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2017.07.24 15:00  マネーポストWEB

カーシェアリング 社員が明かす笑えない頻発トラブル

「自分の車ではない」という意識が働いてしまうのか……


 最近、都心部のコインパーキングでよく見かけるようになったのが「カーシェアリング」だ。短い時間でも気軽に車が借りられるカーシェアリングは、車を持たない人には大変魅力的だが、業者を悩ませている笑えない問題があるという。

 レンタカーと似ているカーシェアリングだが、最大の違いはその手軽さだ。レンタカーの場合、保険その他などの書類の手続き、ガソリンの満タン返し、店舗によっては営業時間外に借りられない・返せないといった可能性があるが、カーシェアリングは予約後にICカードですぐに乗車できるうえ、給油も不要(例外はあり)、24時間いつでも借りることができる。そのかわり、カーシェアリングは月額の基本料金がかかる。

 対面での手続きがなく、10分単位、15分単位で借りられるカーシェアリングは、都心部を中心にどんどん増えているが、頻発しているトラブルがあるという。某大手カーシェアリング会社に勤める男性がこう語る。

「1つはタバコです。ウチの会社は基本的に全車禁煙ですが、利用者から『タバコ臭い』というクレームが入ることが少なくありません。中には、灰皿代わりにした空き缶がそのまま残っていたりすることもあります。一応、タバコを吸った場合、会員資格を取り消すことにはなっていますが……」

 レンタカーならば、返却時にレンタカー店の店員が車内もくまなくチェックするため、タバコを吸ったらすぐにバレてしまうが、カーシェアリングの場合、返す時に誰にも会わないため、どうしてもルールを破ってしまう人がいるようだ。そしてもう1つ、頻繁に起きるトラブルがあるという。

「ヘッドライトやルームライトの消し忘れがすごく多いんです。レンタカー店なら消し忘れても一発で気付きますが、カーシェアリングの場合、借りた人が気づかないともうOUTです。自分が使い終わった後だと、途端に注意力が落ちてしまうんでしょうか。うちの会社では、ライトの消し忘れでバッテリーが上がってしまい、スタッフが頻繁に出動することが相次いでいます」(同前)

 ちなみに多くの会社では、車を返却後にライトの消し忘れに気づいた場合、1度だけならICカードでドアを開けられるシステムが採用されているという。男性によれば、「窓が開きっぱなし」という例も多いのだとか。勢力を拡大するカーシェアリングだが、まだまだ難しい問題もあるようだ。

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