または中食の頻度は高くなりますか」という質問では、「はい」が62%、「いいえ」が38%となった。これはやはり忘年会や新年会が影響しているようだ。

年末年始は外食または中食の頻度は高くなりますか

キューサイ調べ

 そこで何を口にするかについて調べたのが、次の表。世代別に好きなおつまみを聞いたところ、刺身、からあげ、枝豆が上位に入った。同社は各おつまみについて分析。それによると、刺身にしょうゆをたっぷりつけたとすると、5切れ分で約1グラムの塩分量になるという。からあげは、1食分の塩分量が約1.3グラム。枝豆100グラムに、塩をひとつまみかけただけでも1グラム前後の塩分量とのこと。もしこの3つを1回の飲み会で食べると、それだけで3グラム以上の塩分だ。

世代別好きなおつまみランキング

キューサイ調べ

 もう一つ、面白い項目がある。「お酒を飲んだときシメにラーメンを食べるか?」という質問だ。これによると、30~50代の男性のうち3人に1人は、シメのラーメンを食べるという結果となった。ラーメンには1杯に3~4グラムの塩分が入っているといわれているため、宴会のつまみとその後のラーメンで少なくとも6グラムを摂取してしまうと考えられる。

シメの1杯は確かにおいしいが…

シメの1杯は確かにおいしいが…

 とはいえ、塩分の摂りすぎに気をつけてはいるようだ。「普段、塩分を摂りすぎていると感じますか?」の問いには、各世代の男女とも、約半数が、摂りすぎを実感していた。「わかってはいるけど、なかなか減らせない」というのが実態なのかもしれない。

「塩分を摂りすぎているか」についての回答

「塩分を摂りすぎているか」についての回答 キューサイ調べ

 ちなみに、塩分過多のリスクに対して聞いてみたのが、以下のグラフ。

塩分のとりすぎによるリスクとして知っているもの

キューサイ調べ

 具体的な病名では、高血圧91.5%、脳卒中63.2%と、血管系のトラブルについての認知度が高かった。病気ではなく症状として「むくみ」をあげる人も多かった。

 塩分を摂りすぎると、どうしてものどが乾き水が欲しくなる。寝る前にウォーターサーバーの水を1杯飲むほか、枕元に水差しを置いておくのもいいだろう。

◆お酒とともに水を飲むのが有効

 そして年末年始の会合に付きもののお酒についても調べてみた。お酒で怖いのは、急性アルコール中毒。東京消防庁の調べでは、毎年1万人以上が救急搬送されている。しかも毎年人数は増え続け、2015年には1万5000人を突破した。

 また、月別に取った統計もある。2016年の急性アルコール中毒による搬送の件数は、12月が群を抜いて多い。中には生命に危険がおよぶ重症の人もいるという。

急性アルコール中毒による搬送の件数

東京消防庁調べ

 年代別に見ると、20代が非常に多いというデータも出ている。同庁では理由として、経験の浅さから自分の適量がわからず、無謀な飲酒をしてしまうことなどが考えられると分析している。また、飲酒経験が長く適量がわかっていても、体調により急性アルコール中毒は起こるため、一緒に飲んでいる人も節度ある飲酒について注意を払うことが重要と警鐘を鳴らす。

 こうしたリスクを低減するため、東京都福祉保健局では、国立病院機構久里浜医療センターの瀧村剛医師の監修のもと、上手なお酒の飲み方を提唱している。

 それによると、アルコールの急激な血中濃度の上昇を抑えるには、「食べながら飲む」ことだという。食べることで、飲み過ぎを抑制する効果も期待できるとのこと。ただ、アルコールは食欲を促してしまうため、食べ過ぎのリスクが伴うので、脂質やたんぱく質の低いものを選ぶといいと、同医師はアドバイスしている。その他、アルコールは水やお茶と一緒に飲むのもオススメとのこと。アルコールの分解には水が必要だからだ。アルコールには利尿作用もあるので、適度な水分補給は不可欠なのだ。

お酒を飲む際には水も一緒に

お酒を飲む際には水も一緒に

 また、飲酒の合間に炭酸水を飲むと満腹感が出るため、食欲とアルコールの摂取を同時に抑えられるという。

 水は、宴会から帰宅したときに飲んでもよく、ウォーターサーバーがあればすぐに酔い覚ましの冷たい水を飲むことが可能だ。炭酸水を作れるサーバーなら、家での宴会の際には炭酸水を用意しておけば飲み過ぎ・食べ過ぎも防げる。

   

 外食や飲み会では塩分やアルコール以外に、脂質や糖質も多く摂ることになる。そのため食生活を広い視野で見る必要はあるが、1杯の水で解決できることもあるので、ぜひ覚えておきたい。

   
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