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俳優・升毅が伝授する「きくらげ卵炒め」若かりし劇団員時代の“安ウマ”な思い出

こりこり歯応えをふわふわっと包み込む「きくらげ卵炒め」

こりこり歯応えをふわふわっと包み込む「きくらげ卵炒め」

 料理好きの俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催しているという。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で、劇団員時代の思い出の味を再現。そのおいしさを語る。

「若かりし劇団員時代の行きつけが、安くて美味しくてボリュームたっぷりの中華屋さん。そこでこの炒め物を食べたところ気に入り、自分でも作るようになりました。6~9月が旬の生きくらげを使いましたが、乾燥きくらげでもOK。炒めるだけと簡単ですが、食感の違いを楽しめるのが魅力です。卵は先に炒めておき最後に戻し入れると、ふわっふわに仕上がります」(升)

 以下で、升のきくらげ卵炒めのレシピも紹介したい。

こりこり歯応えをふわふわっと包み込む「きくらげ卵炒め」

■材料(2人分)

卵…3個
ごま油…大さじ2+1
きくらげ(生)…1パック(約70g)
たまねぎ…1/2コ
トマト…1コ
A[塩…1つまみ、こしょう…適宜、チューブのにんにく…小さじ2、チューブのしょうが…小さじ2、鶏ガラスープの素…2つまみ、酒…大さじ1、しょうゆ…小さじ1]

■作り方

【1】フライパンにごま油大さじ2を強火で熱し、溶き卵を一気に流し入れる。大きめの炒り卵を作り、皿にとる。

大きめの炒り卵を作り、皿にとる

大きめの炒り卵を作り、皿にとる

【2】きくらげは石突きをとり、食べやすい大きさに切る。たまねぎは1cm幅のくし切りに、トマトはヘタを切り落として切り口の白い筋に沿ってくし切りにする。

トマトはヘタを切り落として切り口の白い筋に沿ってくし切りにする

トマトはヘタを切り落として切り口の白い筋に沿ってくし切りにする

【3】フライパンにごま油大さじ1を熱し、たまねぎ、きくらげを中火で炒め、[A]を順に加える。

【4】トマトを加え火が通ったら、(1)の卵を戻し入れ、さっと炒め合わせて完成。

【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ。東京都出身。近畿大学在学中に演劇を始め、1985年に演劇ユニット「賣名行為」を 結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰した。1995年に上京し、映画『八重子のハミング』(2017年)など出演作多数。

YouTubeで動画公開中。
https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ

撮影/阿部吉泰

※週刊ポスト2022年7月1日号

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