老け顔に見えてしまう「ほうれい線」。スキンケアと生活習慣でも予防ができるという。フェイスワークスタジオ「ミッショナリー」で、“しわ・たるみの予防解消”を中心としたサービス・商品開発を行い、述べ16万人の女性に表情筋トレーニングを提供している鳴海えなさんに、その方法を聞いた。
まずは、クレンジングと洗顔の仕方から。
「強くこすりすぎると肌が硬くなってしまうので、顔の中心から外方向に向かって、優しく洗いましょう。きちんとクレンジング剤を肌になじませてください。使うクレンジング剤はとにかくたっぷり五百円玉くらいの大きさでこんもりと。エステに行って肌がきれいになるのは、クレンジング剤の量が多いからです」
次に化粧水の使い方について。
「コットンに化粧水を含めてコットンパックをして角質を柔らかくしてから、もう一度化粧水をつけるのがおすすめ。化粧水をつけたら両手でそっと肌をつつみ、化粧水を浸透させましょう。肌がいい状態は、お餅のように柔らかい状態のこと。手のひらに吸いつくような肌を目指しましょう。そうすれば、ほうれい線は目立たないはずです」
最後に生活習慣について聞いた。
「猫背はよくありません。正しい姿勢を心がけましょう。肩甲骨からしっかりと背筋を伸ばして。肩を前から後ろに回してストンと落とすと、まっすぐな姿勢になるはずです。肩甲骨は首、頭と繋がっていますので、肩甲骨が柔軟だと皮膚が後ろに動き、皮膚を引っ張るので、ほうれい線が深くなりにくいのです」
※女性セブン2015年4月30日号