赤ちゃんの名前は現時点では非公表だという。
「隠すつもりはなかったんですが、やっぱりネットの反響が怖いのもあるし、もう少し様子を見てからにしようかなと。僕は、男の子と分かった段階で『紀左衛門ジュニア』と付けようと思ったんですが、絵莉と娘に却下されました(笑い)」
昨年、若年性の白内障と診断されてから第一線からは退いているが、才賀はK-1などを中心に活躍する格闘家。幼少時は空手に明け暮れ、漫画『空手小公子 小日向海流』の著者・馬場康誌氏から「ナニワの空手小公子」というニックネームも授かった。
「自分で言うのもなんですが、僕、教えるのもプロなんです。空手は小学生の時から教える側に回って、中学の時はアルバイト代をもらって指導していたほど。今も知人や後輩を直接教えたり、Zoomを使ったパーソナルトレーニングをやったりしていますが、強くしてって言われたら誰でも強くする自信はありますね。追い込んで追い込んで限界を突破させるんです。
実は今もある人をビシビシ鍛えているんですが、これからはトレーナーとして強い選手を育て、大きな舞台に送り出すようなこともしていきたいですね」
誕生したばかりのジュニアにも格闘技を教えるのだろうか。
「もちろん、いつかは基本から教えたいけど、プロを目指すかどうかは本人次第。それでも、最低でも護身術は覚えてほしいし、何かの運動は絶対にやってほしい。前妻との子供たちも、サッカーをずっと一生懸命やってます。
赤ちゃんって、指先や足先の感覚が優れているっていうじゃないですか。それで今のうちから足の裏をちょこちょこして刺激したり、引っ張ったりすると、日に日に反応が早くなっていくのが分かって、成長を実感できるんです。小学生の娘もすごく身軽で、バク転したり、くるくる飛び回ってすごいですよ。子供の可能性は無限大です」