『星の王子ニューヨークへ行く』(1988年)
「主人公が当時の大スター、エディ・マーフィーなのですが、俳優の魅力頼りにならず、脚本自体が秀逸なんです。王子様が庶民に扮してニューヨークで過ごすわけですが、育ってきた環境の違いによる価値観のズレをうまく笑いに落とし込んでいる。小学生の頃に何度も見ましたが、いま見てもコメディーとして色あせない魅力があります」
【あらすじ】
ザムンダ王国のアキーム王子(エディ・マーフィー)は、国王が決めた婚約者ではなく自分で花嫁を探したいとニューヨークへ旅立つ。1人4役をこなすエディの演技も必見!
取材・文/桜田容子
※女性セブン2021年9月30日・10月7日号