新着ニュース一覧

『NEWSポストセブン』の記事を新着順に紹介するページです。『週刊ポスト』『女性セブン』の話題記事をはじめ、最新のニュースはこちらでご確認いただけます。

【動画】秋篠宮家、公務のちぐはぐ 佳子さまとご夫妻の間にすきま風か
【動画】秋篠宮家、公務のちぐはぐ 佳子さまとご夫妻の間にすきま風か
 6月12日、広島県で開かれた全国ろうあ者大会に臨席された秋篠宮ご夫妻。 この日、全国ろうあ者大会を主催する全日本ろうあ連盟に非常勤の嘱託職員として勤務する佳子さまは、都内で行われた「東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」に臨席されていました。 皇室記者は「秋篠宮家の公務には、ちぐはぐさを感じてしまいます。眞子さんの結婚を巡る騒動以降、佳子さまとご両親の間にはすきま風が吹いているといわれてきましたが、それが目に見える形になっている」とコメントしています。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2022.06.25 16:00
NEWSポストセブン
【動画】日比麻音子アナ、TBSイチの酒豪説 赤坂の安居酒屋で笑顔
【動画】日比麻音子アナ、TBSイチの酒豪説 赤坂の安居酒屋で笑顔
 4月下旬、赤坂の庶民的な居酒屋でビール片手に女子会に興じる日比麻音子アナを目撃しました。TBS関係者によると「TBSイチと言われるほどの酒豪なんです。飲みの場に日比アナを連れて行くと、周囲が驚くほどのペースでビールのグラスを空けていく。しかも座持ちが良いと評判です」とのこと。 過去にはラジオ番組で、酒に酔った最終形態を表わすという“バキ酔い”なる独特の言葉を生み出したこともある日比アナ。裏表がなく、ノリがいいところも人気の理由のようです。
2022.06.25 16:00
NEWSポストセブン
男女共同参画会議で発言する岸田文雄首相(右から2人目)。右端は野田聖子男女共同参画担当相(時事通信フォト
配偶者控除の次は何が見直しか 「男女共同参画白書」をきっかけに広がる不安
 20代男性の約7割、女性の約約5割が「配偶者や恋人がいない」という調査結果が話題になった令和4年版『男女共同参画白書』(内閣府)だが、社会や人間関係の変遷を調査・分析するだけでなく、社会保障費の削減を推進するための布石がいくつもちりばめられていた。その代表的なものが、配偶者控除の見直しである。俳人で著作家の日野百草氏が、配偶者控除の廃止が生活や人生を左右する人たちの本音を聞いた。 * * *「いよいよ来たかという感じです。配偶者控除、いずれ無くなるのでしょうか」 6月15日、パートタイムで働く複数の女性たちから異口同音に尋ねられたニュース報道。それは「配偶者控除の見直し」という名の「配偶者控除廃止」への布石ともとれる『令和4年版 男女共同参画白書』(以下、白書)の中身である。前出の問いかけはドラッグストアのパートをしている二児の母親である。医薬品登録販売者の資格を取得しているが、正社員の夫の扶養内、つまるところ配偶者控除が受けられる「103万円以内」で働いている。もっとも、こうした扶養内で働くパートの母親たちの意見はおおむね共通しているため、以降の話者はA子さんやらB美さんのようにはせず、聞き及ぶままに声なき声をまとめ起こすこととする。また専業主婦という言葉には専業主夫も内包していることもあらかじめ断っておく。またどのように働くかの選択は誰に強いられることも妨げられることもあってはならない自然権であり、そうした労働の自由もまた日本国憲法で保障されている。 さっそくだが件の『男女共同参画白書』を開く。白書の冒頭、本件の担当大臣である自民党、野田聖子内閣特命担当大臣が「男女共同参画白書の刊行に当たって」を寄せている。その中では「男性が働き、女性が家庭を守るというかつての家族像はもはや標準ではなく、女性の人生と家族の姿が多様化しています。そうした社会の変容も念頭に置きながら、迅速に対応する必要があります」と記されている。そして次の特集『人生100年時代における結婚と家族 ~家族の姿の変化と課題にどう向き合うか~』と題した導入部、各報道機関でも報じられて話題となった、衝撃的な一文が記されている。〈もはや昭和ではない。昭和の時代、多く見られたサラリーマンの夫と専業主婦の妻と子供、または高齢の両親と同居している夫婦と子供という3世代同居は減少し、単独世帯が男女全年齢層で増加している。人生100年時代、結婚せずに独身でいる人、結婚後、離婚する人、離婚後、再婚する人、結婚(法律婚)という形を取らずに家族を持つ人、親と暮らす人、配偶者や親を看取った後ひとり暮らしをする人等、様々であり、一人ひとりの人生も長い歳月の中でさまざまな姿をたどっている。このように家族の姿は変化し、人生は多様化しており、こうした変化・多様化に対応した制度設計や政策が求められている〉 筆者もまた、いよいよかという思いである。「ひとり親世帯や単独世帯の増加等、家族の姿が変化しているにもかかわらず、男女間の賃金格差や働き方等の慣行、人々の意識、様々な政策や制度等が、依然として戦後の高度成長期、昭和時代のままとなっていることが指摘されている」という前書きに続くこの一文は、日本政府がいよいよ「人生の多様化」という名目で控除制度、とくにサラリーマンの配偶者に対する配偶者控除および配偶者特別控除(特別控除については後述する)を本格的に見直そうとしている証左と確信する。保育所探しも含めて大変なお母さんが多い 2014年の安倍内閣による「ニッポン一億総活躍プラン」いわゆる「一億総活躍」のときも配偶者控除を縮小または廃止が検討された。忘れている方も多いかもしれないが、安倍晋三内閣総理大臣(当時)は「女性が輝く社会、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、誰もが生きがいを感じられる『一億総活躍社会』を創り上げます」と2017年11月17日の総理大臣所信表明演説で宣言した。退任したいまとなっては、の話だが、配偶者控除見直しもまた教員免許更新制度(これは第一次安倍内閣だが)と同様に置き土産に置いていった。ちなみに同時期に「日本再興戦略2016」と題して「名目GDP600兆円に向けた成長戦略」(いわゆる「アベノミクス」)をぶち上げたが、これまた2020年の内閣総辞職による日本経済再生本部の廃止とともに「いまとなっては」の話になってしまった。「子どもたちとなるべく一緒にいてあげたいし、それでも私は働きたい。物価も上がっていますし、子どもたちのいま現在はもちろん、将来的な資金も必要です」 政府が「人生の多様化」とするならこうした声も多様な中のひとつ、この母親もまた子どもが小さく、夫も激務でコロナ禍ながら終電近くまで働いていると語る。都心の核家族にはよくある形で、保育園にあずけているとはいえ、それ以外の母子の時間は大事にしたいという。ごく普遍的、かつ素朴な意見だろう。他にも例えばの話として、子どものために専業主婦でいたい、もしくは働きたいけど子どもと一緒にいる時間が欲しいから配偶者控除の適用内、子どもが大きくなったしもっと働きたくなったから配偶者特別控除、もちろん扶養を外れてフルタイムで働く母親もあるだろう。重ねるがその人それぞれの自由である。 また、子どもが障害を抱えていたり、母親自身が働くに難しかったりする場合もあろう。