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2020.02.12 16:00  マネーポストWEB

「ふるさと納税」利用者の声 大満足の返礼品の一方で失敗談も続々

ふるさと納税の返礼品の満足度は?(イメージ)

 希望する任意の自治体に寄付をすることで、税金を控除できる「ふるさと納税」。2019年度分のふるさと納税制度の申し込み手続きが12月31日に終了し、返礼品が続々と届き始める時期になった。

 各自治体が、特色を活かした返礼品を用意して趣向を凝らす一方、利用者の関心は返礼品の満足度や豪華さに関心が集まることが多い。そんなふるさと納税を利用したユーザーに、返礼品への満足度や、失敗したと感じたものを聞いてみた。

 20代の男性会社員・Aさんは今回、初めてふるさと納税を利用。計10 万円分の寄付金を昨年末に申請した。

「思っていた以上に、簡単に申請できたのでビックリしました。確定申告をしなくても寄付金の控除が受けられる『ワンストップ特例』の制度を利用したので、役所への手続きをする手間も省けました」(Aさん)

 Aさんが申請したのは、食品や飲料水などの日常で利用する品々だ。

「冷凍の肉や餃子、水など、当分スーパーで買わなくて良いほど十分な量が届きました。税金が控除されるうえに、食卓が潤うなんて使わない手がないですね。ただ、全ての返礼品が届いた訳でもないのに、冷凍庫がすでにパンク気味。食べきれるかどうか心配です」(Aさん)

 夫婦でふるさと納税を活用しているのは、東京都内の30代の男性会社員・Bさん。

「実売の値段とのバランスで、コストパフォーマンスの良い返礼品を探しています。毎年購入するのが、冷凍のホタテ。かなりの量が入っているうえに日持ちもするので、鍋や揚げ物など幅広い料理に使えます。モツ鍋もふるさと納税がなければ、なかなか食べない代物。スーパーで販売しているモツと比べて質も良く、お店の味を手軽に味わえたので満足度も高かったです」(Bさん)

 一方、「失敗した」と感じたのは、自らの利用シーンに合わない返礼品だった。

「普段使いで色や素材を統一しているタオルは、使うことがありませんでした。また、豚や牛の切り落とし肉、餃子は量が多かったため、使い切ることができず、友人におすそ分け。返礼品がもらえるからと、つい欲張ってしまいますが、届いた後の生活までイメージしないと、もったいない思いをすることを学びました」(Bさん)

 30代の女性会社員・Cさんは、ふるさと納税を利用して3年になる。返礼品がもらえることも魅力に感じているが、その選定軸はAさん、Bさんとは異なる。

「まず納税したいと思える市区町村を選んで、返礼品がお得かどうかはその次に考えています。選ぶのは、自分や夫、友達の出身地や、過去に訪れた旅行先などの『応援したい』と思える自治体。返礼品ありきで選んでいる訳ではありませんが、どこの地方も名産が多く、全部が美味しいです」

 返礼品が取り沙汰されることも多いふるさと納税だが、そもそもの目的は地方の財源確保と活性化。制度の本分に立ち返り、応援したいと考える自治体へ納税するのも一考かもしれない。

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