ライフ

迎賓館赤坂離宮、法務省旧本館、旧近衛師団司令部庁舎など 見学できる美しい建築物

迎賓館

迎賓館赤坂離宮の和風別館は、渡り廊や主和室、茶室など、日本らしい趣のある空間で構成されている。和風別館の見学は予約が必要なので要注意(写真/内閣府迎賓館提供)

 世界各国の国王や大統領などをもてなす外交の場である迎賓館や、ノスタルジックな雰囲気の庁舎など、日本国内には海外へ行ったかのような非日常感を味わえるスポットがあります。今回は、見学可能な美しい建築物を紹介します。

●迎賓館赤坂離宮

 広い敷地内では、本館・庭園・和風別館の参観ができる。本館はどの部屋も豪華な装飾が施され、まるで西洋のお城のよう。各部屋では、ボランティアガイドが装飾の説明などをしてくれる。和風別館はガイドによるツアーとなっている。

住所:東京都港区元赤坂2-1-1
時間:毎週水曜と接遇等による非公開日以外の10:00〜17:00(本館最終受付16:00)。予約不要。(和風別館の見学は公式サイトより要予約)
料金:一般300〜2000円(参観コースごとに異なります)

●法務省 法務資料展示室・メッセージギャラリー

 法務省旧本館は、明治政府により司法省の庁舎として1895年に創建されたが、戦火によりほとんどが焼失。戦後再建されるも、資材不足から完全な復原には至らなかった。1994年、創建当時の記録をもとに美しい赤れんがの洋館を見事に復原。現在は3階の一部を展示室・メッセージギャラリーとして公開。

住所:東京都千代田区霞が関1-1-1
時間:平日10:00〜18:00(入室は17:30まで)。予約不要
料金:無料

●旧東京中央郵便局長室

郵便局

歴史を感じる貴重な空間(撮影/玉井幹郎)

 KITTE丸の内4階には、1931年創建当初の旧東京中央郵便局長室の内装を一部再現したレタールームがある。窓からは東京駅丸の内駅舎が眺められ、ビュースポットとしても人気。

住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE4階
時間:平日・土11:00〜21:00、日・祝11:00〜20:00

郵便局

細部まで当時を再現(撮影/玉井幹郎)

●旧近衛師団司令部庁舎

司令部

皇居周辺を散歩する際は必見!(写真/旧近衛師団司令部庁舎提供)

 天皇と皇居を警護する近衛師団の司令部として使われた庁舎は、現代に残される数少ない明治洋風建築。現在は外観のみ見学可能。皇居周辺の散歩には、はずせないスポット。

住所:東京都千代田区北の丸公園1

●京都迎賓館

 ガイドツアー方式で説明を受けながら参観できる。正面玄関では、樹齢700年の福井県産の欅を使用した立派な一枚板の扉が迎えてくれる。

住所:京都府京都市上京区京都御苑23

※データ部分は取材時のものです。今後変更になる場合があるため、公式サイトをご確認ください。価格は編集部調べです。

取材・文/スペースリーブ

※女性セブン2022年6月2日号

関連記事

トピックス

エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
乱戦の東京15区補選を制した酒井菜摘候補(撮影:小川裕夫)
東京15区で注目を浴びた選挙「妨害」 果たして、公職選挙法改正で取り締まるべきなのか
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
成田きんさんの息子・幸男さん
【きんさん・ぎんさん】成田きんさんの息子・幸男さんは93歳 長寿の秘訣は「洒落っ気、色っ気、食いっ気です」
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
NEWSポストセブン