介護が必要な家族がいるから控除内で働く、といった多種多様な家庭の姿はまさしく「家族の姿は変化し、人生は多様化しており、こうした変化・多様化に対応した制度設計や政策が求められている」とした白書の文言そのままのはずだが、なぜか配偶者扶養を筆頭とした「国(一部企業)が負担する話」となると白書に恣意的ともいえる「指摘されている」「考えられる」といったエビデンスの不明瞭な「感想」が並ぶ。〈税制、社会保障制度、企業の配偶者手当といった制度・慣行が、女性を専業主婦、または妻は働くとしても家計の補助というモデルの枠内にとどめている一因ではないかと考えられる〉(白書・P23) この一文などまさにそれで、働き方も家庭も様々であることを謳っておきながら、いざ配偶者控除の話となると「控除があるから長く働かない」という話に落とし込む。この一文は余計なことに「企業の配偶者手当といった制度・慣行」という民間企業が社員にあてている家族手当までをも巻き込んでいる。もっと凄いのが「夫の所得階級が高くなるほど妻の有業率が低くなり、特に夫が30~39歳かつ子供のいる世帯でその傾向が顕著である。これは、社会保障制度等の昭和の時代の制度が、高所得者層に恩恵を与えている一例である」(白書・P24)という一文である。「一例である」という括りも凄いが、別に所得階級が高いから有閑マダム(あえて昭和っぽく書く)というわけでもあるまい。それこそ先に筆者が示した通り、夫婦、子育て、介護が様々であるのと同様に働き方、生き方もそれぞれのはずだ。それをどこかで集約するのが政治の役割であることは承知しているが、配偶者控除を含めた福祉の切り捨てへの足がかりの言い訳に使われるのはどうだろうか。「私は子どもを祖父母が見てくれているので配偶者特別控除の範囲で働けていますが、他のお母さんは保育所探しも含めて大変ですよ。働く時間も制約されるでしょうし」 保育所問題に関してはとくに地域差があり、地方の多くは少子化と人口流出により保育所に余裕がある地域が増えているものの都市部、とくに都心部はいっこうに解決をみない地域も多い。いわゆる「待機児童」問題だが、例えば東京都だと世田谷区や江戸川区は待機児童ゼロを実現したとされるが、町田市や小平市、タワマン乱立の中央区などは待機児童数ワーストに上がっている。またいずれも「潜在的待機児童」の解決には至っていない。この一例をみても、「女性を専業主婦、または妻は働くとしても家計の補助というモデルの枠内にとどめている一因」と言えるとしたら、この国の一般国民に対する家族政策は(いまに始まった話ではないが)じつに「あやしい」としか言いようがない。 そもそも配偶者特別控除は「配偶者控除」の年収103万円以下を「配偶者特別控除」では201万円以下とし、所得金額に応じた控除を適用する所得控除のことだ。個別の詳細は本旨でないため省くが年間48万円以内の所得(「収入」ではなく「所得」である)の場合の適用が「配偶者控除」で、年間48万円以上133万円以内に適用される。また扶養者の所得金額が1000万円を超えると配偶者であっても適用外である。「今年はたぶん手取りが減ると思います。厚生年金の加入対象になるみたいなんで」 その扶養の中には「106万円の壁」というものもある。年収106万円以上(いわゆる月額賃金8.8万円)、週20時間以上、勤務期間1年以上(見込み)、従業員501人以上の企業(労使間の合意があれば501人未満も可)、学生でない、というこの5条件をすべて満たす場合は厚生年金に加入しなければならない。会社側が半分負担する上に将来的な年金の本人受け取り額は上がるが、当然ながら手取りは減る。それが今年の2022年10月から従業員101人以上の企業にも適用されることになる。2024年10月からは51人以上の企業にも適用される予定のため、事実上の配偶者控除廃止に向けた布石と言える。配偶者控除廃止の次はサラリーマン控除廃止か「子育てや介護はそんなに簡単でフルタイムで働きながらでもできる、努力すれば金はいくらでも稼げると、本当に国は思っているのでしょうか」 この言葉は子どもを育て、義母を17年間介護した60代女性の言葉で重い。コロナ禍以前までは「経済評論家」「○○総研」あたりの中に「扶養から外れれば労働時間や収入額を気にしなくて好きなだけ働けます、そうすれば責任ある仕事を任されてキャリアアップもできます」「サラリーマンの妻だけが優遇されて、その妻の労働力を生かせないのはもったいない」などと書き立てる者もいた。別にパートや非正規でも責任ある仕事を任されている人もあるし、後者に至っては何の上目線かわからないが余計なお世話である。 しかしこの余計なお世話、今回の白書により政府の方針としての「余計なお世話」に取り代わっている。〈配偶者の収入要件があるいわゆる配偶者手当については、税制・社会保障制度とともに、就業調整の要因となっているとの指摘があることに鑑み、配偶者の働き方に中立的な制度となるよう、労使に対しその在り方の検討を促すことが重要であり、引き続きそのための環境整備を図る(厚生労働省)〉(白書・290P)。 なぜか小さく書かれているこの文言、つまり企業に対して「会社が家族手当を出すから社員の女房が働かないなんとかしろ」ということか。本当に大きなお世話である。「テレワークだからフルタイムでも子育てできるでしょうって、エッセンシャルワーカーには無縁ですし、電車の混み具合を見ると出社する形に戻っているのではないでしょうか」 冒頭のドラッグストアで医薬品登録販売者として働く女性の話、都心の混雑はラッシュ時に限れば戻りつつある。エッセンシャルワークを始めとする対面仕事や現場仕事でテレワークを実現するのはまず無理、事務方でも中小企業を中心に出社体勢に回帰する企業が増えている。しかし白書では、〈コロナ下で、テレワークの浸透や在宅勤務等、働き方が多様化し、コロナ前に比べ、平日に自宅で仕事以外に使える時間が増えるなど、男女ともに家庭と仕事の両立をしやすくなった人が増加している〉(白書・P98) としている。以降のP100、P101にその根拠となる表が掲載されているのだが、比較は2019年12月から2021年10月までで、それは増える結論になるだろうという当たり前の表である。コロナ禍が一時的にピークアウトしたとされる2020年12月ごろのテレワーク率は下がっているのに。これを以て恣意的とまでは言わないが、「男女ともに家庭と仕事の両立をしやすくなった人が増加している」と大きく結論づけるのはどうかと思う。 また白書の引用資料として使われている中のひとつ、「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」(内閣府・2021年11月1日付)の「地域別・企業規模別のテレワーク実施率」を見ると「増加している」としたテレワークに関して就業者1000人以上の企業では46.7%に対し300人から999人の企業で32.4%、30人から299人の企業で26.7%、2人から29人の企業となると20.9%となっている。 もちろんいずれも2019年12月のコロナ前よりは大幅に増えているのだが、このテレワーク実施率の中には「定期的にテレワーク(出勤中心50%以上)が20%から30%含まれている。対して「テレワーク(ほぼ100%)」は10%から20%程度。これで「男女ともに家庭と仕事の両立をしやすくなった人が増加している」は無理がある。 