ライフ

車のガソリン代節約法 満タンではなく半分にする方が良い

 夏の行楽シーズン、車で出かける機会も多くなってくるが、そのとき気になるのがガソリン代。例えば東京から大阪、500kmの道のりを車で行った場合、燃費1リットル10kmでガソリン代は約7850円かかる。1年前は1リットル135円だったのが、今は157円に上昇しているので、往復で約2000円あまりアップ。どうやってガソリン代を節約すればいいのだろうか?

●値段が一目瞭然のサイトでGSを事前チェック

 車で出かける場合、最大の節約ポイントはなんといってもガソリン代だ。1円でも安いガソリンスタンド(GS)を探したいと思いつつ、結局、探しているうちにGSがなくなって、高いところで入れざるを得なくなるのもありがちなこと。節約アドバイザーの丸山晴美さんがすすめるのは、『gogo.gs』というサイトだ。

「日本全国のGSのガソリンの値段が載っているので、その周辺ではどこがいちばん安いのかが一目瞭然。出発前にチェックしておけば、どのGSで入れるかで迷わずにすみます」(丸山さん)

 たとえ最安値のGSに行けなくても、相場を知っておくことで「このぐらいならいいか」と納得できるはずだ。

【入会すれば1リットル当たり7円もお得なカードも!】

「ガソリン会社が自社で発行しているクレジットカードを活用すれば、ガソリン代がぐっと割引になります。利用額によって異なりますが、例えばエネオスの場合、最大7円引きに。1リットル157円とすれば150円で入れられる。20リットルなら140円、40リットルなら280円も差がつきます」

 と言うのは、モータージャーナリストの岩貞るみこさん。ポイントがたまるカードもあるので、賢く選びたい。

【満タンではなく「半分」に】

 長距離運転に備えて「ガソリンは満タンにしておくほうが安心」という気持ちもわかる。だが、節約のうえでは、半分ちょっとにしておくほうがいい。

「満タンにしておくと、その分、車の重量が重くなり、燃費が悪くなってしまうんです」(岩貞さん)

【トランクは空にしておく】

 同じ理由で、トランクの荷物も少ないほど燃費がよくなる。ゴルフバッグや家族で春に行ったキャンプセットなど、ついつい荷物を積みっぱなしにしがちだが…。

「使わないものは家に置いていきましょう」(岩貞さん)

【タイヤの空気圧をチェック】

 タイヤの空気圧が減った状態で走ることも、燃費を悪くする原因になる。

「タイヤショップのかたによると、空気圧が足りない車がかなり多いそうです。できれば1か月に1回、最低でも3か月に1回は、GSで空気圧をチェックしてもらいましょう」(岩貞さん)

 2000ccの車を月に100km走らせた場合、空気圧の低い状態のままだと、ガソリン代が年間2400円違うというデータもあるというから、バカにならない。

※女性セブン2013年8月15日号

関連キーワード

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン