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2017.07.08 12:30  マネーポストWEB

東京・名古屋・大阪、「ごちそう」に見る3大都市圏の違い

大阪では「安くて美味しい」が当たり前


 日本の3大都市といえば、一般的には「東京・名古屋・大阪」。新幹線に乗れば日帰りも可能な3都市だが、言葉も違えば文化も違うのが面白いところだ。しかしその街に住む人間は、自分の街の特徴を意外と知らないもの。東京、名古屋、大阪でそれぞれ10年以上の転勤生活を送った男性・A氏(50代)が、「ごちそう」をキーワードに3大都市圏の特徴を語る。

 男性は大手ゼネコンで一貫して営業畑を歩み、夜な夜な接待に駆り出された経験の持ち主。その土地ごとの気質を理解しなくては商談をまとめることができないため、必然的にヒューマンウォッチングに励むことになったという。まずは東京の特徴を語る。

「東京は“値段を食べる街”という印象です。とにかく“良いもの=高いもの”。高い料理や高いワインを頼みたがりますし、安く食べることをスマートでないと考える人も少なくありません。店もキレイで、高級感があって、『アナタのためにお金を使いました』というのが一番喜ばれるし、仕事もまとまりやすいです」(A氏。以下「」内同)

 それでは名古屋はどうか?

「名古屋人は金銭感覚がシビアなので、『何を食べたか』よりも『いくらで食べられたか』を重要視します。名古屋の人はよく“お値打ち”という言葉を使いますが、これがすべてです。お値打ちという単語は全国でも通じますが、要するに“オトク”“お買い得”とぃう意味。『○○円のものを××円で食べられた』というのを、名古屋の人はとても喜ぶ傾向があります」

 それぞれになかなかシニカルだが、“くいだおれ”の大阪は?

「一番味にうるさいのは大阪だと思います。大阪は美味しいのが当たり前。『これがいくらで食えるのか?』が一番大事で、値段が高かったら、『そんな値段なら美味しくて当たり前やん』というのが大阪人です。味さえ良ければ店の造りなどにはあまりこだわらない傾向もあるので、店選びは楽といえば楽ですが、美味しくなかったら『こいつはダメだ』と思われてしまいます。正直、一番苦労したのは大阪です」

 もちろん“人によりけり”の側面も大きいが、それぞれの土地毎の大まかな傾向は、接待の際のひとつの参考にはなるかもしれない。

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