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2018.06.23 17:00  マネーポストWEB

「学歴フィルター」をはねのけ内定を得たFラン学生の取り組みとは

学歴フィルターを突破するFラン学生もいる(イメージ)

 2019年3月卒業予定の大学生の就職活動が終盤戦を迎えている一方で、2020年3月卒業予定の大学生の就活が早くも始まっている。学生を大学名でこっそりふるいにかける「学歴フィルター」は今も健在だ。だが、学歴フィルターを乗り越えて内定を得る学生がいることも事実だ。彼らは一体何をしたのだろうか。『学歴フィルター』(小学館新書)を上梓した就職コンサルタント・福島直樹氏が解説する。

 * * *
「学歴フィルター」を乗り越えることは可能だ。実際、私は今まで多数のそのような中堅大学やいわゆるFラン大学の就活生を見てきた。

 上位大学ほどの比率ではないにせよ、事実として中堅以下の大学から人気企業に内定している学生はいるのだ。

 では、彼らはいったいどのような方法で、学歴フィルターで排除されずに内定を得たのだろうか。これまで中堅大学やいわゆるFラン大学の学生たちを支援してきた経験から、その方法の一部を紹介する。

 学歴フィルターで排除され、会社説明会(セミナー)に参加できない場合はどうすればいいのだろうか。簡単である。行けばいいのだ。

「行く? どこにですか?」

 学生はそう疑問に感じるかもしれない。行き先はもちろんセミナー会場だ。たとえウェブの申し込み画面で「満席」と表示されていようと、アポなしで行くのである。

 そんなことをしたら人事に怒られるのではないか、などと心配する必要はない。きちんと対応すれば怒られない。

「申し訳ございません。予約はないのですが御社への思いが強く、なんとしても参加させていただきたいと考え来てしまいました。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。立ち見で結構ですので参加させていただけるよう、ご検討くださいませ」

 例えばこのように礼儀正しく丁寧にお願いするのだ。もちろん身なりも清潔にしていく。会社説明会は常に一定数のキャンセルが出る。もちろん人事はそのことを知っている。だから意外に参加できるのだ。

 またこうした行動自体から、仕事に意欲的に取り組める人材なのではないか、行動力がある人物なのではないか、と人事は期待する。つまり好印象なのである。

●ふくしま・なおき/1966年長野県生まれ。就職コンサルタント。上智大学文学部卒業後、大手広告会社勤務を経て、1993年より就職に関わる執筆、講演活動、学生の就職支援を行う。最新刊に『学歴フィルター』(小学館新書)がある。

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