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2019.06.13 16:00  マネーポストWEB

女性の下着観に変化  見た目のかわいさよりも「楽」がいい時代に

女性下着の流行が変化した背景とは(イメージ)

 女性の下着観が変化しつつあるようだ。女性下着大手のワコールホールディングスの2019年3月期は大幅減益となっているが、同社の事業のなかで、ワイヤレスブラジャーを展開する「ブラジェニック(BRAGENIC)」は好調を維持しているという。実際、ノンワイヤーブラは現在注目を集めているようで、ユニクロをはじめ、各社力を入れて展開している。下着の価値観はどう変わっているのか、女性たちの本音を探った。

 20代会社員・Aさんは、ワコールは確かに質が良く、作りもしっかりしているが、価格面や機能面からユニクロを選んでしまうと話す。

「ワコールは1個で6000~7000円くらいする。ユニクロだとノンワイヤーブラが1個2000円くらいなので、それと比べるとモノは良いかもしれないけど、どうせ消耗品と考えると、ちょっと高いかなって。ノンワイヤーを知ってしまうと、楽だし、ワイヤー入りのものにはもう戻れない。ちょっとかわいいものが欲しいときは、ウンナナクール(ワコールの低価格ブランド)で買っています。ここだと1個3000円くらいなので、まあ許容範囲かな、と」(Aさん)

 以前はピーチ・ジョンを愛用していたという“元ギャル”の30代・Bさんは「ギャル文化の衰退」も影響しているのではないかと考えているという。

「私が10代の頃、ピーチ・ジョンはちょっと派手で他にないデザインが多くて魅力的でした。私もヒョウ柄の紐パンや紐ブラとか着けていましたし。女の子同士のプレゼントでも、ピーチ・ジョンは喜ばれたものでした。でも今は、そんなギャル文化は衰退し、ナチュラルな着け心地と機能性重視という時代。少し寂しい気もしますけどね」(Bさん)

 同じくピーチ・ジョンを愛用していたと話す20代会社員・Cさんは、自らの志向の変化を明かす。

「下着のかわいさはもちろん、カタログのキャッチコピーが独特だったり、CMの世界観も好きでした。でも今は、かわいさはそこそこでいいから、透けないものや蒸れないものという視点で下着を選びます。元AKB48の小嶋陽菜さんだって、以前はピーチ・ジョンのモデルに起用されていましたが、昨年ユニクロのワイヤレスブラのモデルになりましたものね。時の流れを感じます」(Cさん)

 働く女性が増えたことも一因ではないかと話すのは、30代会社員・Dさんだ。自身もハイブランドから機能性重視に切り替えたという。

「確かに良い下着を身に着けると、テンションが上がったりする人もいるけれど、見た目が良くても体に負担がかかるようなものはもう時代遅れ。動きやすくて着け心地が良く、機能性を重視している人が多いように思います。働いていて、ただでさえストレスが多いのに、下着まで体にストレスをかけたくない。さらに、私のような彼氏なし女性が増えると、たとえお金を持っていても、誰に見せるわけでもない下着に、そこまでお金をかける人だって減ってきてもおかしくないのではと思います」(Dさん)

 時代とともに価値観は変わるものだが、女性下着も例外ではないようだ。

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