空前のブームが続く、パンケーキに、新たな刺客が現れた。まずは、日本でもおなじみのフレンチトースト。
「素材となるパンや卵などを厳選し、手間ひまかけてつくるベーシックなものが人気です」(オールアバウトパンガイドの清水美穂子さん)
『Yoccos’French Toast Cafe』(東京・自由が丘)は今年3月にオープンしたフレンチトースト専門店だ。
「厳選したキメの細かいパンを10時間もアパレイユ(卵液)に漬け込んだフレンチトーストは、自慢の一品です」(同店広報)
1ピース1200円という値段だが、平日でも20分待ちの行列ができている。
そして、もうひとつがエッグベネディクト。
「イングリッシュマフィンにベーコンやハム、そしてポーチドエッグ(落とし卵)をのせてオランデーズソースをかけたボリュームのあるメニューで、アメリカのカフェでは朝食の定番料理です」(前出・清水さん)
ここ数年で日本でも広まり、ファミレスのメニューにも登場している。パンケーキでも人気の行列店『カフェ・カイラ』(東京・表参道)では、サラダとフルーツ付きのエッグベネディクトが1日60食限定で食べられる(1900円)。開店前から行列ができ、毎日午前中に売り切れてしまうほどの人気だ。
※女性セブン2013年8月22・29日号