また今回ヒアリングした扶養範囲内で働く女性の中にはいなかったが、筆者の友人の話として「転勤家族はどうなる」という話もあった。小さな子どもを抱えて見知らぬ土地についていく配偶者にとって近年の控除枠の縮小はもちろん、先々の控除廃止ともなればさらに厳しくなることが予想される。もちろん自分自身で厚生年金に入れば将来の年金も増えることは白書で重ねて説明されているが、コロナ禍はもちろん重税に次ぐ重税と本年中に1000品目予定されている値上げ、そもそも肝心の平均賃金そのものが30年間上がらぬままに韓国どころかスロベニア以下、平均時給はキプロス以下という事態に陥った日本とその張本人である政府自民党が力説しても、今回の白書同様に信用度は限りなく低い。「『扶養控除があるから女性が働かない』という言い方はおかしいです」 最後に正社員で働く女性の意見、彼女は配偶者としての控除を受けておらず夫とともにフルタイムの共働きだが、だからといって子持ちのパートや家族介護に従事する配偶者の方々の控除を削減しろ、控除をなくせとは思わないという。「だって、次はサラリーマンの控除廃止ですよ。言い訳はいくらでも作れるでしょう」 なんだかナチスドイツ時代の聖職者、マルティン・ニーメラーの「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」のようだ。ナチスが共産主義者を襲い、ユダヤ人を迫害し、労働組合を弾圧するたびにドイツ国民は「ざまあみろ」と思っていた。しかし後にニーメラー自身もまた聖職者として排撃され、そのドイツ国民そのものも悲惨な運命を辿ったことは歴史の事実である。コロナ禍における「令和の魔女狩り」で私たちはそれを知ったはずだ。ライブハウスからパチンコ屋、夜の街、居酒屋、若者とコロナウイルスまん延の犯人とされては叩かれた。いまとなっては何だったのかという話、為政者が一般国民の中に「ずるい奴がいる」「得している奴がいる」を作るとき、それは自分たちに敵意が向かないためと何かを隠す時であり、「配偶者控除はずるい」「専業主婦はずるい」の裏にはそうした作為が隠れている。次はサラリーマンの控除廃止、先々の年金制度廃止につながるかもしれないのに。この国はさらなる税負担と各種控除の削減、そして社会の不寛容につけ込んだ自己責任論による階層の固定を目指している。つまるところ、切り捨てるだけ切り捨てた上で中流国への着地を試みている。筆者は悲観的だ。だからこそ端緒に声を上げるべきなのだ。 これを機に、ぜひみなさんも内閣府の男女共同参画局ホームページで公開している『令和4年版 男女共同参画白書』をダウンロードして読んで欲しい。そこに書かれた内容と、そこから辿る資料とで、この国が一般国民をどうしたいのかが見えてくる。今回はある意味、国も本音で書いているともいえる。もはや美辞麗句を並べるほどの余裕もないということかもしれないが、実際に白書を読んで筆者と同様の感想を持つのもいいし、「そんなことはない」「この国は素晴らしい」と思うのも自由、とにかくこの国の一大転換を宣言したことは間違いない白書なので、本当に読んで欲しい。なぜ「もはや昭和ではない」なのか、なぜ「もはや平成ではない」ではないのか、悪い意味で疑問、疑念が見えてくるに違いない。 そもそも「依然として戦後の高度成長期、昭和時代のまま」とは、誰の責任なのだろう?【プロフィール】日野百草(ひの・ひゃくそう)日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。社会問題、社会倫理のルポルタージュを手掛ける。
2022.06.25 16:00
NEWSポストセブン
元タレント、アスリートから党首まで…参院選注目の女性候補者たち
元タレント、アスリートから党首まで…参院選注目の女性候補者たち
 6月22日に公示され、7月10日の投開票に向け各候補者の動きが活発化している参議院選挙。今回、選挙区・比例合わせて520人を超える候補者の中で、女性の候補者は170人以上。全体の30%を超える割合は過去最高の数値だ。だが、同時に水面下で火花を散らす“女の戦い”も勃発しているようで──。元タレントから党首まで過去最多170人以上の女性が立候補予定! 混戦必至の夏の陣に出馬した注目候補を紹介しよう。【※候補者名の横の記載は、党派、選挙区(比例代表の場合は「比例」】●生稲晃子氏(54才)自民党 東京 今回の参院選の“注目株”筆頭は、元おニャン子クラブの生稲氏。「選挙の華」としての期待を受け「政治家として全身全霊、国民のために働きたい」と自民党より出馬表明。だが、6月には参院選に出馬する関係で出演番組が“お蔵入り”となり、制作会社に900万円の損害賠償を求められる騒動があった。“うしろ髪をひかれない”活躍ができるのか。●蓮舫氏(54才)立憲民主党 東京 6年前の参院選では112万票を獲得しトップ当選を果たした蓮舫氏は、激戦必至の今年の東京選挙区で「当確」という噂も。だが、3月には俳優として活動していた長男・村田琳が元自民党国会議員で実業家の糸山英太郎氏と養子縁組をし、自民党に入党したと報じられるという“逆風”もあった。失意を乗り越え当選なるか。●青木愛氏(56才)立憲民主党 比例 テレビ番組のリポーターなどを務めた元タレントの青木氏が立候補。過去には小沢一郎衆議院議員との不倫疑惑が報じられたことも。●松野明美氏(54才)日本維新の会 比例 日本維新の会から比例代表に出馬したのが陸上女子長距離の元エース選手・松野氏。引退後はコーチやスポーツキャスターなどを務めた後、地元の熊本市議に無所属で当選、熊本県議となってからは再選時にトップ当選するなど支持は厚い。立憲民主党からの出馬要請を辞退して日本維新の会からの立候補となったが、その判断はどんな結果をもたらすのか。●高見知佳氏(59才)無所属 愛媛 立憲民主党の推薦を得て無所属での初挑戦となるのが高見氏。『くちびるヌード』のヒット曲で知られ、多くの映画やドラマ、バラエティーに出演。現在は故郷の愛媛で地元ラジオなどに出演している。「子供のための未来投資」を軸に活動中だが、いまではネットで「たかみちか」と検索すると、アイドルアニメのキャラクターが上位にくることが悩みだとか。●海老沢由紀氏(48才)日本維新の会 東京「女の戦い」が熾烈を極める東京選挙区に、日本維新の会から立候補したのは元プロスノーボーダーの海老沢氏。“維新の美魔女”と称される美貌の持ち主でもあるが、6月12日の街頭演説会では同じく日本維新の会の猪瀬直樹氏から「公然セクハラ」ともとれるボディータッチを受ける。本人は否定、猪瀬氏との“良好な関係”を説明しているが…。●今井絵理子氏(38才)自民党 比例 元SPEEDのメンバーで、2016年の参院選で初当選した今井氏は、今回2期目の当選を目指して立候補。初当選の1年後には不倫疑惑が報じられ、批判を浴びた。5月には鹿児島県徳之島で闘牛祭りに参加した際に牛から落下して骨盤を骨折、車いすで街頭演説を行ったことも。●三原じゅん子氏(57才)自民党 神奈川 3期目の当選を目指す三原氏は、神奈川選挙区でダントツの人気を誇る。2016年には100万票を獲得してのトップ当選、今回も菅義偉前首相が応援に張り付くなど全面バックアップの構えだ。女優としては1979年の『3年B組金八先生』(TBS系)で人気急上昇。●八幡愛氏(34才)れいわ新選組 大阪 元グラビアアイドルでタレントの八幡氏は、れいわ新選組からの立候補。