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「大阪王将」の魅力はメニューにあり 「餃子の王将」との違いは?

2017.12.19 15:00

 餃子チェーンというと「餃子の王将」が有名だが、もうひとつ「王将」という名を持つチェーンがある。それ

 餃子チェーンというと「餃子の王将」が有名だが、もうひとつ「王将」という名を持つチェーンがある。それが「大阪王将」だ。同店の成り立ちについて、外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。

「1967年に京都で誕生したのが『餃子の王将』で、そこから暖簾分けする形で1977年に誕生したのが『大阪王将』です。“王将”という名前の使用権を巡って訴訟にもなりましたが、現在は和解。『餃子の王将』は『京都王将』と呼ばれることもあります。京都王将は700店舗以上を運営、大阪王将は360店舗ほどです」

 餃子はもちろん、チャーハンや麺類、八宝菜、麻婆豆腐、酢豚などの定番中華料理を提供する大阪王将。餃子の王将(京都王将)との違いはどんなところにあるのだろうか。

「『京都王将』との大きな違いは、餃子メニューのバリエーションです。『京都王将』は基本的に通常の餃子(240円、税別以下同)のみが販売されていますが、『大阪王将』では『元祖餃子』(241円)のほかに『ジャンボ肉汁餃子』(454円)、『大山鶏の鶏しそ餃子』(334円)、『さくさく揚げ餃子』(241円)、『葱盛り餃子』(334円)が販売されています。さらにスープ系の『スープ海老餃子』(454円)、『ぷるもち餃子』(269円)もあり、いろいろな餃子が楽しめる点が特徴的です」(小浦氏)

◆人気の「チキン南蛮」は、チキン南蛮なのか?

 大阪王将のファンだという30代会社員の男性Tさんは、『ふわとろ天津飯』(417円)と『炒め焼きそば』(612円)がお気に入りだという。

「ふわとろ天津飯は、その名の通り、とろっとした餡とふわっとした卵焼きが絶妙です。中に入っているご飯も適度に硬くて食べやすい。炒め焼きそばは太目の麺に大きめの具がいいんです。麺にしっかり火が通っているのも、風味があって好きですね」

 そして、大阪王将の定食系メニューとして人気が高いのが「チキン南蛮」(単品575円)だ。40代の男性Aさんはこう話す。

「最近のチキン南蛮というと、脂身多めの鶏もも肉が使われていますが、大阪王将は胸肉を使っていてお肉自体はあっさり。でも、たっぷりかかったタルタルソースがなかなかヘビーで、それがたまらないんです。なんともクセになる“ジャンク感”があって、何度も食べたくなってしまいます」

 特徴的なチキン南蛮なだけに、議論になることもあるようだ。

「よく友人からは『大阪王将のチキン南蛮は、チキン南蛮ではない』なんて言われますが、僕としてはチキン南蛮ではないからこそ食べたくなるんです。この味は普通の定食屋さんでは食べられないものですからね。これを食べに『大阪王将』に行っているんです」(Aさん)

 やはり“大阪王将ならではのメニュー”こそが最大の魅力と言えそうだ。

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