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2019.08.04 16:00  マネーポストWEB

こんな家が狙われる! 空き巣に狙われないための家の対策8選

家の外の「空き巣対策」、これはダメ!

 帰省や旅行など、出かける機会の増える夏は、犯罪が急増する季節でもある。心配なのは、留守中の空き巣だろう。犯罪者が嫌うのは、人の目・時間・光・音だという。防犯アドバイザーの京師美佳さんが解説する。

「空き巣犯への聞き取り調査で、侵入を断念した理由で最も多かったのが、『近所の人にじろじろ見られた』でした。ご近所づきあいがあると、異変を察してもらいやすくなります」(京師さん・以下同)。

 また、多くの犯人は下見で生活状況や家族構成を調べ、狙った家の近隣もまわって、より入りやすい家を探している。

「在宅を装ったり、安全に気を配っている印象を与えて、狙われない家づくりを」

 図は狙われやすい家の例だ。

【1】高いブロック塀などで中が見えにくいよう囲われている
【2】表札はフルネーム、郵便受けには郵便物がいっぱい
【3】雑草が伸び放題、古い植木鉢が散乱している
【4】ガスメーターに謎の暗号がある
【5】車で外出時、車庫が空っぽになっている
【6】夜になっても照明がつかない
【7】上の階の窓が無施錠
【8】家の外壁近くに高い木や雨どいなど、足場になるものがある

 それでは、具体的な安全対策はどうすればよいか。実際の被害事例を踏まえて、京師さんが解説する。

【対策1】高い塀など死角になるものを減らす

 高い塀は入りにくい印象だが、実は周囲の人が異変に気づきにくく、犯人にとっては好都合。

「兵庫県の住宅密集地で玄関の鍵をバールでこじあける空き巣事件があったのですが、犯人は目隠しのお陰で白昼堂々と犯行に及びました。また、敷地の中に潜み、襲ったという事件も」

 塀の高さを低くしたり、敷地内の様子がわかるフェンスに設置し直すのも一考だ。

【対策2】表札や郵便物の情報をシャットアウト

 表札や郵便物は、家族構成や資産状況などを知る手がかりになり得る。数年前に都内の高級住宅地であった事件では、郵便物から住所や知人の名前をメモしてダミーの郵便物を作り、宅配業者になりすまして強盗を行った。表札の記載は名字だけ、ひとり暮らしなら名字を2つ書いて単身者と悟られないようにしたりするのも有効。郵便物は抜き取られないよう、郵便箱に鍵をかけ、長期不在時は新聞の配達を停止しよう。

【対策3】雑草を伸ばさず、使わない小物は整理する

 犯人は隙を狙う。パートで忙しく庭の手入れができぬまま、雑草を伸ばし放題、不要なガーデニング用品を出したままにしていた千葉県在住の主婦は、過去に2度空き巣に入られた。

「家の敷地が荒れていると、身の回りを気遣う余裕がない=防犯対策をしていない、という印象を与えることになります」

【対策4】家の周りに書かれた文字は消す

 ガスメーターや郵便受けに見知らぬ記号が書かれていたら要注意。埼玉県に住むOLは、この記号で空き巣の被害に。

「これは家族構成や留守時間を示す暗号で、訪問販売業者が意味を共有する場合も。たとえば“SW12-15”は『住人は独身女性(Single Woman)で12~15時は不在』という意味。不審なシールや記号は取り除きましょう」

【対策5】車を使う時は、車庫の中央に物を置いておく

 車庫に車がないと、留守が一目瞭然。一戸建ての車庫に一晩以上経っても車が戻らず、空き巣に入られた事例が多い。

「車を出したら、そこに自転車や植木鉢を置くなどして、最初から車がなかったような印象づけを」

【対策6】暗くなったら照明を自動で灯す

 夜になっても照明がつかないと、留守がばれる。「タイマー付きの照明を設置し、在宅を装うのも◎」という。

 また、都内では暗闇の中、手探りで無施錠の窓を探し、住人を待ち伏せする事件も多発している。

「犯人は人目を避けたいので、家の外にはセンサーライトを設置するのも有効です。ソーラー充電タイプはコンセント式より高価ですが、電気代無料で設置場所が自由なので実はお得。3000円くらいで入手できます」

【対策7】1階でなくても窓は必ず施錠し、防犯グッズを使う

 2階の窓を無施錠のまま寝ていた男子高校生が、見知らぬ男に窓から侵入され刺される事件が7月に起きたばかり。

「高層階でも屋根や屋上からロープを垂らし、窓から侵入することができます。また、マンションで隣の部屋のベランダから壁を突き破って侵入されたケースも。ベランダなどの狭い範囲には、踏むと大きな音を立てるガラス製などの防犯砂利を敷き、窓は小さくても必ず施錠。補助錠をつけたり、窓を割られにくくする防犯フィルムを貼るなど、窓の突破に時間がかかる工夫をすること」

 窓を開けたり、割られると鳴るアラームをセットするのも音で防御できて有効だ。

【対策8】足場になりそうな物は置かない

 大阪府に住む男性は、3階だからと窓を開けて仕事に出ている間、隣接する木に登った犯人に侵入された。

「木や雨どい、脚立を使ってよじ登る事件は多くあります。外壁に近い木は高くならないよう剪定するなど、足場になりそうな物を置かないこと。雨どいの近くにセンサーライトをつけるのも人の目を嫌う犯罪者対策に有効です」

※女性セブン2019年8月15日号

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