政治の勉強のため通信制の大学に入学した現役大学生でもある。●片山さつき氏(63才)自民党 比例 自民党の元地方創生担当相・片山氏は6月14日、党内最大勢力の安倍派の参議院議員でつくるグループ「清風会」に入会したことが話題に。だが、それまで所属していた二階派とは、退会の意向を「言った」「言わない」で大モメし、泥仕合の末に退会。余計な“場外乱闘”を経ての立候補となった。●福島瑞穂氏(66才)社民党 比例 参院選で得票率2%をクリアできなければ政党要件を失い、事実上の「消滅」という崖っぷちの危機にある社民党。党首の福島氏は比例での立候補。「憲法9条を変えよう、その動きが参議院選挙で強まります。社民党、踏ん張りたいんです」と訴えた。●辻元清美氏(62才)立憲民主党 比例 昨年秋の衆院選で落選した参院選の“新人”辻元氏。公示前の街頭演説では「へこたれへん」と書かれたたすきをかけながら、「修羅場を踏んだ女がガチっといきますわ」と“辻元節”を炸裂させた。参議院に“新しい風”を吹かせられるか。撮影/『女性セブン』写真部 写真/時事通信社、共同通信社、アフロ※女性セブン2022年7月7・14日号
2022.06.25 16:00
女性セブン
「黒内障」の症状とリスクとは(イメージ)
突然視界が真っ暗になる「黒内障」 数秒で収まっても放置は厳禁、命にかかわることも
 歳を重ねるほどに衰えを感じやすい「目」は、体の異変の兆候を様々なかたちで知らせてくれる部位でもある。「疲れているだけだから」とやり過ごしていると、そこには重大な病気が潜んでいることも──。「車の運転中に突然、左目の左端から右に向かってカーテンがかかるようにサーッと目の前が真っ暗になりました」『タクシードライバーぐるぐる日記』(三五館シンシャ)の著者である内田正治さん(70)は、2016年9月、都内でのタクシー乗務中に突然目の異変を感じた。「最初はカラスか何かが目の前を通ったのかと思ったのですが、そのまま視界が真っ暗になっちゃった。幸い空車のタイミングだったので、これはおかしいと車を脇に止めてしばらく目を閉じました。 4~5分経って目を開けると元に戻っていたんですが、今までにない症状だったのですぐに眼科へ。医者からは『一過性黒内障』と診断され、大学病院での精密検査を勧められました。聞いたことのない病名でしたし、お客を乗せて高速を運転中に目の前が真っ暗になったら……と想像すると怖くなり、仕事を引退する決意が固まりました」(内田氏) 歳を重ねるにつれて発症するリスクが高くなる目の疾患として緑内障や白内障がよく知られるが、「黒内障」とはどのような病気なのだろうか。「黒内障は放置すると死につながることさえある怖ろしい病です」──そう語るのは、二本松眼科病院の眼科専門医である平松類医師だ。 黒内障を発症すると、多くのケースで片方の目に黒い幕が下りたかのごとく視界が真っ暗になる。 中には無数の黒い点が出現して視野の一部が欠けたり、目の奥で爆発があったような感覚で光が走った後に、モヤが出現して視野が遮られていくケースもあるという。 共通しているのは、その症状が長続きしないということだ。「突然症状が現われて、5~10分ほどすると目の状態が回復します。早い人では数秒で収まることもあり、『多分大丈夫だろう』と放置されがちです。しかしその後、脳に思わぬ症状が現われて死に至ることがあるのです」(平松医師) 正式名称は「一過性黒内障(アマユローシス・フューガクス)」。一時的に目の血管に血栓などが詰まることで生じる疾患だ。 広く知られた脳梗塞の前兆として、一時的に脳に血液が流れなくなり短時間、半身が痺れたり呂律が回らないといった症状が現われる「一過性脳虚血発作」があるが、黒内障もそのひとつに数えられる。 愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センター長で医師の伊賀瀬道也氏が語る。「一過性脳虚血発作を治療せず放置すると、3か月以内に10~15%が脳梗塞を発症するというデータがあります。黒内障も放っておいてはいけないということです」※週刊ポスト2022年7月1日号
2022.06.25 16:00
週刊ポスト
真田まこと
真田まこと Iカップ「キングスライムバスト」が縦横無尽に揺れまくる
 グラビアアイドルの真田まこと(27才)が、DVD『True Peach Angel』(ラインコミュニケーションズ)をリリースした。 身長167cm、B95・W61・H95という、恵まれたボディを持つ真田。見どころはなんといってもそのバストだ。Iカップで柔らかさ満点。本作には、ビーチで走ったり、バスケットボールで遊んだりとアクティブなシーンもたくさん収められているのだが、その都度ポワポワと自由に揺れまくっている。その迫力と柔軟さから「キングスライム」とも言われているという。 そんな大ボリュームのバスト故に、どの衣装もはちきれんばかり。三角ビキニは横乳も下乳も露出し、形の良い天然バストが強調されている。また、黒いランジェリーを着たシーンではネコ耳と尻尾もプラス。甘いイチャイチャタイムを堪能できる。 2022年2月に初となるDVDをリリースし、グラビアアイドルとして本格的始動した真田。以降、多くのグラビア誌に掲載され、知名度を上げた。また、それ以前からタレント活動も行っており、YouTubeの「エガちゃんねる」にアシスタントとして出演した際は大きな反響を呼んだ。 加えて、看護師免許も持っているのだとか。話題性抜群の彼女から目を離すな!
2022.06.25 16:00
NEWSポストセブン
『かれが最後に書いた本』著・津野海太郎
【書評】『かれが最後に書いた本』紙の本を愛する世代の真率な回想と歴史
【書評】『かれが最後に書いた本』/津野海太郎・著/新潮社/2310円【評者】関川夏央(作家) 長年の読書とその書き手たちの回想、それにかつて愛した映画についてのエッセイ集である。著者・津野海太郎は頑健な人で、七十歳を過ぎても老眼以外に不具合がなかった。なのに二〇一四年、七十六歳のとき胆嚢の手術で人生初入院して以来、自分でも驚くほど「老いの証し」を経験した。 自宅の階段から落ちて肋骨を七本折り、歩行中にも転倒。緑内障、心臓冠動脈バイパス手術、腸の憩室炎を患った。昔は歩きながら本を読んでいた彼が、外出時には駅の階段のありかやエスカレーターの乗り継ぎを気にする八十四歳になった。 演劇人、編集者、書き手、大学教員と多彩なキャリアを積んだ人だから、顔が広い。ゆえに「かれが最後に書いた本」の「かれ」はいろいろだが、二歳年少、二〇一九年に七十八歳で亡くなった池内紀が「最後に書いた」『ヒトラーの時代』は衝撃的だった。データ上の間違いと繰り返しが多く、そのかわりユーモアが消えている。健康でお洒落で勤勉であった池内紀自身、自分の原稿に愕然としたことだろう。 津野海太郎は、一九四〇年代後半から七〇年代末まで、すなわち十代から三十代終りまでに溺れるように接した本と映画が自分をつくったという。とくに半鎖国状態にあった五、六〇、映画だけが外国をのぞく窓であった。やがて死ぬのは承知だが、人は一人で死ぬのではない。そんな経験を共有した「友だちとともに、ひとかたまりになって、順々に、サッサと消えてゆくのだ」。 この本は、おもにweb「考える人」の連載を紙に落としたもので、一ページ十九行、今時では文字が詰まった編集だが、読みにくくない。 それは叙述に「…のでね」「…じゃないかな」とまじえて、あえて「世間話」文体のつぶやきに近づけたためで、「老人の威張り」はまったく感じられない。紙の本を愛しながら、やがて「消えてゆく」世代の真率な「回想」と「歴史」として読んだ。※週刊ポスト2022年7月1日号
