国内

発行物に顔写真なし、連絡網は厳重管理 変わる学校での個人情報

(写真/イメージ)

令和の学校はさまがわり(写真/イメージ)

 時代とともに変化していくのが学校というもの。親世代と子供世代では、学校に関する常識もまったく異なるケースも多いのだ。そこで、昭和時代の小・中学校と令和時代の小・中学校を比較しつつ、現代の学び舎の常識を紹介する。

◆登下校の名札なし

 連れ去り等の犯罪を防ぐため、名札を外して登下校させる小学校がほとんど。

「名札をつけずに登校して学校に着いてから名札を着用します。うっかりつけたまま下校することのないよう、帰りの会で名札を回収しています」(小学校教諭A)

◆顔がわかる写真は発行物に掲載しない

 プライバシーの保護と悪用を防ぐため、はっきり顔がわかる写真の取り扱いは極めて慎重に行う。

「年度初めの保護者会で、学年だよりやホームページに写真を掲載していいかどうか、署名をもらいます。そしてもし発行物に写真を掲載する場合は、“NG”の児童が写っていないかを、担任、学年主任、管理職……と、二重三重にチェックを行っています」(小学校教諭B)

◆あだ名禁止、名前はさん付け

 男女問わず、名前はさん付け。いじめ予防のためにも、あだ名や呼び捨ては禁止されている。
「先生があだ名で呼ぶことはなくなりましたが、子供同士ではあだ名で呼び合っているようです。でもそれでいじめがなくなるかは疑問」(小3保護者)
「部活動では呼び捨てにされています。さん付けだとしっくりこないからいいんですが(苦笑)」(中1保護者)

関連記事

トピックス

被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
1980年にフジテレビに入社した山村美智さんが新人時代を振り返る
元フジテレビ・山村美智さんが振り返る新人アナウンサー社員時代 「雨」と「飴」の発音で苦労、同期には黒岩祐治・神奈川県知事も
週刊ポスト
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
【視聴率『愛の不時着』超え】韓国で大ヒット『涙の女王』 余命宣告、記憶喪失、復讐など“韓国ドラマの王道”のオンパレード、 華やかな衣装にも注目
【視聴率『愛の不時着』超え】韓国で大ヒット『涙の女王』 余命宣告、記憶喪失、復讐など“韓国ドラマの王道”のオンパレード、 華やかな衣装にも注目
女性セブン
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
タイトルを狙うライバルたちが続々登場(共同通信社)
藤井聡太八冠に闘志を燃やす同世代棋士たちの包囲網 「大泣きさせた因縁の同級生」「宣戦布告した最年少プロ棋士」…“逆襲”に沸く将棋界
女性セブン