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おいしい「家カレー」を作るコツは小さじ1杯からの「隠し味」

 おいしい「家カレー」は仕上げのワンテクで決まる──。パッケージ通りに作ってもおいしい。でも、いいかげん、ルーの味にも飽きてきた…。夏バテの救世主ともいえるカレーだが、ちょっとした工夫で格段においしくなるという。カレー総合研究所所長の井上岳久さんはこう話す。

「カレーをおいしくする方法はいろいろありますが、簡単なのは仕上げに “隠し味”を入れること。食材や調味料を加えることで、もう一歩、味の領域が広がるんです。ただし多量に入れるのはNG。“小さじ1”からスタートしましょう」

 ここで、家で簡単にできる「魚介たっぷりカレー」のレシピを紹介しよう。

【1】オリーブ油大さじ2、すりおろしにんにく・しょうが各大さじ1.5を鍋に入れ、弱火で香りが立つまで炒める。粗く切ったトマト1個を加えて中火に落とし、つぶしながら焦がさないように炒める。

【2】背わたとひげを除いた有頭海老4尾、シーフードミックス(冷凍でも可)300g、ひと口大に切ったキャベツ 160g、薄切り玉ねぎ1と2/3個分(350g)、石づきを取り小分けしたしめじ1パック、白ワイン1/4カップを入れて軽く炒め、ブイヨン2.5カップを加えて蓋をし、中火で10分煮込む。

【3】火を止めて市販のカレールーを4人分を加えしっかり混ぜる。

 トマトの酸味が突出しないよう水分を飛ばし、うまみと甘みをしっかり溶けこませるのが、おいしく作るコツだ。

※女性セブン2013年9月5日号

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