2022.06.25 11:00
週刊ポスト
朝起きて視界の端に異常があれば要注意(写真はイメージ)
眼科医が警告 「朝、目の端が見えない」「目の奥が痛む」のは重病のサイン
 肝臓は肝硬変などを起こしていても自覚症状が出にくいため、「沈黙の臓器」と呼ばれる。黄疸など体に明らかな異変が起きた時には、すでに手遅れというケースも少なくない。同じく「目」も症状が出にくいため、命に関わる重大な疾患を見逃しやすいと専門家は警鐘を鳴らす。 二本松眼科病院の眼科専門医である平松類医師は「目は体の様々なSOSを発信しています。中には放置すると死に至る病も。いかに早く読み取れるかが大切です」という。見逃してはいけない「目からの不調のサイン」を平松医師が解説する。 平松医師がまず挙げるのが、「視野欠損」だ。目の端や真ん中などの視界が欠けるこの症状は、脳の疾患の疑いもあるという。「日本人の失明原因のトップである緑内障は、進行すると視野が欠けてきます。ただし、多くの人が末期近くの視野が半分以上欠けた状態になるまで気が付かない。なぜかというと、人間は片目がおかしくてももう片方の目で補ったり脳が衰えた視覚を補完するので、視野が欠けていっても気付かない人が少なくないのです。緑内障は末期になってしまうと治療が難しくなりますが、早期に発見できれば失明を防げます。緑内障は大抵の場合、ゆっくり進行するので月に1度のペースで片目を閉じて周りを見て、視野に変化がないか確認することが望ましいといえます」(平松医師) 一方、脳の疾患が原因で視野が欠ける場合は注意が必要だ。脳梗塞など死に至る可能性のある重大な疾患が隠れている場合もある。「医者の立場からいうと目は脳の一部の臓器です。目と脳は神経や血管が繋がっており、脳から出血している場合は目が圧迫されるといった具合に、目は脳の不調を反映します。もし朝起きた時に目の端が見えないなど、急に視野が欠けるようなことがあれば注意しましょう。脳梗塞や脳出血、下垂体腺腫(脳腫瘍)といった脳の血管が関係する疾患の疑いがあるので精密検査を勧めます」(平松医師) 以上の例は痛みを伴わないが、「もしも目に痛みを感じたら、それは目からの緊急のSOS」だと平松医師が続ける。「目は自覚症状が出にくいのですが、痛みを伴うとなると緊急事態です。通常の緑内障と異なり、突然発症する緑内障発作は頭痛と間違う人もいますが、目の奥に強烈な痛みと吐き気を伴います。もともと目が良かったり遠視気味の人がかかりやすい疾患で、通常は10~20mmHgの眼圧が40~50mmHgまで急上昇し、放置すると数日で失明することもあります。緊急で医療機関にかかってください」 目も「物言わぬ器官」。不調のサインを見逃さないようにしたい。
2022.06.25 11:00
NEWSポストセブン
井上陽水の隠し子と言われた“消えた次男” 長男は「井上ファミリーとは関係のない人」と語る
井上陽水の隠し子と言われた“消えた次男” 長男は「井上ファミリーとは関係のない人」と語る
 加山雄三(85才)、小椋佳(78才)、吉田拓郎(76才)、高橋真梨子(73才)など、活動に区切りをつける大物アーティストが相次いでいる。目下、ファンや業界の関心を集めているのが、同世代の超大物である井上陽水(73才)の動向だ。「2019年に歌手活動50周年の記念ツアーを敢行して以来、音楽活動を行っておらず、シングルは2018年リリースの『care』を最後に発表していません。以前は毎年必ず行っていたツアーやライブもコロナ禍で再開のめどが立たず、表舞台から姿を消してからすでに2年近く沈黙を守っています」(レコード会社関係者) 陽水は1978年に歌手の石川セリ(69才)と結婚。1男2女に恵まれたが、家庭生活は決して順風満帆ではなかった。さらに思い起こされるのが、10年以上前に報じられたもう1人の“息子”の存在だ。「Tという芸名でモデル活動をしていたカナダ帰りの帰国子女。身長180cmを超えてスラリとした体形で、中性的な魅力がある美青年でした。彼は周囲に『自分は井上陽水の次男』と話し、実際に陽水さんと一緒に写った写真を何枚も持っていました。公式には陽水さんの息子は1人だけとされていたため、当時は“隠し子説”が取りざたされたほどです」(Tの知人) 当時、Tが開設していた公式ブログ(現在は削除)には、セリや長女の依布サラサ(38才)との親しい関係をうかがわせる写真が複数投稿されていた。一方でセリの公式ブログにも親しげにデュエットするツーショットが掲載されている。「Tは1990年にリリースされた名曲『少年時代』に出てくる歌詞が、自分の名前に由来していることを誇らしげに話していました。 10年ほど前に大手芸能事務所の面接を受けた際、Tは『父の名前を使って仕事をするのはイヤなんです。ぼくと陽水さんの関係は絶対に公にしないでください』と懇願するように言っていました。二世タレントとして認識されることを拒むというより、何かもっと深刻な事情があるような強い拒否だったことを覚えています」(前出・Tの知人) しかし、俳優デビューの話が進んでいた2010年、一部のネットニュースで陽水の『次男』と報じられ、Tは大きなショックを受けたという。その後、芸能界から忽然と姿を消したTは、日本を離れてかつての友人たちとも連絡を絶っている。謎めいた“消えた次男”と陽水の関係について、陽水の長男が『女性セブン』の取材に応えた。「報道が出た当時は、あえて否定しませんでしたが、彼が勝手に“次男”を名乗っていただけではないでしょうか。Tさんとは私も会ったことがありますし、母とも友人としての交流はあったようです。しかし、父の子供は私と妹2人だけで、井上ファミリーとは関係のない人です」 一方で「彼は陽水さんの息子同然だった」と語るのは、別のTの知人だ。「彼は実際に陽水さんやセリさん、サラサさんたちに家族と同じように受け入れられていました。報道が出たとき、Tは『どうしよう』と頭を抱えていましたが、もとより彼に陽水さんの名前を利用しようという気もなかった。少なくとも、彼にとって陽水さんは特別な存在で、陽水さんも彼に目をかけていたことは間違いありません」 Tにも話を聞こうと電話をかけたが、海外のコール音が鳴り続けるだけだった。※女性セブン2022年7月7・14日号
2022.06.25 11:00
女性セブン
松鳳山
人気力士・松鳳山「引退後は親方にならず退職」の裏に70歳再雇用と名跡不足の大問題
