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2018.05.30 17:00  マネーポストWEB

元気のない友人には花を贈る…、「本物のお嬢様」の行動様式

同級生の女友達に花をプレゼントしたのは…


 港区麻布界隈に住む、セレブな「麻布妻」たち。お嬢さま学校を出て麻布妻となったライターの高木希美氏の周囲には、多くのお坊ちゃま、お嬢さまがいる。それも、一代で財を築いた人ではなく、代々のお金持ちだ。そんな“育ちがいい”人たちの行動様式を高木氏がリポートする。

 * * *
 先日、幼児教室で仲良くなった美咲さん(仮名。以下同)が、私と晴香さんと真麻さんにbonpoint(ボンポワン)やFENDIの子供服のお下がりをくれました。

「サイズアウトした服だけど、あんまり汚れてないから、よかったらどうぞ。前に、はやってるから一度メルカリで出してみたんだけど、送るのも手間だし、『高いお金出したのにシワがある!』とか言われて。面倒になっちゃって。だから友達にあげたほうが気が楽なんです。よかったら使って!」

 そういって、1人につき段ボール1箱くらいずつ、けっこうな量をいただきました。私と真麻さんは、すぐ「お返しどうしようか?」と話していました。しかし、晴香さんはびっくりしたように言います。

「えー? 向こうがあげたいって言い出したんだから、お返しなんていらないでしょ。こっちがくださいっていったわけじゃないじゃん」

 私も真麻さんも驚きました。いただいたらお返しをするのが当たり前のマナーだからです。真麻さんは後でこっそり私に囁きました。

「こういうのって、“考え方の違い”がわかりますね」

 真麻さんは、いわゆるお嬢様系の女子校出身。遠回しに、“育ちの違い”を言っているのです。

 でも、お嬢様学校にもいろんなタイプの家庭があります。代々の土地持ちで、昔から港区に住んでいるようなお金持ち。お父様が一代で財を築いた実業家のおうち。一流エリートビジネスマンの家庭。

 その中でも、「代々のお金持ち」は一味違いました。私の通っていた、世間的にはお嬢様学校と言われる私立の女子校にいた桜さんは、おじいちゃまが地主で、ご両親もお父様が慶應出身のビジネスマン、お母様も聖心出身。

 そんな桜さんは、私が学校のことで落ち込んでいたとき、可愛い花束を買ってきてくれました。

「お花って癒されるでしょ? 私が大好きなお花屋さんで選んだの。ピンクと黄色がかわいくて。元気出してね」

 桜さんは、私以外にも、元気がなさそうな同級生や後輩に時折お花を買ってきてくれました。不思議と、彼女がやると嫌みではありません。親がお金持ちなのをひけらかすわけでもなく、友人も多かったのを覚えています。

 他にもいます。大学時代の友人で、やはり実家がビルをいくつも所有するお金持ちの綾子さんは、私がつわりで苦しかったときにSNSで「スイカ食べたい! フルーツなら食べれる」と書いているのを見て、高級フルーツ専門店の新宿高野でスイカとメロンを手配して家に届けてくれました。その気持ちに感激です。

 もらったものに御礼をする・しないのレベルではなく、元気のない友人に花をあげる、SNSの「スイカ食べたい」でスイカを手配するというように、「人が喜ぶことを自然にできる」のが「本物のお嬢様」の行動様式なのだと思います。

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