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2020.06.29 16:00  マネーポストWEB

ネット詐欺に騙された! その先に待つカード再発行の煩雑手続き

記者が騙された偽Amazonからのメールも、パソコンで見ればメールアドレスがおかしいと判断できるものだった

 ネット通販サービスの発展や、連絡ツールが他人との繋がりやすさを向上していくことにより、本誌・女性セブン記者K(47才)は、これまでも『怪しいサイトの見分け方』といった特集記事を何度も担当してきた。詐欺の手口は知っていた(つもりだった)し、パソコンやスマホに日々届く怪しいメールは開きもせず、ゴミ箱に捨てていた。

【画像】スマホで見た偽Amazonからのメール。あちこちにワナが…

 ところが、先日“偽Amazon”からメールが届いた際は、動転した末にフィッシング詐欺サイトにアクセスしてしまい、クレジットカード番号を含む個人情報を詐欺師にみすみす渡してしまった。

 私がコロッとひっかかってしまったのは、パッと見、本物と思い込んでしまうようなメールの作りだったからだ。このメールはスマホで確認した。パソコンからなら、差出人のところにメールアドレスが書いてあり、この時点でアドレスに“amazon”と記されていなければ“ニセ”と判断するのだが、今回は最初から本物だと思い込んでしまったため、そこを怠ってしまった。というのも、買い物は普段からほとんどAmazonでしていたため、何らかのミスで、第三者にアカウント情報を乗っ取られてしまったと焦ってしまったからだ。

◆メールにあったリンクに慌ててアクセスする

 メールの冒頭にあった「ご注文の確認」という文言にもすっかりだまされてしまった。当然、身に覚えのない買い物(24万9480円のパソコン)。だったら、すぐに取り消さなければと思い、貼られていたリンクのアドレスに躊躇なくアクセスした。開いたページは本物と同様、メールアドレスとパスワードの入力画面だった。ここも疑わずに入力すると、次に「本人確認のため」と称して、クレジットカード情報を入力する画面が出てきた。

 最近はクレジットカード情報を求められることもあるのかしら? と一瞬気になった。が、その程度で、こちらも素直に、カード番号・名義人・有効期限・署名の欄に記載されているセキュリティコードを打ち込んで送信した。

◆Amazonからの返信メールが来ない

 このような手続きをとると、通常はAmazonから「登録変更が終了しました」といった内容のメールがすぐに届くはずなのだが、10分たっても一向に届かない。ここでハタッと気づいた。これは、詐欺メールだったのではないかと! 慌ててAmazonのカスタマーセンターに連絡をした。

 事情を説明すると、電話口の担当者から「こちらからそういったメールをお送りした形跡はないので、おそらくフィッシング詐欺だと思います。すぐに登録されているメールアドレス、パスワードを変更し、入力されたクレジットカード会社にも利用停止の手続きをとってください」という指示を受けた。あぁ、恥ずかしい。まさか自分がこんな詐欺にひっかかってしまうとは。

 電話を切り、すぐさまクレジットカード会社に連絡。利用停止にしてもらい、カードの再発行手続きをとった。

◆被害額は発行手数料のみだったけれども

 こういったケースの場合、新しいクレジットカードは、カード番号・セキュリティコードなどがすべて一新される。実質、今回の被害額は、カードの再発行手数料として795円支払っただけだが、面倒なのはそのほかの手続き。私はこのカードでNHKの受信料や電話料金、月々の生命保険料を支払っていたため、各会社に連絡をし、支払い方法を変更することに。これがいちばん面倒だった。

 ウェブから変更するにも、お客様番号を調べなくてはいけないし、生命保険に至っては、書類を記入し、捺印のうえ、郵送しなくてはいけなかった。何より、“まさか”と思っていた自分がだまされてしまった情けなさに、自己嫌悪に陥る日々であった。

※女性セブン2020年7月9日号

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