 7月場所の番付発表を5日後に控えた6月22日、元小結で38歳という現役最年長関取の松鳳山が引退届を提出。日本相撲協会は受理したと発表し、6月28日に本人の会見が行なわれる予定だ。長く人気力士として活躍した松鳳山だが、引退後は協会に残らない道を選んだ。その背景には、複雑な事情が見え隠れする。 今回の引退表明について、相撲担当記者はこう話す。「先の5月場所は東十両12枚目だったが、8日目から連敗が止まらず11日目に負け越しが決まった。3勝12敗となり、次の7月場所は2011年5月場所以来の幕下陥落が濃厚になっていた。年齢的に幕下からの復帰が厳しいとの判断だが、引退後は協会には残らないという」 力士が引退後に親方として相撲協会に残るためには、105ある「年寄名跡」のいずれかを取得する必要がある。取得には日本国籍を有するとともに、最高位が小結以上、幕内在位通算20場所以上、十両以上在位通算30場所以上のいずれかの条件を満たさなくてはならない。 つまり、幕内通算在位51場所の松鳳山には、襲名の資格がある。序二段で1回、幕下で2回、十両で1回の優勝経験があり、殊勲賞を1回、敢闘賞は3回受賞している。金星も5個獲得し、突き押しの激しい相撲で人気を集めた。通算成績は582勝605敗22休。知名度や実績は十分だ。しかし、松鳳山は退職の道を選んだ。「駒大相撲部から若嶋津(元大関)が興した松ケ根部屋(当時。現・放駒部屋)に入門した。前相撲からスタートし、初土俵から25場所で十両に昇進すると、関取の座を11年間(幕内通算51場所、十両通算17場所)守った。部屋で初の三役力士となるなど、看板力士として活躍したが、年寄名跡取得のメドが立たなかった」(前出・相撲担当記者)師匠は元・稀勢の里と名跡交換 現役中に年寄名跡が取得できない場合、借株を渡り歩いて定年などで空く年寄名跡の取得を目指すことが多い。現在、高砂一門の「錦島」(2021年6月退職の元大関・朝潮所有)と伊勢ケ浜一門の「友綱」(2022年6月退職の元関脇・魁輝所有)が空き株になっている。ただ、松鳳山は借株でも協会に残らなかった。協会関係者がこう言う。「本来、部屋の功労者は師匠から年寄名跡を譲り受けるものだった。先代の遺族の面倒を一生見ることなどが条件とされたが、今は一時金を支払って買い取るようなかたちになっている。そのため資金力のある力士が取得することになる。部屋の力士より一門の力士、一門の力士より他の一門の力士に譲ったほうが高い価値になる。表向きは売買が禁止されているが、指導料などのかたちでの先代との金銭のやり取りもあり、旧態依然とした年寄名跡の制度が大きな壁となった」 今回、好角家たちがクビを傾げたのは、師匠である元・若嶋津が1月場所中に65歳の定年を迎えていたにもかかわらず、弟子の松鳳山に年寄名跡を譲らなかったことだ。もともと「二所ノ関」の名跡を所有していたが、昨年12月、元横綱・稀勢の里と名跡を交換し、荒磯親方として定年後の再雇用制度を利用して参与として協会に残っている。相撲ジャーナリストが言う。「松ケ根部屋を興した元・若嶋津は、その後、名跡交換して二所ノ関部屋となった期間も通じて7人の関取を育てた。その出世頭が松鳳山だった。それゆえ、松鳳山が部屋を継承するものと見られていたが、定年直前の昨年12月に部屋付きの放駒親方(元関脇・玉乃島)に弟子を引き継ぎ、『放駒部屋』と改称。元・若嶋津は部屋付き親方となった。この段階で松鳳山に名跡を譲ることもできたが、若嶋津は参与として協会に残る道を選んだわけです。 背景には、師匠と弟子の間の“距離感”の問題があったとみられます。元・若嶋津と松鳳山は手が合わないことで知られている。松鳳山は相撲に対しては真摯だが、私生活で手を焼くところがあった。2010年の野球賭博事件でも、賭博に関与していたうえに、それを申告せず本場所に出場していたことが発覚。解雇されるところだったが、師匠の尽力により2場所出場停止で収まった経緯がある。そうしたこともあってか、元・若嶋津は松鳳山よりも、役場勤務から脱サラして角界入りした幕内力士・一山本のほうをかわいがっているという。5年後に一山本に名跡を譲るのではないか」 年寄名跡は一門の勢力とも密接に関係する。各一門の利益代表を選ぶ意味合いを持つ理事選においての「1票」になるからだ。そのため一門外に出ることへのハードルが高いが、一門内での受け渡しには寛容だ。つまり、松鳳山も二所ノ関一門内で取得を試みることはできたはずだが、そうした動きを見せた形跡がないという。前出・協会関係者が続ける。「一門の重鎮の尾車親方(元大関・琴風)は、元・若嶋津とは4大関時代のライバルであり盟友。他にも、同期であり同じ二子山部屋に所属した花籠親方(元関脇・大寿山)が理事として一門内の影響力が強いなど、松鳳山は師匠である元・若嶋津の協力がなければ一門内でも手当てが難しい状況があった」元横綱・白鵬も取得に苦労した もちろん、背景には慢性的な年寄名跡不足という問題もある。優勝44回の元横綱・白鵬でさえ年寄名跡「間垣」を取得するのに苦労した。時津風親方の元前頭・時津海の時津風親方が不祥事を起こして2021年2月に退職していなければ、襲名することができなかったともいわれている。2019年の元関脇・逆鉾の急逝によって閉鎖された井筒部屋の再興を志しているとされる元横綱・鶴竜も、横綱経験者は引退後も5年間まで現役名で親方として協会に残れる特権を利用して年寄名跡が空くのを待っている状態だ。若手親方はこう嘆く。「問題の根源は2014年に導入された70歳までの再雇用制度でしょう。現在、65歳以上の親方が参与として5人が再雇用されているが、これにより名跡の循環が悪くなった。ひと昔前は肥満が原因で定年前に亡くなることが多かったが、最近は角界も長寿社会となった。さらに70歳までの再雇用制度ができたことで、悪循環に陥っている。名跡の数は105と決まっており、慢性的に不足するようになった。 65歳から70歳までの再雇用期間の親方の給与はそれまでの70%とされ、5年間で約4000万円。65歳で年寄名跡を譲る場合、取得する側は費用としてその分を上乗せしなくてはならないというから、さらにハードルが上がることになる」 今後、松鳳山のような力士が続出すると予想されるが、再雇用制度の見直しが求められる展開もありそうだ。
2022.06.25 11:00
NEWSポストセブン
佐々木朗希の投球動作
佐々木朗希のフォークは「もっとよくなる!」 フォークの神様・杉下茂氏が提言
 6月11日のDeNA戦に登板後、登録抹消されていたロッテ・佐々木朗希が、6月22日の西武戦に中10日で登板。7回96球3安打無失点、9奪三振で6勝目を挙げた。登板間隔を空けながらも勝ち星を積み重ねる佐々木だが、160キロ超のストレートと決め球のフォーク、それ以外の球種の配分などには微妙な変化も見られる。元祖フォークボーラーとして215勝をあげたレジェンド・杉下茂氏(元中日ほか)の目には、どう見えているのかを聞いた。 ここまでの今シーズン、佐々木の勝利数はオリックス・山本由伸の7勝に次ぐ2位タイ。防御率も1位のオリックス・山岡泰輔の1.51、2位の山本の1.55に肉薄する1.56で3位につける。そして奪三振数114は、2位の山本の86を大きく引き離してリーグトップだ。 「登録抹消された10日間で、佐々木はリフレッシュに専念したようです。血行をよくするために時間をかけて風呂に入って、睡眠も8時間とったという。コンディションを整えたことでストレートの160キロ台の割合が前回の17%から33%へと増えました。セパ交流戦の3試合は勝ち星がなかったこともあり、中6日では疲れが抜けきらないのではないか」(担当記者) 6月11日のDeNA戦では8回94球(自責点1)で降板したが、160キロ超えのストレートが8球しかなく、140キロ台のスライダーを多投(20球)。打たせて取るピッチングだった。相手チームの4番・牧秀悟から打たれた本塁打は130キロのカーブだった。4月10日に完全試合を達成したオリックス戦では36球投げていたフォークは、この日のDeNA戦では17球にとどめた。 