国内

大豆ミート、胃腸が弱い人は要注意 大量摂取は控えて週に1、2回に

流行中の「大豆ミート」も食べすぎは害に

流行中の「大豆ミート」も食べすぎには注意

 昨今、ハンバーグに唐揚げ、カルビやとんカツなど肉を大豆に置き換える「大豆ミート」が流行している。しかし大量に摂取するのは注意が必要だ。お茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二さんはこう注意を促す。

「確かに大豆は良質なたんぱく質を多く含みますが、大豆ミートは動物の肉のような食感をつけるために添加物が使われているものが多く、納豆や豆腐などほかの大豆由来の食品に比べて、体への悪影響が強い。また、肉の置き換え食品として大量に摂取することで大豆イソフラボンの副作用が強く出てしまう可能性があることも気がかりです」

 大豆そのものの弊害を指摘する専門家も少なくない。医師の黒田愛美さんはいう。

「特に胃腸が弱い人は要注意。大豆に含まれるレクチンという成分には、大量に摂取すると腸内の粘膜を刺激して腸管を荒らす弊害がある。マメ科の植物全般に含まれるサポニンにも毒性があり、じんましんを引き起こす危険性があります。海外では大豆の大量摂取が問題視されており、週に1、2回食べる程度にする方が無難です」(黒田さん)

 フードプロデューサーの小倉朋子さんは、特に女性は注意が必要だと主張する。

「大豆イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンに近い働きがあり、美肌効果や更年期症状の改善などが期待できます。その一方で、過剰に摂取するとホルモンバランスの乱れにつながる。肌荒れや月経異常、自律神経の不調などを引き起こす事例が報告されています」

※女性セブン2021年11月11・18日号

関連記事

トピックス

バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
ドラマ『Believe -君にかける橋-』で木村の妻役で初共演
初共演・天海祐希もハイテンションに! “木村拓哉の相手役”が「背負うもの」と「格別な体験」
女性セブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン