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2020.05.21 16:00  マネーポストWEB

パチンコ通いを続ける彼に幻滅… コロナで恋人との関係が変化した人たち

コロナを機に恋愛観が変化した人たちの声(イメージ)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出自粛や「3密」の回避、人との接触8割減など、制限ある生活が続いている。そうした影響は、世のカップルたちにも例外なく及んでいる。長年付き合ってきた恋人との破局や別居を選択する人たちも少なくない。当事者たちに、コロナを機に変化した恋愛観の変化を聞いた。

 20代女性会社員・Aさんは先日、約2年間付き合っていた30代の彼に別れを告げたばかりだ。自粛に対する価値観が異なることが決定打となった。

「コロナ前からパチンコが趣味だったのですが、できればギャンブルは辞めてほしいなと思っていた程度で、とくに意識はしていませんでした。でも、緊急事態宣言が出た後も電車に乗ってまで通う彼を見ていて、いろいろと考えさせられました」(Aさん)

 かつては結婚も視野に入れるほど「好きだった」と話すAさん。だが、新型コロナを契機に、彼の嫌なところがどんどん目につくようになったという。

 ある日、パチンコ帰りの彼が自宅に来たいと言ったが、『感染が怖いから……』と断ると、彼は『俺は大丈夫』とドヤ顔で言われ、さらにはパチンコで負けたため、少しお金を貸して欲しい」と言われたという。

「意味不明ですよね。幻滅しました。思えば、飲食店でも注文した料理が少し遅くなっただけで、店員に文句をつけていました。自分勝手なところは、非常時でも変わらない人だと思い、別れる決断がつきました」(Aさん)

 もともと相手に不満に思っていたことが、コロナ禍で一気に押し寄せて破局につながった。

◆「私は恋人に何を求めているんだろう?」

 1人で過ごす時間が多くなってことで、「1人の方が楽」だと気づいた人もいる。30代の女性会社員・Bさんだ。3年付き合った彼氏に別れを告げた理由を話す。

「私は千葉住みで彼は東京住まい。県外移動が制限されるなか、次第に会う頻度も減っていきました。せめてオンラインなどでコミュニケーションを図れれば良かったのですが、彼は仕事に追われているようで、私は放置。好きなYouTuberの配信を見ていたら、ふと1人で生きていける気がして、その方が楽かもしれないと思えました」(Bさん)

 当初こそ、「彼に会いたい」と気持ちが募ることもあったというが、だんだん1人の状態に慣れると、そもそも恋人が必要なのかどうか、考えるようになったという。

「コロナを機に、『私は恋人に何を求めているんだろう?』と、見つめ直すようになりました。私の場合は、彼と過ごす時間よりも1人の時間の方が有意義だと感じるようになりました。逆に言えば、彼は物質的なものは満たしてくれたけど、精神的なものまでは満たしてはくれなかったということですよね」(Bさん)

 30代の男性会社員・Cさんは、恋人と一緒に過ごす時間が増えたことで、関係が悪化するようになったという。Cさんは彼女と同棲していたが、2人とも在宅勤務になったことで、双方のイライラが募った。破局には至っていないが、話し合いの結果、別居に踏み切ったという。

「仕事の開始・終了時間を事前に共有していなかったり、夕食はテイクアウトかコンビニ、それとも自炊かなど、些細なことでケンカが増えました。これでは先が思いやられると感じ、僕がワンルームを借りることに。会う頻度が減った分、ケンカも減りました。もうしばらくはこの別居生活を続けようかと思います」(Cさん)

 別居が始まった当初はCさんも寂しさを感じたが、1人になったことで気づいたこともあった。コロナ蔓延はマイナスではなく、むしろプラスに捉えているという。

「僕がいかに彼女のことを必要としていたかが、よくわかりました。でも、彼女は僕のことをあまり必要としていなかったかもしれない。結局、お互いに求め合わなければ、恋人関係は成り立たないのかもしれません。コロナは人生をよりよい方向にするための機会を与えてくれたのかもしれないと思うようにしています」(Cさん)

 コロナを機に価値観が変化した人は少なくない。それは恋人同士の関係にも、如実にあらわれているようだ。

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