ライフ

面接の意思決定要因「見た目」55%「笑顔」38%「話の内容」7%

「夫のボーナスが減るばかりで…」そんな悩みを抱える主婦も多いだろうが、再就職やパートをするにも選考はなかなか厳しいもの。どうすれば面接を乗り切ることができるのか。

 まず、面接官は、「見た目(第一印象)」55%、「笑顔」38%、「話の内容」7%で合否を判断しているという。主婦の再就職についての講演、執筆、セミナー開催などで活躍し、自身も2男1女の母として出産、退社、独立を経験したハナマルキャリアコンサルタント代表の上田晶美さんは、

「女性はもともとコミュニケーションスキルが高く、面接には向いています。でも、家族のサポートに専念しているうちに、自分の意見の伝え方も忘れてしまいがち」と話す。

「挨拶は大きな声で元気よく、“失礼します”“よろしくお願いします”と。面接セミナーでビデオを撮ると、もっと笑っていると思っていた、と全員がいうように、笑顔はオーバーくらいでちょうどいい。本人は恥ずかしいからというつもりでも、目をそらすのはダメ。やましいことがあると思われます。女性はついしゃべりすぎるので、質問には1分以内で、短い文節に区切って答えましょう」(上田さん)

 また、「志望動機を教えて下さい」という質問に対するNG回答と良回答も教えてくれた。NG回答は「『地元密着』『顧客第一主義』という御社の理念に共感したからです」というもので、良回答は「御社の店舗の雰囲気や接客の気持ちよさが印象的で、自分もぜひ一緒に働きたいと思ったからです」というもの。

 なぜ、後者が良解答なのか。上田さんは「面接本などのマニュアルに捉われず、思ったことを正直に答えることが大切。面接官に『本気で考えているか』が、より伝わります」と解説する。

※女性セブン2012年7月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

なかやまきんに君が参加した“謎の妖怪セミナー”とは…
なかやまきんに君が通う“謎の妖怪セミナー”の仰天内容〈悪いことは妖怪のせい〉〈サントリー製品はすべて妖怪〉出演したサントリーのウェブCMは大丈夫か
週刊ポスト
グラビアから女優までこなすマルチタレントとして一世を風靡した安田美沙子(本人インスタグラム)
《過去に独立トラブルの安田美沙子》前事務所ホームページから「訴訟が係属中」メッセージが3年ぶりに削除されていた【双方を直撃】
NEWSポストセブン
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン