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泳ぐ、おっつける… 野球談義に入っていくため覚えておきたい表現【打撃編】

2018.11.09 17:00

 サッカー、相撲、テニス、ゴルフ、フィギュアスケートなど、日本には人気スポーツがいくつもありますが、

 サッカー、相撲、テニス、ゴルフ、フィギュアスケートなど、日本には人気スポーツがいくつもありますが、ドラフト会議や日本シリーズの盛り上がりを見ると、やはり野球が日本のスポーツ界の主役のひとつであることは間違いないでしょう。しかし野球は専門的な用語や言い回しも多く、職場などで会話の輪に入れなくて悩んでいる人もいるはず。そこで、「こいつ野球分かってるな」と思わせるための表現をいくつか紹介します。今回は打撃編です。

【ドアスイング】
 一口に「バットを振る」といっても、主にホームランバッターがやる下から上への「アッパースイング」、地面と水平に振る「レベルスイング」など、色々な振り方がありますが、やってはいけないと言われるのが「ドアスイング」。腕が体から離れた状態でスイングするとドアスイングと言われ、少年野球では必ずといっていいほど直されます(壁の前でバットを振らされることも)。

例文:「柳田の不調はしばらく続くだろうね。完全にドアスイングになっちゃってるもん」

【泳ぐ】
 ボールを遠くに飛ばすために大事なことは、バットをしっかり振ること。しかし試合では、狙いと違うコースの球が来たり、速球を待っていたのにスローボールが来たりして、フルスイングができないことがしばしばです。そんな、「あ~、バットを振り始めたけど、狙った球と全然違うわ~」という状態で、腕が伸び切ったような、中途半端なスイングになってしまった状態が「泳ぐ」です。「泳がされた」という言い方もありますし、「泳ぎながらもヒットを打った」という場合もあります。

例文:「せっかくのチャンスだったけど、ロサリオは外のボールに完全に泳いじゃったね」

【差し込まれる】
「泳ぐ」はボールが来るより前にバットを振ってしまうような状態ですが、こちらは超簡単に言えば「振り遅れ」。0コンマ何秒の世界ですが、バットがボールに当たる位置が通常より後ろになり、ボテボテのゴロになるような場面が「差し込まれる」です。ヒットを打ったバッターが「差し込まれないように気をつけた」と話すこともよくあります。

例文:「今日は相手ピッチャーが良すぎるね。みんな直球に差し込まれてるよ」

【内角をさばく】
 これは比較的分かりやすい表現でしょうか。プロのバッターといえども、体に近いボールを打つのは至難の業。逆に言えば、内角を巧く打てる(=内角をさばける)かどうかが一流と二流の境目とも言えます。体に近いボールをキレイに打ったら、たとえ相手チームの選手でも「今のはしょうがないね」と素直に褒めておきましょう。

例文:「さっきの坂本のホームランは、内角をキレイにさばいたね」

【逆方向】
 打球の飛距離が伸びるのは、来た球を引っ張る(右バッター→レフト、左バッター→ライト)ケースがほとんど。だからこそ、右バッターがライトに、左バッターがレフトに綺麗にヒットやホームランを打つ技術にファンは唸ります。「流し打ち」は基本的に同じ意味です。

例文:「筒香は逆方向にもホームランが打てるからスゴいよね」

【おっつける】
「さばく」「泳ぐ」「差し込まれる」など、微妙な感覚を表す単語が存在することからも、野球の裾野の広さがうかがわれますが、その中でも最上級に絶妙な表現がこの「おっつける」です。相撲にも「おっつけ」という言葉がありますが、野球の「おっつける」とは、フルスイングはせずに脇を締めてバットをコンパクトに振り、内角寄りの球を流し打ちすること。なぜか右バッターにばかり多く使われている印象です。これらを総合すると、次のような例文が成立します。

例文:「差し込まれそうな内角の球を巧くさばいて、逆方向におっつけたね」

もちろん上手に使えなければ、馬脚を表してしまうかもしれませんが、野球ファンの多くは野球ネタで会話できる人が増えるのを歓迎しています。ぜひともこれを参考に、野球ファンの会話に参加してみて下さい。

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