◆LINEスタンプの代わりにエフェクトに夢中?

 元々10代の子たちは、アプリやサービスもすぐに飽きて新しいものに飛びつく傾向にある。特に、保護者や教員など親世代が利用し始めると親世代にやり取りを見られたくないと感じ、「ダサい」と感じて他のサービスに移ってきた。海外ではFacebookがまさにこれに当たる。

 メールや電話の代わりになり、リアルタイムにやり取りできる点がウケてLINEの利用は広がった。ところが、今や無料通話ができるサービスは拡大しており、FacebookやSNOWなどでも可能だ。また、元々メッセージのやりとりができるサービスとしてTwitterが10代に広く普及している。若者たちにとっては、スタンプ送信がセットのようになっているLINEより、基本テキストのみで送れるTwitterの方が気楽という面もあるのかもしれない。

 また、SNOWやLINE、B612などのエフェクトを使うと、自撮り写真を盛って楽しめる。美肌やハイライト効果、自動的にネコ耳を生やしたり王冠をかぶせるなどのエフェクトで盛った写真は、LINEやInstagram、Twitterなどで投稿することもできる。また、エフェクト付きでInstagramストーリーズなどを動画で撮って投稿することも流行している。最近は、スタンプよりもこのようなエフェクトを使った写真や動画のコミュニケーションに夢中になっているようだ。

 複数のSNSで友人とつながっている高校生以上の子どもたちにとって、LINEスタンプは必ずしもコミュニケーション上必須のものではなくなりつつあるのかも。

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