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2018.11.16 17:00  マネーポストWEB

5%の高金利も 航空会社、旅行会社が手がける「旅行積立」の魅力

大手6社の旅行積立プランを比較


 記念の旅行はもちろん、家族旅行や帰省などでも、まとまった出費となる旅行代。どうせかかる費用なら、賢く準備したい。3年後に銀婚式を迎える神奈川県の主婦、森麻美さん(50才・仮名)は、記念の夫婦旅行を計画中だ。

「その頃には子供たちも社会人になっているので、夫婦だけでヨーロッパ周遊の旅に行きたいんです。旅費や現地での食事、お土産代など、2人で100万円近くかかりそうなので、コツコツ貯金を始めています。今年の冬のボーナスも合わせて、旅行資金を増やしたいのですが、銀行に預金しても金利は雀の涙ですからね…」

 そんな人にぜひチェックしてほしいのが「旅行積立」だ。ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんが話す。

「旅行積立とは、航空会社や大手旅行会社などが提供しているお得な旅行資金の貯蓄サービスです。毎月コツコツ、もしくは一括でお金を払い込むと、半年から数年後に、特定の利率でボーナス(サービス額)が付いた旅行券が受け取れます。

 ボーナス分は、年1.5~3%相当の利率でお金が増えるよう設定している会社が多く、一括で預けた場合、5%もの高利率の会社もあります。5%というと、メガバンクの定期預金の金利の500倍。銀行に預金するより断然お得なんです。

 例えば、ANAの『ANA旅行積立プラン』の1年満期コースで、毎月4万1000円ずつ積み立てた場合、1年後には3%の利息分として約8000円が増えて、約50万円分の旅行券が手に入る計算です」

 旅行券の使い道は、会社によってさまざま。どこの旅行積立を利用すればよいのか。まずは、航空会社の旅行積立プランを見てみよう。

 前述したANAのプランは、月々3000円以上から自由に積立額が決められる。利率は1年満期が3%で、2年以降は2.25%だ。一方、JALの『JAL旅行積立』の月々の積立額は5000円以上からの設定で、その他の条件はANAと変わらない。

「JALとANAの利率は業界でも最高水準と言えます。いずれも満期後は旅行券として、国内・国際線の航空券に引き換えられるほか、系列のパッケージツアーや系列ホテル、機内販売などで利用できます」(花輪さん)

 忘れてはならないのは、どちらも系列のクレジットカードで積立金を支払えることだ。支払った金額に対してマイルも貯められるので、上乗せのサービス額と合わせて、“二重取り”できてお得だ。

 旅行会社の旅行積立には、各社でかなり差がある。JTBは、『たびたびバンク 定期積立プラン』として、月々5000円から積み立て可能で、年1.75%の利率でサービス額が得られる(満期なし)。旅行券として専用のカードが発行され、積み立て後の金額を、系列の旅行代金として使える。

 旅行積立は、どの会社も月々コツコツ積み立てる「毎月払い」と、ボーナス時などにまとまった額を預ける「一時払い」の2種類がある。

 日本旅行の旅行積立『ドリームプラン』の場合、毎月払い型の利率は年1.5~1.75%だが、一時払い型の利率は2年目以降2%と高利率だ。花輪さんの解説。

「日本旅行は利率もよいですが、積み立て後の旅行券は、ツアーや航空券、宿泊券だけでなく、JRや私鉄の切符にも利用できるところが他社とは異なる強みです。一括でお金を預ければ年2%の利息が付くので、毎年新幹線での帰省の時期が決まっているなら、これを活用すれば大きな割引になります」

 先々必ず使う旅行費用ならメリットは小さくない。旅行積立を駆使してちょっとリッチな旅をしてみてはいかがだろうか。

※女性セブン2018年11月22日号

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