一方、中10日での登板となった6月22日の西武戦では、ストレートとフォークを主体に組み立て7回には西川愛也を6球連続フォークで三振に仕留めている。 抜群の切れ味と落差のフォークを駆使して3度の沢村賞(1951年、1952年、1954年)を獲得し、「フォークボールの神様」と呼ばれる杉下茂氏に、佐々木のピッチングについて聞くと、「佐々木君は大切に使われて幸せですね」という第一声だった。「ロッテは大切に扱っていますよ。カネさん(故・金田正一氏)を超えるピッチャーになるのではないかと期待していますが、カネさんは佐々木君くらいの年齢で、すでにかなり投げていましたからね。高校を中退してプロ入りし、2年目には350イニングですから。本当に、がむしゃらに投げていた」フォークは川上哲治を打ち取るためのボールだった 若い投手に無理をさせない育成法が主流となりつつあるが、金田氏や杉下氏の頃とは時代が違うということなのか。そう質問すると、杉下氏はこう応じる。「カネさんの場合は、(登板が多くても)疲労感がない。全身を使って投げているぶん、目いっぱいの力で投げることがないんですよ。佐々木君は肩の力で投げている。それに、ほとんど全員の打者に対して全力投球ですからね。そりゃ疲れる。それなりにお休みしないとまずいよね」 最速164キロのストレートと落差のあるフォークボールを武器とする佐々木だが、元祖フォークボーラーと呼ばれる杉下氏は、「佐々木君のフォークボールはこれからですよ。もっともっとよくなるでしょうね」としたうえで、今後何を意識するといいのかについてこう話す。「ストレートをどんどん投げることです。あくまでも基本はストレート。フォークの投げ方はストレートと同じです。ストレートを投げているうちに、フォークは自然によくなっていく。フォークを磨こうと思わず、少しでも速いストレートを投げることだろうね。あとは、カーブかな。みんな楽をしようとしているから、カーブではなくスライダーを投げている。カーブは腕全体で捻らないといいボールが投げられないが、ほとんどの選手がカーブの握りで滑らせて投げようとするから、スライダーになる。カーブを投げれば腕の振りがよくなる」 さらに杉下氏は「フォークボールをあまりたくさん投げなくていい」とも言う。「ボクは“フォークの神様”なんて呼ばれていますが、実は勝負どころでしか使わない大切な切り札の位置づけでした。だから1試合に5~6球しか投げなかった。主に巨人の川上哲治さんを打ち取るために投げていました。ボクのフォークが打者のバットに当たった記憶があるのは1回だけです」 そんな杉下氏は佐々木の課題としてコントロールを挙げた。「ボクが投球で大切にしていたのはコントロールです。打者の弱点を丁寧につけばスピードがなくても抑えられる。また、アウトコース、インコースは狙ったところを外れる場合も、ストライクゾーンの外側(ボールサイド)にいかないとダメなんです。佐々木君もコントロールは悪くないが、そのあたりがこれからの課題だね」 元祖フォークボーラーも認める佐々木朗希。どこまで進化するのだろうか。
2022.06.25 11:00
NEWSポストセブン
中国国防省が弾道ミサイルの迎撃実験成功をHPで発表
上海の企業家らの公開書簡が話題 市政府にロックダウンで受けた損害への補償要求
 上海市で5月末まで2か月続いた都市封鎖(ロックダウン)では、多くの市民が経済的な損失や人権無視の扱いなどを受けた。上海の企業家らが、中国共産党指導部に対して、秋の第20回党全国代表大会(党大会)までに損害の補償など7つの要求の実現を求める公開書簡を発表し、ネット上で話題を呼んでいる。 さらに公開書簡を受けて、上海の衣類の小売業者らが2か月間の損害を弁償する代わりに、6か月分の店舗の家賃の免除を求めるストを実施するなど、要求がエスカレートしている。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」モーニングなどが報じた。 公開書簡は「寝そべるゼロコロナ!仕事は再開するが、生産せず!第20回党大会を静観」と題し、ロックダウン解除2日前の5月30日にネット上で発表された。タイトル中の「寝そべる」は現実に希望が持てずに寝そべるような無気力な生活を送る若者を総称した『寝そべり族』をもじったもの。習近平国家主席は昨年、寝そべり族を批判する演説を行っている。 書簡の差出人は「上海の一部の企業家・投資家」で具体的な名前は書かれていないが、総数は数十人で、従業員総数は数十万人とされる。文章の作成に当たって、上海の企業家らが共産党指導部への要求の内容などについて、フランス在住の中国人の民主化活動家の王龍蒙氏に依頼したという。 その要求内容は、上海市のロックダウン中の2カ月間のゼロコロナ政策によって、甚大な経済的損害が発生したとして、被害金額の弁償や横暴な振る舞いをした市政府の役人の処罰、投獄されている企業家らの釈放、都市と農村を差別した戸籍制度の廃止などだ。 すでに6月13日から上海の衣料品市場のテナント数百人が、今後半年間の家賃免除に応じない限り、店舗の営業を再開しないなどとして、デモや集会を行っている。 サウス紙は「これは中国本土の商業の中心地である上海市のロックダウンが何百万もの中小企業に深刻な打撃を与えたことを改めて示すものだ」と報じている。
2022.06.25 07:00
NEWSポストセブン
JRA重賞はGI26勝を含む129勝
蛯名正義氏が考える「返し馬と馬券検討」 記録に現われない記憶を積み重ねる大切さ
 1987年の騎手デビューから34年間にわたり国内外で活躍した名手・蛯名正義氏が、2022年3月に52歳の新人調教師として再スタートした。蛯名氏の週刊ポスト連載『エビショー厩舎』から、返し馬と馬券検討についてお届けする。 * * * 前回、返し馬はジョッキーにとって大切な時間だということをお話ししました。テレビの競馬中継では、返し馬をじっくり放送することはないので、これを見られるのは競馬場へ行った人だけの特権です。実際に走る姿が見られるわけだから、間違いなく見たほうがいいと思います。馬券の発売締切まであまり時間がないけれど、いまはコース前にいながらネットで買うこともできますしね。 では、返し馬をどう見ればいいでしょうか。 競馬予想は過去の記録からその馬の傾向を読み取る一方、記録には現われない記憶が重視されるゲームのようなところがあります。なので、その馬の前走の返し馬の様子がどんな感じで、どんな結果だったかを比較していければ、こんなに頼りになるデータはない。大事なお金を賭けて馬券をずっと買い続けていくつもりなら、自分の印象というデータを積み重ねていくことは武器になるでしょう。「あれ、この前勝った時(負けた時)とは違うな」と気づけば、それは馬券検討の重要なファクターになるはずです。 もちろん競馬場にいてもすべての馬の返し馬を見ることはできない。それでもパドックで気になった馬や、ずっと追いかけている馬、もちろん個人的にファンだという馬なら見続けられるはず。競走馬についてはとにかく点ではなく線で見てみること。重賞クラスの馬だけでも見続けてみれば(何らかの形で記録しておけばなおさら)自分だけのデータベースになります。 僕らは勝つために自分が管理する馬を日々じっくり観察し、体調の推移について把握します。ファンはその結果をまずパドックや返し馬で見て、さらにレース結果を踏まえて馬のことを知ればいい。いろいろな厩舎の馬を知って比較することが、ギャンブルでの“勝利”につながるのではないでしょうか。 パドックではちょっと落ち着きがなかったけど、馬場に出たら堂々として、沈み込むようないいフォームで走り出したりするかもしれません。その馬はきっと狭苦しいパドックが好きじゃないのでしょう。ちらちら物見をしたり、尻っぱねをしたりというしぐさの一つ一つに意味がある。馬が何らかのメッセージを出しているということです。 返し馬に入ったところで放馬したり、制御不能で暴走したりすることがありますよね。馬は自分の背中に乗っているジョッキーが、自分より上なのか下なのか見極めることがある。暴走するのはジョッキーを舐めているともいえます。しっかり折り合いがつく馬は「このジョッキーには従わなくてはいけない!」と思っている。 リーディング上位の常連は馬を御する技術に長けていますが、単に上手い下手だけではなく、相性の良し悪しということもあります。それほど結果を出していなかったジョッキーが、それまで不振だった素質馬を従わせ「走るスイッチ」を押したりすることがあるのも競馬です。 ただし調教師になってしみじみ思うのは自分の厩舎の馬を見て「ああ、いい返し馬をしているなあ」と確信しても、なかなか結果にはつながらないものだなということです(泣)。【プロフィール】蛯名正義(えびな・まさよし)/1987年の騎手デビューから34年間でJRA重賞はGI26勝を含む129勝、通算2541勝。エルコンドルパサーとナカヤマフェスタでフランス凱旋門賞2着など海外でも活躍、2010年にはアパパネで牝馬三冠も達成した。2021年2月で騎手を引退、2022年3月に52歳の新人調教師として再スタートした。※週刊ポスト2022年7月1日号
2022.06.25 07:00
週刊ポスト
藤井竜王と杉本八段
藤井聡太が叶えた「名古屋将棋対局場」新設 東海地方の棋士50年来の悲願だった
 藤井聡太竜王(19)の地元・愛知に、東京、大阪に次ぐ3拠点目の公式対局場がついに新設された。名古屋駅前の複合商業施設「ミッドランドスクエア」の25階のフロアをトヨタ自動車が提供。「名古屋将棋対局場」の新設の背景には、藤井竜王の活躍とその“大師匠”にあたる板谷進九段(故人、1988年没)の存在があった。今回の新設は東海地区の棋士にとって「悲願」だったのだという。「名古屋将棋対局場」のこけら落としとなった6月22日の今期順位戦A級の初戦では、藤井竜王が佐藤康光九段(52)を101手で破り、初の名人位挑戦に向けて白星発進を決めた。 藤井竜王にとって対局場の新設は「移動時間の激減」という大きなメリットをもたらす。「名古屋将棋対局場」では、本年度は順位戦を中心におよそ100局が行なわれる予定だ。日本将棋連盟によると、藤井竜王は順位戦9局中6局を名古屋で対局する予定。地元での対局は、体力的・精神的な負担の軽減につながる。将棋ライターの松本博文氏が解説する。「公式戦は基本的に将棋会館のある東京か大阪で行なわれる場合がほとんどです。愛知在住で関西(大阪)所属の藤井竜王は、東京では前日に1泊。大阪では当日朝、始発近い時間の新幹線に乗っているのだと思います。藤井竜王の鉄道好きは有名で、移動は苦にしていないようでもありますが、それでも名古屋での対局ならば、移動にかける負担は少なくなると考えていいでしょう。5つのタイトルを保持する藤井竜王は、タイトル戦のための地方転戦が多いため、それ以外の対局で名古屋開催のものが出てくるメリットは大きい」 対局前に長い移動時間がある場合、棋士はどのように過ごしているのだろうか。「棋士の多くは東京か大阪周辺に住んでいます。地方に住む人は少数派です。関東、関西の棋士がそれぞれアウェイに遠征するケースでは新幹線での移動がほとんどですが、その間の過ごし方はまちまちでしょう。これまでは、そこまで根を詰めて移動中も将棋のことを考えている人は多くなかった。ゆったり過ごして心身を休ませ、翌日からの対局に臨むという棋士がほとんどだったでしょう。しかしコンピュータ将棋(AI)が強くなって以降は、事前の準備が勝敗につながる傾向が強くなりました。現在では移動中もリモートで自宅のハイスペックなパソコンを操作し、研究している棋士もいます」(松本氏) 棋士の生活サイクルに大きな影響を与えそうな「名古屋将棋対局場」の新設までの道のりには、東海地区の将棋文化の発展に寄与してきた板谷一門の存在がある。名古屋に公式対局場が置かれるまでに実に50年以上の年月を要した。 板谷一門 もう一つの悲願の実現も……「板谷四郎九段、ご子息の板谷進九段が名古屋に『第三の将棋会館』を建てることを目標に、東海地区の将棋の普及に尽力されてきました。1970年には日本将棋連盟東海本部が設立されました。その頃は板谷将棋教室の奥座敷で公式対局も行なわれていました。しかしそれも長くは続かなかったようです。エネルギッシュに普及活動を続けていた板谷進九段は1988年、47歳の若さで死去。さらには中心人物であった父の板谷四郎九段も1995年に亡くなり、東海棋界は厳しい局面を迎えました。その後は板谷進九段の弟子である杉本昌隆八段(53)が名古屋在住の棋士として奮闘。地元の人々が地道に普及活動を続ける中で、大天才・藤井少年が現れることになります。 将棋界ではひとりのスーパースターが今までの景色をがらっと変える瞬間がありますが、今回はまさにスーパースターの藤井竜王の存在が大きかったでしょう。板谷進九段は、藤井竜王の師匠である杉本八段の師匠なので、藤井竜王と板谷進九段とは孫弟子と大師匠の関係にあたります。東海地区の関係者の夢であり、また板谷一門の悲願の一つはタイトルを持ち帰ることでした。それはすでに板谷進九段の孫弟子である藤井竜王が実現しています。さらにまた、もう一つの悲願も実現しつつあります」(松本氏) もう一つの悲願は、関西(大阪)に続き「第三の将棋会館」を新設することだ。「名古屋将棋対局場」はその大いなる目標へとつながっていくことが期待されている。「何にしても東京と大阪が拠点となるので、名古屋は都会ではあるもののハンディキャップがあるわけです。藤井竜王がプロになるまでは、小学生のときから大阪の関西奨励会に通っていました。親御さんにとっても大変な負担だったことでしょう。ゆくゆくは奨励会や将棋会館が東海地区にできたら、東海地方のさらなる将棋の普及につながることは間違いないでしょう」(松本氏) 藤井竜王が切り開いた地元・愛知の公式対局の拠点は、いずれ「東海将棋会館」として大きく実を結ぶことにつながる一歩となるのだろうか。  
2022.06.25 07:00
NEWSポストセブン
【動画】「パンケーキ食べたい」夢屋まさる テレビ朝日に入社していた
【動画】「パンケーキ食べたい」夢屋まさる テレビ朝日に入社していた
「パンケーキ食べたい、パンケーキ食べたい」のフレーズネタで ブレイクした夢屋まさるさんが、この4月から、テレビ朝日に入社していました。「新卒採用サイト」のページでは、「鈴木優」と本名と写真付きで、プロフィールを堂々と公開。それには、〈学生時代は、約7年間プロの芸人として活動していました! ご存じの方がいらっしゃると嬉しいのですが「パンケーキ食べたい~」というネタをよくやっていた人です(笑)〉 とコメントを載せています。
2022.06.25 07:00
NEWSポストセブン

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